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中国電力協賛「夢の教室」2021年度授業終了
2021年12月23日
JFAこころのプロジェクトの支援企業である中国電力株式会社の協賛で「夢の教室」オンラインを、10月11日に鳥取県倉吉市立成徳小学校からスタートし11月22日山口県山口市の小郡小学校の授業で予定していた全日程を終了しました。
今回の取り組みは、中国電力が2021年5月に創立70周年を迎えこれを機に、地域の皆さまへ感謝の意を表すため、未来を担う子どもたちを対象とした行事を模索していたところ、「笑顔・夢・環境」をテーマとした「夢の教室」に出会い、活動目的である「夢を持つことや、その夢に向かって努力すること」「仲間と協力すること」の大切さを伝えるJFAこころのプロジェクトの取り組みに賛同いただき今年度「中国電力創立70周年記念事業」の一環として、中国地方5県(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県)で実施しました。
「夢の教室」を実施した各学校では、中国電力陸上部でアテネオリンピック男子マラソン5位入賞したマラソンの油谷繁さんが、「走りの教室」としてオンラインではなく現地で、走ることの楽しさなどを直接子どもたちに伝えました。
中国電力株式会社コメント
今井均 様(岡山支社 広報グループ マネージャー)
岡山県倉敷市立倉敷西小学校で行われた授業は,ボブスレーの選手として2大会連続でオリンピックに出場した桧野真奈美先生に元気いっぱいに対応していただきました。小学校から始めたスピードスケートでは大きな怪我を繰り返し何度も挫折しそうになったものの、目標を持って練習し、全国大会で上位入賞したことなど、その時の心境を交えて語っていただきました。
ボブスレーは危険と隣り合わせな競技で、19歳からでないと始められないことにも驚かされました。競技を知らない児童も多くいましたが、オリンピック出場時のスピード感のある映像に一気に引き込まれていきました。
日々の少しの努力の積み重ねや、それを継続することの大切さを聞いた子どもたちにとって、今回の経験が今後に少しでも役立つことになればと願っています。
田中康義 様(地域共創本部 広報部長)
広島県三原市田浦小学校で行われた「夢の教室」では、水泳選手としてワールドカップでも活躍した奥出泰史先生に元気いっぱいに対応していただき、厳しい練習で努力したものの結果が伴わず幾度となくやめようと思ったことなど、その時々の感情や行動を分かりやすくお話いただきました。何度か挑戦した日本選手権で初めて優勝した時のレース映像が流れ、児童が手を叩いて応援する姿に感動を覚えました。
厳しく言ってくれる人は味方で自分の成長には欠かせない存在であることを聞かされた子どもたちにとって、今回の経験が今後に少しでも役立つことになればと願っています。
川本修司 様(島根支社 副支社長)
島根県安来市立社日小学校で行われた授業では、ハンドボール日本代表のキャプテンとしても活躍された東俊介先生から夢に向かって諦めずに努力することの大切さを、ご自身のこれまでの経験を基に熱くお話いただきました。
子どもたちは先生の話をしっかりと聞き、自分の夢をシートに記入していました。
夢は大きく持つこと、また結果的に実現できなくても、努力で得たものは必ず何かの役に立つことなどを聞いた子どもたち。今回の経験でどんな夢を実現していってくれるか楽しみにしています。
山本太史 様(山口支社 広報グループ マネージャー)
山口県山口市立小郡小学校で行われた「夢の教室」ではトレイルランナーとして、現在も世界を駆け巡って活躍中の鏑木毅先生に社会人になってから始めたトレイルランニングが人生の転機となったことや、これまでに味わった多くの挫折など、ご自身の経験をお話いただき、子どもたちに人生を通して打ち込める夢を見つけることの大切さを伝えていただきました。子どもたちにとって、今回の経験が今後に少しでも役立つことになればと願っています。