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田嶋JFA会長が熊本地震の被災地を訪問
2016年04月23日
田嶋幸三JFA会長は4月22日(金)、平成28年熊本地震で大きな被害を受けた地域のうち、熊本県大津町、菊陽町、益城町、嘉島町、熊本市、宇城市を訪問しました。
大津町、菊陽町では、大津高校や菊陽中学校などを訪問し、育成年代の指導者から地域の現状報告を受け、所属する学校の校長にお見舞いの言葉を伝えました。益城町では、避難所の屋外で生活を続けている益城町サッカー協会の水口浩介会長を訪問し、同じ場所で生活しているロアッソ熊本の畑実選手、森川泰臣選手を激励しました。続いて訪れた嘉島町では、荒木泰臣町長と会談。その後、町内のフットサル施設でロアッソ熊本の選手が子ども達を対象に、地域サッカー協会などからの要請を受けて行ったフットサル交流を視察しました。熊本市では、熊本県サッカー協会で事務局の現状を確認した後、熊本県庁、ロアッソ熊本、県協会の田川憲生会長を訪問。田嶋会長は、復興支援はもちろんのこと、熊本県サッカー協会と連携してサッカーファミリーに対して最大限支援していくことを伝えました。宇城市では、守田憲史市長を訪問。市の災害対応について話を聞き、最後にJFAアカデミー熊本宇城を訪問しました。
コメント
守田憲史 宇城市長
宇城市では、いまなお5,000人以上が避難し、1日2万食の食事を提供しています。全国からは、多くの支援が寄せられています。19日には、JFAアカデミー熊本宇城の卒業生、中山尚英さんが多くの方々から集めた救援物資を宮崎県からトラックで市役所に届けてくれました。そこにいた職員がみんな涙を流しながら喜びました。
水口浩介 益城町サッカー協会会長
サッカーファミリーの皆さんからのとても早い対応に、心から感謝しています。田嶋会長には益城町に来ていただき、益城ルネサンス熊本FCにも会っていただきました。今後のことを考える余裕がないのが正直なところです。熊本県サッカー協会の社会人委員長も務めていますが、天皇杯や全国社会人選手権大会の予選にあたる大会、九州リーグ、県リーグが開催できるかどうかも心配です。今後も踏ん張らないといけないですし、少しずつ光を見つけていきたいと思います。
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