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JFAこころのプロジェクト 日本空港ビルデング株式会社協賛による「夢の教室」を実施
2019年03月18日
JFAこころのプロジェクトは2月12日(火)東京都大田区で、日本空港ビルデング株式会社協賛による「夢の教室」を開催しました。同社は2014年よりJFAこころのプロジェクトへご支援いただいており、今回が初の冠授業実施です。夢先生には大山加奈さん(元バレーボール全日本女子)を迎え、日本空港ビルデング本社近隣の小学校である大田区立羽田小学校の5年生2クラスに「夢の教室」を届けることができました。
コメント
大熊聡子 さん(日本空港ビルデング株式会社 総務課)
当社は、これまでも地域におけるゴミ拾い大会や夏祭りなどの行事に参加して参りましたが、教育面でも何か地域に貢献できることはないかと考え、今回初めて地元大田区の小学校で「夢の教室」の冠授業を開催することとなりました。各界の第一線で活躍してきた夢先生のお話は、「夢」をもつことの大切さ、夢を叶えるために努力する姿勢、挫折から這い上がってきた経験等、大人が聞いても勉強になることが多く、真剣に授業に取り組み、それぞれの「夢」や「得意なこと」を再確認できたことは、子ども達にとって大変有意義な体験であったと思います。
今後も関係各所のご協力をいただきながら、「夢の教室」を通じて子ども達に夢や希望を届ける取り組みを継続して参りたい思います。
大山加奈 さん(元バレーボール全日本女子)
私は、「オリンピックでメダルを獲る」という夢は叶えることができませんでした。故に私の人生経験からは、「夢は必ず叶うものです」とは伝えてあげることができません。ただし、夢を目指す過程で育まれる心身の成長、そして大切な仲間たちの存在が、人生においてかけがえのない財産になることを、バレーボールを通じて学びました。私はその素晴らしさを子どもたちに伝えています。元気で素直な羽田小学校の皆さんですから、きっと今回の「夢の教室」で経験したことを糧にして、豊かな人生を歩んでいただけると信じています。これからもJFAこころのプロジェクト「夢の教室」がより一層全国へと拡がり、夢に向かって一歩踏み出し、豊かな人生を切り拓く子どもが増えていくことを願っています。
鈴木勉 先生(大田区立羽田小学校5年1組 担任)
普段、子ども達に「夢」について聞いてもなかなか答えられない子ですが、今回の「夢の教室」に参加した子ども達の様子を見て、改めて子ども達の中には夢があるけども、なかなかそれを口にすることができていないんだということを痛感しました。加奈先生の一言一言が絵空事でなく、夢先生が実際に体験した挫折についてもお話しいただいたことで、夢の実現は簡単なことではない、しかし、そこに向けて一歩一歩歩んでいくことが大事なんだということを子ども達はしっかりと受け止めてくれたと思います。
私自身もそんな子ども達を今回お話しいただいた加奈先生同様にしっかりと応援していきたいと思います。改めて、このような貴重な機会を与えていただいたことに感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
JFAこころのプロジェクト
様々な競技の現役/OB/OGのスポーツ選手などを「夢先生」として学校へ派遣し、「夢を持つことやその夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などをゲームと夢先生の体験談を通じて子どもたちに伝えています。
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