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TOYO TIRE株式会社による初の「夢の教室」オンラインを開催
2021年01月28日
JFAこころのプロジェクトは1月20日(水)、21日(木)の2日間、TOYO TIRE株式会社の支援による「夢の教室」オンラインを、同社の本社がある兵庫県伊丹市の南小学校で開催しました。同社は2019年よりこころのプロジェクトの支援をスタートし、今回が初の「夢の教室」冠授業開催となります。
夢先生にはBMXレーサーとして北京オリンピックなどで活躍された阪本章史さん、アテネオリンピック競泳金メダリストの柴田亜衣さん、元プロサッカー選手でスペインでもプレーした安永聡太郎さんが登壇しました。TOYO TIREの社員の皆さんもオンラインで見守る中、伊丹市立南小学校の5年生5クラスの児童にそれぞれが「夢を持つことやそれに向かって努力することの大切さ」を伝えました。
初日の2クラスを担当した阪本章史さんは、自身が設立したBMXレーシングチーム「Team GAN TRIGGER」をTOYO TIREが支援しているという縁があったことから登壇が実現。従来の「夢の教室」であれば、競技用の自転車を使って実際に学校の体育館でジャンプを披露するのですが、今回はオンラインということで様々な写真を使って競技やご自身について語ってくれました。
波乱万丈の話を聞いた上で、子どもたち自身も自分の夢や好きなこと、得意なことについて考え、夢シートに記入。「歌手になりたい」「プロサッカー選手になって活躍したい」「コピーライターになりたい」など、授業の最後には多くの子が自分の夢を発表してくれました。
夢先生コメント
阪本章史 さん(元BMXレーサー)
新型コロナウイルスの影響で子どもたちのもとへ出向くことができない中で、TOYO TIREさんをはじめ教育委員会、学校関係者、JFAスタッフの皆様のおかげでこうして「夢の教室」を実施することができ、夢先生を務めさせていただけたことに大変感謝しております。
本来ならば、子どもたちと一緒にゲームの時間を通じお互いの気持ちや想いを”伝え”合い、関係性を構築した上で教室でのトークの時間に入って話を聞いてもらえると、より子どもたちに届きやすいのかなと思っていたのですが、オンライン授業の形式でも子どもたちはこの機会をしっかりと楽しみ、真剣に話を聞いてくれて、そしてそれぞれの夢を”伝え”、今できることを本気で取り組んでくれているその姿勢に、夢や目標に向かう大きなパワーを感じました。
今回の経験を自信に繋げてもらい、それぞれの夢、目標に向かって進んで行ってほしいと思います。
担任の先生コメント
伊丹市立南小学校 5年担任一同
「夢の教室」の時間、子どもたちからは「話を真剣に聞く姿」「将来のことについて考える姿」などが見られました。これは夢先生が、ご自身の体験談を入れながら、「夢や目標を持つことの大切さ」を、とても分かりやすく熱心にお話しいただいたからだと思います。また、ネットで夢先生と子どもたちとを繋いでいる時間の後も、子どもたちは夢シートを、時間をかけて仕上げる姿が見られました。なかなか体験することのできない貴重なお時間を設けていただきありがとうございました。これからも、今回の授業のことをふり返りながら、夢や目標を持つことの大切さを考えていけたらと思っています。
支援企業コメント
北川治彦 様(TOYO TIRE株式会社 経営基盤本部長)
TOYO TIREグループは、スポーツやアスリートへのサポートを通して、選手たちの「挑み続ける力」を学びとし、自らの原動力としています。コロナ禍の先が見通せない状況下で、夢先生から「夢を持つことやその夢に向かって努力することの大切さ」を学んだ児童たちには、この経験を原動力に、それぞれの夢を大切にして決して諦めず、力強く進んでいってほしいと願っています。
また、今回の「夢の教室」は、本社社屋を構える伊丹市で開催させていただきました。当社は、「人と社会に思いやりと感謝の心を持ち、誠意を込めて力を尽くす」ことを理念のひとつとして掲げ、当社を支えてくださる地域社会へ貢献するべく、取り組んでまいりました。
当社はこれからもJFAこころのプロジェクトを応援するとともに、地域への貢献活動を実施していきます。
JFAこころのプロジェクト
様々な競技の現役/OB/OGのスポーツ選手などを「夢先生」として学校へ派遣し、「夢を持つことやその夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などをゲームと夢先生の体験談を通じて子どもたちに伝えています。
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