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JFAこころのプロジェクト 東京地下鉄株式会社協賛「夢の教室」オンラインを開催(1月)
2021年02月09日
JFAこころのプロジェクトでは、1月に、支援企業・東京地下鉄株式会社(東京メトロ)協賛による「夢の教室」のオンライン授業を東京メトロ東西線沿線江東区の小学校2校の5年生計5クラスで開催しました。
1校目の江東区立第三砂町小学校では5年生3クラスの授業に元プロサッカー選手の下村東美さんと川邉隆弥さんが登壇し、2校目の江東区立南砂小学校での授業には元競泳選手で北京オリンピック銅メダリストの宮下純一さんが登壇しました。
1月29日(金)に登壇した宮下純一さんの授業では少し電波が不安定になる場面もありましたが、みやじゅん先生(宮下さん)は難なく対応し、積極的に子どもたちとコミュニケーションをとりながら授業を進めてくれました。
みやじゅん先生が幼い頃に水泳を始めた意外な「きっかけ」や、中学時代、夢に向かう中で全国大会に出場できるようになったにもかかわらず芽生えた私生活の悩みの話など、思わず引き込まれるような話題で、子どもたちは最後まで興味津々で聞いてくれていました。
夢先生コメント
宮下純一 さん(元競泳選手)
コロナ禍で直接触れ合うことのできないこの時期に、東京メトロさんをはじめ、教育委員会・学校関係者・スタッフの皆様の想いのおかげで「夢の教室」を開催することができたことに本当に感謝しております。
また、夢先生として子どもたちと顔を合わせることができて、とても幸せでした。通常の「夢の教室」とは異なり「ゲームの時間」で子どもたちとの距離を縮めることができない為、「トークの時間」のみでみんなに楽しんでもらえるよう写真やちょっとしたアイテムを使い、オンラインならではの工夫をしてみました。オンライン授業ではお互い画面越しでのやりとりの為、タイムラグがあったり、声が聞き取りづらいときもあったりしましたが、子どもたちは身振り手振りのジェスチャーで表現してくれて、新しい授業の形にも対応してくれました。このような時期だからこそ、子どもたちには自分の夢に向け、前向きな想いをもって行動していってほしいと思います。
担任の先生コメント
池滝何也 先生(江東区立南砂小学校5年担任)
夢先生の授業は、大変わかりやすく、面白く、子どもたちのためになる学習でした。Zoomによる授業ということで接続面など不安に感じる部分もありましたが、事前の打ち合わせや当日子どもたちとアイスブレイクをしながら映像や音声を確認していただくなど、非常にスムーズに学習を始めることができました。
授業では宮下純一選手が小さかった時は水が嫌いだったということからお話いただき、「感情の折れ線グラフ(=夢曲線)」を通じてメダリストになるまでのことをお話いただきました。宮下選手の感情の折れ線グラフに合わせて子どもたちの気持ちもメリハリがつき、「おーっ!」「えーっ!」と感情を素直に表現し、実際にお会いできないなかでも楽しくお話を伺うことができました。
実際にメダルを見せていただいたり、子どもたちの夢の発表を聞いてくれたり、コロナ禍ではありますが非常に得がたい貴重な経験をさせていただきました。授業後の夢シートにも子どもたちがスペースいっぱいに学んだことや気持ちを表現していました。この後、夢シートにメッセージを書いて送ってくださるということで、子どもたちもとても楽しみにしています。
子どもたちも毎日の学校生活の中で、宮下選手が教えてくれた「チャレンジ・チェンジ・チャンス」を意識し、夢に向かって少しずつ成長してくれることと思います。
宮下選手を始め、スタッフの皆様、東京メトロの皆様、本当に貴重な時間をありがとうございました。
JFAこころのプロジェクト
様々な競技の現役/OB/OGのスポーツ選手などを「夢先生」として学校へ派遣し、「夢を持つことやその夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などをゲームと夢先生の体験談を通じて子どもたちに伝えています。
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