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JFAこころのプロジェクト auじぶん銀行協賛「夢の教室」2020年度の授業を終了
2021年03月16日
JFAこころのプロジェクトは、auじぶん銀行株式会社の協賛を受け3月8日(月)と9日(火)に、東大阪市立英田南小学校3クラスで「夢の教室」のオンライン授業を実施しました。また、同社協賛による授業は2020年11月に続き2回目で、今回も前回同様に代表取締役社長・臼井朋貴氏が登壇しての特別授業「お金の授業(金融教室)」も併せて行われました。
初日となった8日の5年3組の「夢の教室」に登壇したのは、2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロオリンピックの200mバタフライで2大会連続銅メダルを獲得した星奈津美さん。夢を叶えるまでに自身に起こった辛いことや苦しいことを、どうやって、誰のおかげで乗り越えることができたのか?夢曲線とパネルを使いながらカメラの向こう側にいる子どもたちに語りかけました。
午前の「夢の教室」を終えると午後は、auじぶん銀行による「お金の授業」を実施しました。授業は、お金にまつわる昔話の映像や通貨の仕組みの話を交えながら行われ、臼井社長の話を聞いた子どもたちは、ワークシートを記入しグループワークを行いました。
2020年度の協賛授業最終日となった9日は、「フジカキペア」で出場したロンドンオリンピック バドミントンダブルスで銀メダルを獲得した藤井瑞希さんが登壇。自身が競技を始めたきかっけや、ライバルが出現し、そこから夢を叶えるまでの話を、写真やパネルなどを使いながらわかりやすく、熱く語ってくれました。子どもたちは、授業中も藤井先生の熱い思いと楽しい授業にどんどん引き込まれ、授業の終わりには自分たちの夢を元気よく発表してくれました。
夢先生コメント
藤井瑞希 さん(元バドミントン日本代表)
今回auじぶん銀行による「夢の教室」で、東大阪市立英田南小学校の夢先生を務めさせていただきました。新型コロナウイルスの影響で、直接子どもたちと会えなくなり残念な部分もありますが、リモートで画面越しだとしても自分の想いがしっかり届くよう準備して授業に臨むことを心がけています。私は授業中子どもたちとのやり取りをたくさんします。そうすることによって、たくさん発言してくれる子の様子やクラスの雰囲気をみるようにしていますが、今回の英田南小学校の2クラスは私の問いかけに対して積極的に発言してくれたので、とても授業を進めやすかったです。そして、毎回思いますが先生として登壇するからには、子どもたちに胸を張って「夢を持つことの素晴らしさ」を伝えていけるように、子どもたちに負けないように私も頑張っていこうと思いました。
担任の先生コメント
5年生担任(東大阪市立英田南小学校)
この度は、「夢の教室」および「お金の授業」をしていただき、ありがとうございました。星奈津美先生、藤井瑞希先生のお話を伺うことで、子どもたちは遠いオリンピックのことを身近に感じることができました。一人一人、胸に秘めている夢を具体的な目標として捉え、現在の自分の立ち位置から見つめなおすことができたようです。夢の実現のために今、自分がどうしたらよいのかを考え、行動に移してくれたらと願います。
「金融教室」では、自分たちの生活に結び付けてお金のことを考えられました。ワークシートの「何か困ったことはありませんか?」という問いに対しては、お金について経済的に困っていることと捉えている子どもが何人かいて、「困っていることはない…」というつぶやきが聞こえました。身近でありながら、普段、学校では立ち止まって考える機会の少ないお金について学習する機会があり、よかったです。
子どもたちは、オリンピアンのサインをとても楽しみにしている様子でした。このような貴重な機会をいただき、ありがとうございました。お世話になりました方々に、どうぞよろしくお伝えください。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
支援企業コメント
臼井朋貴 様(auじぶん銀行株式会社 代表取締役社長)
この度、第2回「夢の教室」を、東大阪市立英田南小学校にてオンライン開催をすることができました。今回は5年生の3クラス向けに開催とのことで、より多くの生徒の皆さんに「夢を持つことの素晴らしさ」「それに向かって努力することの大切さ」をお伝えする良い機会となったのではないかと思っています。ご協力いただきました担任の先生の皆さん、夢先生の星奈津美さん、藤井瑞希さん、日本サッカー協会の皆さん、本当にありがとうございました。
また、わたくしどもauじぶん銀行は、子ども向け金融教育の一環として「お金の授業」を開催させていただきました。欧米に比べ、日本ではまだ浸透していない子ども向けの金融教育ですが、普段なかなか考えることのない「お金」について学ぶ時間が、生徒の皆さんの金融への興味に繋がり、人生100年時代を豊かに生き抜くためのヒントとなることを願っております。
JFAこころのプロジェクト
様々な競技の現役/OB/OGのスポーツ選手などを「夢先生」として学校へ派遣し、「夢を持つことやその夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などをゲームと夢先生の体験談を通じて子どもたちに伝えています。
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