JFAこころのプロジェクトは3月15日(月)から17日(水)の3日間で、佐藤工業株式会社の支援による「夢の教室」オンラインを、同社名古屋支店にて新校舎の建設工事を請け負った御前崎市立浜岡中学校で開催しました。

夢先生には元プロサッカー選手の山田隆裕さん、元マラソン選手で世界陸上メダリストの千葉真子さん、元キックボクサーでWPMF世界女子ミニフライ級王者など多くの世界王座を獲得した神村エリカさんが登壇。佐藤工業作業所の皆さんも見守る中、中学2年生5クラスの生徒に、それぞれが「夢を持つことやそれに向かって努力することの大切さ」を伝えました。

昨年1月に続き2年連続の開催となった同校での授業は、3月6日(土)に落成式を終えたばかりの新校舎での開催となりました。まっさらな教室で授業を受けた子どもたちは、「トークの時間」で画面越しに夢先生の話に真剣に耳を傾け、「夢シート」にも真剣に向き合い、授業中にたくさんメモ書きをしてくれる子もいました。

夢や目標、夢先生へのメッセージが書かれた「夢シート」は、夢先生が一人ひとりにメッセージを書いて学校へお返しする予定です。

学校コメント

板倉 康弘 教頭先生（御前崎市立浜岡中学校）
昨年度に引き続き、佐藤工業様のご配慮により「夢の教室」を開催いただきありがとうございました。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、直接講師の先生方にお会いすることはできませんでした。しかし、オンラインを通じて各講師の先生方の熱い思いや、夢をつかむまでの苦労などをお聞きし、改めて「夢を持つこと」、そして、「あきらめずに努力すること」の大切さを確認できました。子どもたちのあの食い入るように画面を見つめていた目の輝きから、本物のアスリートの偉大さを実感できました。　これから、子どもたちを取り巻く環境はさらに厳しさを増していきます。しかし、どんな世の中が来ようと今回の「夢の教室」で学んだことを糧に、夢をもって前進するたくましい人間へと成長してくれると確信しています。

支援企業コメント

廣橋 亙 様（佐藤工業株式会社 執行役員名古屋支店長）
当社が浜岡中学校で「夢の教室」を提供させていただくのは、昨年に続き2回目となります。また今年は当社が施工し、竣工したばかりの新校舎での開催となり、大変うれしく思っています。今回は残念ながらオンライン授業となりましたが、私も視聴させていただきました。まずは夢先生のお話ですが、恵まれた環境とは言えない状況で、転機となる出会いをきっかけに、挫折、困難を乗り越え、決して夢をあきらめずに努力したことが、夢の実現に繋がったとのことで、とても感銘を受けました。
そして、生徒の皆さんの夢の発表を聴きました。夢のある人、まだない人、さまざまですが、少なくとも将来どんな大人になりたいかという考えは、みな持っているようでした。中学2年生とは思えないような立派な夢、思いを聞くことが出来ました。何よりすばらしいのが、生徒全員の夢シートに夢先生がコメントを書いてくれることです。これから生徒の皆さんには多くの出会いが待っています。夢シートに書いた思いを胸に、夢の実現に向けて頑張ってください。心から応援しています。
新校舎のコンセプトは、「未来へ、夢と希望が輝く新・浜岡中学校」です。この学校で、「夢の教室」を開催できたことに、夢先生はじめ関係者の皆様、そして浜岡中学校の先生方に感謝申し上げるとともに、当社はこれからも「JFAこころのプロジェクト」を支援していきます。

JFAこころのプロジェクト

様々な競技の現役/OB/OGのスポーツ選手などを「夢先生」として学校へ派遣し、「夢を持つことやその夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などをゲームと夢先生の体験談を通じて子どもたちに伝えています。
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