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埼玉県白岡市南小学校で夢の教室オンラインを実施

2021年10月08日

埼玉県白岡市南小学校で夢の教室オンラインを実施

JFAこころのプロジェクトは、9月29日(水)と30日(木)に埼玉県白岡市立南小学校の5年生3クラスで「夢の教室」オンラインを実施しました。
白岡市では2017年から小学5年生を対象にこれまで6校56回、1,794人の児童たちに「夢の教室」を届けてきました。
今回登壇したのは元ラグビートップリーグ選手の西山淳哉さんと、元アルティメット日本代表選手・監督の森友紀さん。お二人とも白岡市では初めての登壇となりました。
ご自身の体験談から、西山さんは「努力することの大切さ」を、森さんは「夢を描いてニヤニヤしてください」と子どもたちに伝えました。
子どもたちは元気いっぱいな中にもしっかりと夢シートに向き合って自分の夢を書き、多くの子どもたちがその夢を発表してくれました。

夢先生コメント

森友紀 さん(元アルティメット日本代表選手・監督)
今回は埼玉県白岡市立南小学校のみんなとの授業でした。
オンライン授業は、序盤でみんなとの距離を縮められるか毎回ドキドキしますが、今回は「出会いの時間」でのゲームを通してみんなと掛け合いができ、クラスの様子も感じることができたので、とてもスムーズに授業に入れました。
実際に教室に行くのと違いモニター越しに話をしますし、マクスを着用しているので正直一人ひとりの表情は分かりません。それでも、南小学校のみんなはうなずいてくれたり、拍手してくれたり、時には「おぉーーっ」と声をあげてくれたり!!マスク越しでも一生懸命聴いてくれている姿が伝わってきました。短い時間でしたが、私自身も楽しい時間を過ごすことができました。
南小学校5年2組、3組のみんな。夢を描いて、ニヤニヤしてください。ニヤニヤしてるだけだと怪しいので、楽しい気持ちをもって沢山のチャレンジをしてくださいね。応援しています。

自治体担当者コメント

櫻井政明 様(白岡市 総合政策部 企画政策課)
「夢」について、本気で考える。そんな授業を可能にしたのが、JFAこころのプロジェクト「夢の教室」です。先行きが不透明なコロナ禍の現在においても、子どもたちは未来に向けて明るく、たくましく成長しています。
将来の夢を持つ、見つけようとする子どもたちの姿に、夢先生は全力で背中を押してくれます。「君たちの夢を応援するよ」と声をかけ、どんな夢にも「いいね!」「すごいね!」と、子どもの目線に立って応援してくれる夢先生の姿は、この授業に参加している子どもたち全員が勇気を持ち、これからも自分の夢に向かって頑張ろうという気持ちを、改めて醸成するきっかけになったのではないかと思います。
新型コロナウイルス感染症の影響から、多くの学校イベントが中止を余儀なくされています。そんな中でも、当市では「学びを止めない」という強い思いから、夢の教室を中止にはせず、オンラインによる方法に代えてでも実施するという選択をしました。75分間の夢の教室が、子どもたちにとって、将来の何かの礎になってくれたら、大変すてきなことだと思います。
夢先生の授業を聴き、担当である私も、「目標を持って頑張らなくてはなぁ」と、気持ちを新たにさせていただきました。今後も、夢先生には、全国の多くの子どもたちの夢を応援し続けていただければと思います。ありがとうございました。

学校の先生コメント

秋葉慧子 先生
「夢の教室」を行うことを知らせると、歓声を上げて喜び、「アルティメット」を進んで調べるなどして楽しみにしていた子どもたち。森さんの優しい笑顔や明るい人柄に惹かれ、子どもたちは前のめりになって目を輝かせていました。授業が始まると子どもたちは、森さんの子ども時代の話や、失敗を恐れてチャレンジをやめた話に自分自身を重ねながら聞いていました。特に「失敗はチャレンジの先」、「小さな一歩が大切」という言葉に心をうたれていたようです。
普段から自分の夢を語ることに対して、少し恥ずかしさを感じていた子どもたち。夢があっても、どうしたらいいのか分からないし、どうせ無理だと諦める癖がついていたように感じていました。しかし、授業の最後には、堂々と自分の夢をみんなの前で発表する姿に、担任である私も感動しました。子どもたちには、これからの一日一日を大切に過ごしてほしいです。素敵な時間をありがとうございました。

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