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JFAこころのプロジェクト「夢の教室」 2023年度の授業がスタート
2023年05月12日
JFAこころのプロジェクトは、5月1日(月)岐阜県美濃加茂市立下米田小学校の授業から2023度の「夢の教室」をスタートしました。
今年度最初の授業に登壇したのは、元プロサッカー選手の川邉隆弥さんです。
今回は、休日明け朝一番の授業となったため、スタッフが子どもたちの反応に少し不安を感じていました。
スタッフの不安をよそに、体育館に夢先生が登場すると子どもたちは、元気いっぱいの歓声で盛り上がり、とてもいい雰囲気の中「ゲームの時間」がスタートしました。
続く教室で夢先生が、自身の経験をもとに夢について語る「トークの時間」でも、真剣に川邉さんのお話に聞き入る子どもたちの表情から、「今日の一日が良い経験となったのでは」と感じることができました。
授業を終えた川邉さんも、「あっという間の時間だった。楽しくてもっと子どもたちと一緒の時間を過ごしたかったと」と充実した表情を見せていたのが印象的でした。
今回は、美濃加茂市の藤井浩人市長にも下米田小学校に足を運んでいただき、「夢の教室」を視察いただきました。授業冒頭では、市長から子どもたちへメッセージを送って頂き、体育館での「ゲームの時間」にも参加。また、子どもたちのサポートなど積極的に「夢の教室」に関わっていただき、市長からも自然と笑顔が溢れていました。
「夢の教室」は、新型コロナウイルス感染拡大防止の為2020年度、2021年度すべての授業をオンラインで実施しました。昨年2022年度は、オンライン授業をメインとしながら、首都圏の一部で対面授業も実施し合計で1,547回(オンライン1,154回・対面393回)の「夢の教室」を開催しました。
今年度は約3年ぶりに対面授業を全面再開し、日本全国の自治体やプロジェクトの支援企業、学校と連携し、夢先生の皆さんとともに、子どもたちに「夢を持つことの大切さ」を伝えていきます。
夢先生コメント
川邉隆弥 さん(元プロサッカー選手)
「夢の教室」を対面で実施できた事を嬉しく思います。
今回、美濃加茂市立下米田小学校の子どもたちと直接出会えた事は、「偶然」では無く「必然」であると感じています。
授業中の子どもたちのキラキラ輝く視線と笑顔は、本当に素敵でした。
私自身は、小学校5年生の時にプロサッカー選手と直接出会えた事がきっかけで「プロサッカー選手になりたい」という夢を決めました。大人になった今も当時の情景を、鮮明に覚えています。
夢を叶えるために努力を続けられた事が私の自信になっていますし、今の私の生き方に大きく繋がっています。
これからも夢を持つ事の大切さを一人でも多くの子どもたちに伝えていきたいと思います。
みんなの夢が叶うように応援しています。
自治体関係者コメント
藤井浩人 市長(岐阜県美濃加茂市)
継続して美濃加茂市で「夢の教室」を開催して頂き、多くの卒業生や保護者の方から、日常では出会えない先生との一日は非常に良い経験と刺激になっているとお声を頂いております。
コロナ禍においてもリモート授業ではありましたが、同様に良い経験や刺激になったとお声を頂き心から感謝しております。
本日この日から再び対面での「夢の教室」をスタートすることができ、コロナ禍でさまざまな制限があり、貴重な体験を我慢する事になっていた子どもたちにとって、改めて夢先生と直接対話して触れ合う機会は忘れられないかけがえのない経験となります。
一人ひとりの子どもたちの感じ方は成長によってさまざまですが、夢先生たちの想いと声は美濃加茂市の子どもたちや保護者の皆さまに届いています。
これからもユメセンの活動が長く継続される事を期待しております。
そして「夢の教室」を受けた子どもたちが、夢先生となって美濃加茂市に帰ってくる事をこころから望んでおります。
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