JFAこころのプロジェクトは5月2日(火)、サムティ株式会社協賛による「夢の教室」を、福岡県福岡市立席田小学校の5年生2クラスを対象に実施しました。サムティ株式会社協賛による「夢の教室」は3年目となり、初めての対面実施となりました。

今回夢先生として登壇したのは、元新体操日本代表（フェアリージャパン）の坪井保菜美さんです。

授業はまず体育館での「ゲームの時間」からスタート。夢先生の坪井さんが、進行役を務めるアシスタントの呼び込みで登場すると、児童たちが大きな拍手と笑顔で迎えてくれました。

夢先生の自己紹介の後に、サムティ株式会社経営企画部IR室の三根様から児童たちに会社紹介の時間が有りました。その中で、サムティのCM紹介を行うと、児童たちからは「知ってる！」「見たことある！」という声が上がり、CMの歌を口ずさむ児童もいました。

坪井さんが、新体操のリボンを使ったデモンストレーションを実施「わー！すごい！」「きれい！」など、児童からたくさんの笑顔と反応がありました。また、当日見学におこしいただいていたサムティ株式会社の小川社長には、急遽坪井さんが高く投げ上げたリボンをキャッチして頂くなど、スタートから体育館は大盛りあがりで、「ゲームの時間」がスタートしていきました。

「ゲームの時間」では、アシスタントが出す課題に夢先生と児童たちが挑戦していきます。何度挑戦してもなかなかクリアできない中、坪井さんと児童たちが作戦会議を実施。何度か挑戦と会議をつみ重ねるごとに、児童たちの顔つきが変わりどんどん真剣に取り組む様子が見られました。

残念ながら最終的に課題をクリアすることはできませんでしたが、夢先生から「協力することの大切さ、失敗は次に生かすチャンス」という言葉が送られ、児童たちが真剣な表情で耳を傾けていました。

続いて、「ゲームの時間」が終わると体育館から教室に移動して夢先生の話を聞く「トークの時間」です。児童たちは、積極的に手を挙げて発言するなど、最初の緊張はすでにほぐれていて真剣に参加していました。

坪井さんは、夢を叶えた自身の経験から、「感謝」・「チャレンジ」・「努力」という3つの言葉を児童たちに伝えました。

「トークの時間」の最後に児童たちが自分の夢を発表する時間では、手を挙げることに迷っていた児童たちも、夢先生からの声がけで徐々に手が上がり、結果たくさんの児童が、自分の夢を発表してくれました。

最後に代表の児童が坪井さんに感謝の言葉を贈り、坪井さんが教室から出て見えなくなるまで手を振って見送ってくれました。

サムティ株式会社協賛による「夢の教室」は、今後別の都市でも実施予定です。

夢先生コメント

坪井保菜美さん（元新体操日本代表）
今回は、福岡市立席田小学校で夢先生として登壇させて頂きました。
オンライン授業での「夢の教室」が長く続いていたので、久々の現地への移動はもちろん、子どもたちとの対面授業はなんだか新鮮な気持ちになりました。席田小学校の子どもたちは、校内の移動中に会う子みんながきちんと目を見て挨拶することができる、元気いっぱいで気持ちの良い子どもたちばかりで、嬉しかったです。
「ゲームの時間」では、一つのゲームを繰り返していくうちにどうすると良いかをみんなで考え、積極的に意見を言い合い、目標を達成することの大切さを短時間で学べたと思います。逆に達成できなかった経験をしたクラスには、次に生かすチャンスだということが学べたのではないかと思います。
「トークの時間」では、このゲームの時間で得た経験を交えながら、みんなと目標に向かって何をするのが大切なのか、それが言葉ではなく行動で表すことが夢に近づくことなんだ！と話をしながら、「うん！うん！！」と目を輝かせている子がたくさんでした。この表情を間近で見ることができ本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。

支援企業コメント

小川靖展 様（サムティ株式会社 代表取締役社長）
当社の冠授業3回目は、当社が支店を置く福岡市の、福岡市立席田小学校で開催させていただきました。
「ゲームの時間」では、私たち大人にはない発想で問題を解決しようとする、子ども達の柔軟さに非常に驚かされました。
そして「トークの時間」では子ども達の楽しそうな顔、驚いた顔を間近で見ることができたとともに、夢先生の授業を受けた子ども達の、自分の夢に対する熱意を感じました。
これまではコロナ禍ということでオンラインでの授業でしたが、今回、当社としては初の対面授業を行うことができ、大変うれしく思います。
このような素晴らしい場を設けていただいた日本サッカー協会の皆様、ご参加いただいた席田小学校の5年生の皆様、先生方、そして夢先生の坪井保菜美様に、心よりお礼申し上げます。
サムティグループは今後も、誰もが夢をもって成長できる未来を目指し、社会を構成する一員として地域に根差した活動を行ってまいります。