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日テレが日本一に!! 第19回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会 presented by NIKE
2014年08月02日
「第19回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会 presented by NIKE」の決勝戦を8月1日(金)、J-GREEN堺(大阪)で開催しました。
決勝戦
日テレ・メニーナ・セリアス 2-1(前半1-1、後半1-0) 浦和レッズレディースJr.ユース
試合は5分、浦和レッズレディースJr.ユース(関東1/埼玉)の一法師央佳選手が先制点を挙げます。硬さが見られ、大会初の失点となった日テレ・メニーナ・セリアス(関東2/東京)したが、チームに焦りはありませんでした。「何をすべきか理解していた」という望月隆司監督の言葉通り、中盤でテンポ良くボールを回してリズムを取り戻すと、12分に杉山華乃選手のグラウンダーのクロスを植木理子選手が合わせて追いつきます。
後半に入ってからも日テレがペースを握る時間が続きます。52分には中盤でパスをつないで相手のプレスをいなし、最後は髙橋雛選手のスルーパスで抜け出した植木選手がゴール右隅に流し込んで、この日2点目を記録。日テレがリードを広げます。一方、逆転された浦和はカウンター攻撃を軸に反撃に出るものの、チャンスで決め切ることができません。
終盤、日テレの選手たちは体を張ってボールに食らいつくなど、勝利への執着心を披露。このままリードを守り切り、女王の座をつかみました。試合後、望月監督は「普段は厳しい要求しかしていないから今日ぐらいは少し褒めたい」と話し、選手たちと共に喜びを爆発させました。
監督・選手コメント
望月隆司 監督(日テレ・メニーナ・セリアス)
序盤に今大会初失点を喫してしまいましたが、選手たちはよくリズムを取り戻したと思います。後半も警戒していた相手のカウンターを抑え、日ごろの練習の成果が見られました。優勝したことはとてもうれしいですが、大舞台で緊張したのも事実。明日以降、選手たちに課題を問いかけながら、今後の成長につなげていってほしいと思います。
冨田美波 選手(日テレ・メニーナ・セリアス)
これまでの2年間は目標としていた優勝に届かず、悔しかった。今回はみんなで頑張って目標を達成できたので、本当にうれしいです。今年のチームはメンタルが強かった。「絶対に勝つ」という強い気持ちをみんなが持っているので、一つにまとまっていました。今日の試合も失点した後、すぐ取り返しにいく気持ちがあり、優勝につながったのだと思います。
永井良明 監督(浦和レッズレディースJr.ユース)
非常に悔しいです。早い時間帯に先制したところまでは良かったのですが、同点とされてからは縦パスを奪いに行けず、守りに入ってしまいました。それでも、選手たちは今大会を通してよく頑張っていました。1年生は「来年、またこの舞台に帰ってきて優勝したい」と思ったはずですし、決勝に連れてきてくれた2年生には感謝の気持ちでいっぱいです。
轡田歩 選手(浦和レッズレディースJr.ユース)
ただただ悔しいです。相手が決めるべきチャンスをきっちり決めたのに対して、私たちはGKの正面に蹴ってしまうなど、決定機を生かし切れませんでした。今日の決勝まで何とか勝ち進んできましたが、最後の一番大事な試合で勝つことができなかったのは、チームに何かが足りなかったから。その何かを見つけて、来年は後輩たちに優勝してほしいです。
3位決定戦
栃木サッカークラブレディース 1-0 (前半1-0、後半0-0)アルビレックス新潟レディースU-15
JFA-TV 3位決定戦ハイライト
第19回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会 presented by NIKE
2014/7/26(土)~2014/8/1(金)
J-GREEN堺
TV放送情報
大会総集編 8月3日(日)16:00〜16:54 (予定)【BS-TBS】
決勝戦 8月3日(日)25:50〜27:15 (予定)(録画中継)【TBS(関東ローカル)】