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第17回アジア競技大会 なでしこジャパンは初戦、中国を相手に引き分け

2014年09月16日

第17回アジア競技大会 なでしこジャパンは初戦、中国を相手に引き分け

第17回アジア競技大会(2014/仁川)
2014年9月15日(月・祝)  20:00キックオフ  試合時間90分
インチョン・フットボールスタジアム(韓国/仁川)

なでしこジャパン(日本女子代表) 0-0 (前半0-0、後半0-0)中国女子代表

スターティングメンバー
GK:海堀あゆみ
DF:有吉佐織、北原佳奈、長船加奈、臼井理恵
MF:阪口夢穂、中島依美、宮間あや、川澄奈穂美
FW:髙瀬愛実、増矢理花

サブメンバー
GK:山根恵里奈
DF:岩清水梓、羽座妃粋
MF:木龍七瀬、猶本光
FW:菅澤優衣香、吉良知夏

70分 髙瀬愛実 → 菅澤優衣香
77分 増矢理花 → 吉良知夏
90+2分 中島依美 → 木龍七瀬

マッチレポート

第17回アジア競技大会は、開幕に先駆けてサッカーのグループステージが14日からスタートし、15日、なでしこジャパンが初戦・中国女子代表戦に臨みました。
13日に山形で強化試合・対ガーナ女子代表戦を行ったチームは14日に仙台空港から仁川国際空港へと移動。「移動してすぐの試合だが、来年のワールドカップでも移動があるし、いいシミュレーションとしたい」と佐々木監督は語り、キャプテンの宮間あや選手も「厳しい戦いになるだろうが、アジアで負けは許されない」と気を引き締めての韓国入りとなりました。そのまま選手村に入り、準備を進めてきました。
2連覇を目指す日本はこの中国戦、直前に行われた強化試合・対ガーナ女子代表戦と同じ布陣で臨みました。守備の意識が高く時折鋭いカウンターを狙ってくる中国に対し、新しい選手とのコンビネーションを構築する日本は前へと向かいますが、ゴールを奪えず初戦を0-0の引き分けで終了しました。同グループではこの日、ヨルダン対チャイニーズ・タイペイ戦も行われ、2-2のドローとなりました。日本の第2戦は18日(木)、中2日でのヨルダン女子代表戦です。

コメント

佐々木則夫 監督
第一戦ということでチームとして気負ってしまったのか、パスミスやコントロールミスもあり、最後まで仕留めることができませんでした。中国は粘りもあって、守ってカウンターというチームに仕上がっていました。我々はミドルシュートやロングシュートを意識的に狙いましたが、手数をかけすぎた部分もあったと思います。イメージを持ったなかでの失敗ですが、勉強になり、いい反省になりました。ワールドカップにつなげるためにも、攻守の切り替えの早さなど意識を高く持っていきたいと思います。

宮間あや 選手(岡山湯郷Belle)
なでしこジャパンとしては引き分けは良くないことですが、新しいメンバーと少ない日数で準備をしてきたなかで、負けなかったことはポジティブに捉えたいと思います。このメンバーでどういうサッカーが出来るかが大事で、それをどう大きくしていくか、だと思います。残り5試合をきちんと勝ち抜いていかなければいけませんし、ここに来るからには優勝を目指しているので、一丸となって頑張りたいです。

川澄奈穂美 選手(INAC神戸レオネッサ)
全員で勝ちにいっていたので悔しいです。中国はカウンター狙いできていたので、こちらはどうボールを動かすかが重要でした。あとは最後のシュートまで持って行くところです。この先も試合は続いていくので、切り替えて、前向きにいきたいと思います。

臼井理恵 選手(浦和レッズレディース)
グループステージで一番重要な試合であることはわかっていましたし、絶対勝っていい戦いをして次につなげようと話をしていました。得点が取れず、いい形もなかなか作れずに引き分けたのは残念です。個人的にはボールを受けたときの判断が遅く、国内でプレーするのとは違って相手が深くくるため、イージーミスが多くなってしまいました。ドリブルで突破できた場面もありましたが、ファーストタッチの質、ポジショニングを意識しないと通用しないとわかりました。ボールを後ろに下げたりと消極的なプレーも多かったので、次はチャレンジしていきたいです。グループステージもまだ2試合あるので、点を多くとって1位で通過したいです。

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