JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 女子サッカー > 最新ニュース一覧 > なでしこジャパン、より攻撃をイメージしたトレーニングを実施~イタリア戦前日~

ニュース

なでしこジャパン、より攻撃をイメージしたトレーニングを実施~イタリア戦前日~

2015年05月28日

なでしこジャパン、より攻撃をイメージしたトレーニングを実施~イタリア戦前日~

「キリンチャレンジカップ2015 対イタリア女子代表戦」を翌日に控え、なでしこジャパンは27日(木)、試合会場の南長野運動公園総合競技場で公式練習に臨みました。FIFA女子ワールドカップ カナダ2015に向けた最後の公式戦。公式会見に出席した佐々木監督は、「ニュージーランド戦は引き分けと同等の試合内容だったので勝点1(を獲得した)の状況の中で、次はしっかりと勝点3を目指していく」と本大会を意識したイタリア戦の位置づけを説明しました。ニュージーランド戦の反省材料である攻撃をテーマに置いて試合に臨むことや、緊張感のある試合を経験させるためより多くの選手を起用しながら最終確認をする意向も示しました。

公式練習は冒頭15分のみを公開し、選手たちは攻撃をテーマに置いた戦術などの確認を行いました。

対するイタリア女子代表(FIFA女子ランキング13位)はヨーロッパ予選のプレーオフで敗れ、今回のワールドカップは出場を逃しています。しかし、なでしこジャパンにとっては対戦成績7戦全敗と負け越している相手でもあります。9月にはUEFA女子EURO 2017予選が始まることからチームの士気は高く、選手たちも「世界チャンピオンとの対戦にモチベーションは高いです。偉大なチームと対戦できるという気持ち」(FW ♯8 メラニア・ガッビアディニ選手)、「私たちチームも変わりつつある時期。どれだけできるか試す良い機会になります」(DF ♯5 サラ・ガマ選手)と強い意気込みをのぞかせています。

キリンチャレンジカップ2015 なでしこジャパン対イタリア女子代表戦は28日19:20にキックオフです。

監督・選手コメント

佐々木則夫  なでしこジャパン(日本女子代表) 監督
イタリアの選手たちは技術がしっかりしていて個の質も高い。そういう意味ではワールドカップの第2戦(カメルーン戦)、第3戦(エクアドル戦)のイメージの中で戦っていきたいと思っています。
ニュージーランド戦は非常にピッチがスリッピーな中、パスワークとコンビネーションがやや乱れてしまい、ゴールへのチャンス、フィニッシュまでなかなか持ち込めませんでした。試合後からは攻撃をイメージした戦術トレーニングをしており、ボールを動かしながらゴールを狙うというイメージのもとでのゲーム展開をしていきたいと考えています。香川で培った攻守の切り替えと守備を積み重ねながら、プラスアルファを出していきたいと思っています。

FW #11   大野忍 選手(INAC神戸レオネッサ)
明日はニュージーランド戦の反省を生かしてプレーしたいと思いますし、イタリアも良いチームと聞いているので、そうした相手と対戦できる大事な一戦だと思って戦いたいです。(具体的には)前線の選手たちが一対一の仕掛けをもう少し出していけたらいいなと思っています。また、セットプレーだけではなく、良い攻撃の流れからしっかりと得点を取れるかたちもつくっていきたいので、そこを意識して臨みます。どんどんチャレンジをして、アクションを起こして、得点に絡めるプレーをしていきたいと思います。

GK #18   海堀あゆみ 選手(INAC神戸レオネッサ)
どんな立場でも、チームのためにできることをやるだけだと思っています。チームが勝つためにみんなが一番良いプレーをできたら、結果はつながっていくと思います。明日の試合がチームとしてはワールドカップ前の最後の試合なので、良いかたちで大会に入れるように、全員で良い準備ができたらいいなと思います。一日一日をしっかりと積み重ねていくだけだと思うので、チーム一丸となって戦っていきます。

FW #15   菅澤優衣香 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディース)
ニュージーランド戦では、フィジカルにも負けずにしっかりとボールを受けることができたので、そこは継続しながらプレーの質を高めていきたいと思います。チームのために少しでも貢献できるプレーができたらと思うので、どの時間帯に出てもしっかりとチームのためにプレーすること。その中でFWとしてやることはひとつで、やはり自分自身が点を取れるようにということは常に考えながらプレーしたいです。

アントニオ・カブリーニ   イタリア女子代表 監督
日本はワールドカップを控えていますし、われわれはUEFA女子EURO 2017予選に向けて準備をしている時期なので、お互いにとって重要なゲームになると思います。日本のサッカーは世界のお手本になっています。われわれは日本とのギャップを埋めたい。世界トップと比べて、われわれが今どんな状況にあるのか見極めたいと思っています。
われわれは選手個人の個性を生かすサッカーを目指しています。フィジカルというよりもテクニックを重視しているサッカーです。そういう意味では、(今回のチームは)攻撃的なサッカーになるでしょう。

JFA-TV

  • 阪口夢穂 選手(日テレ・ベレーザ)インタビュー

  • 宮間あや 選手(岡山湯郷Belle)インタビュー

  • 安藤梢 選手(1.FFCフランクフルト)インタビュー

キリンチャレンジカップ2015

なでしこジャパン(日本女子代表) vs イタリア女子代表
5月28日(木) 19:20 キックオフ(予定)/16:50 開場(予定)
長野/南長野運動公園総合球技場
チケット情報はこちら

シャトルバスを運行予定
会場アクセスはこちら

TBS系列にて全国生中継

FIFA女子ワールドカップ カナダ2015

大会情報はこちら

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー