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第12回全日本女子フットサル選手権大会 11月6日(金)に開幕
2015年10月29日
第12回全日本女子フットサル選手権大会が11月6日(金)~8日(日)に北海道釧路市で開催されます。開幕を間近に控え、ここでは前回大会をプレーバックします。
第11回大会には全国の予選を勝ち抜いた16チームが出場し、4チームずつ4グループに分かれて1次ラウンドを戦った後、ノックアウト方式の決勝ラウンドで順位を決しました。
グループAではともに連勝を飾ったシュートアニージャ(関東2/神奈川)とFC アレグリカミーニョ(九州2/佐賀)が第3節で対戦。連勝チームによる首位争いは、前半に2得点を挙げたシュートアニージャに軍配が上がりました。第10回大会王者のアルコイリス神戸は(関西/兵庫)はグループBに登場。アヴェントゥーラ川口(関東4/埼玉)との初戦を3-0で制すと、その後も安定した戦いを披露し、3戦全勝で1次ラウンドを通過します。グループCの第1節では、丸岡ラックレディース(北信越/福井)とビークス トーキョー レディース(関東3/東京)が火花を散らしました。一進一退の接戦は、後半一気にたたみかけた丸岡が2-1の逆転勝利。第2節以降も勝点を積み上げ、決勝ラウンド進出を決めました。グループDでは、バルドラール浦安ラス・ボニータス(関東1/千葉)が勝負強さを発揮します。第3節こそコルミージョ(北海道)に苦戦を強いられますが、最後は3-2で粘る相手を振り切って4強入りに名乗りを上げました。
決勝ラウンド1回戦(準決勝)ではシュートアニージャと神戸、丸岡と浦安がファイナル進出をかけて熱戦を繰り広げました。神戸は関灘美那子選手と井野美聡選手が2得点ずつ挙げる活躍でシュートアニージャから6-1の勝利を奪います。もう一つのカードでは丸岡が田中悠香選手と小林心選手のゴールで浦安を2-1で下し、初の決勝に駒を進めました。
神戸と丸岡による決勝は、序盤から試合が動きます。3分、関灘選手が神戸に先制点をもたらすと、対する丸岡も16分に高尾茜利選手が同点弾を挙げ、試合を振り出しに戻します。1-1で迎えた後半、神戸は素早くパスをつなぎ、積極的にゴールを狙いました。丸岡のGK浅野樹選手の好守に遭い、なかなかゴールを割ることができませんでしたが、34分、若林エリ選手がセットプレーからゴールを突き刺し、再度勝ち越し点を奪います。この得点で精神的に優位に立った神戸はさらに攻撃の手を強め、40分に井野選手がダメ押しの3点目をマーク。計65本ものシュートを浴びせるなど、アグレッシブな戦い方を貫いた神戸が、見事に大会2連覇を果たしました。
第12回 全日本女子フットサル選手権大会
2015年11月6日(金)~8日(日)
北海道/湿原の風アリーナ釧路
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