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女子GKセレクションキャンプがスタート

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2018年06月30日

女子GKセレクションキャンプがスタート

女子GKセレクションキャンプが6月29日(金)、大阪府のJ-GREEN堺でスタートしました。このキャンプは、なでしこジャパン(日本女子代表)のGKを目指す意欲ある選手を一般公募で募り、応募があった多くの選手の中から参加者が選出されます。今年度は約70人の応募があり、そこから小学生13名、中学生15名の合計28名が選出されました。

北海道から九州、また海外からも集まった選手たちは最初こそ緊張の面持ちでしたが、広いピッチに立つと元気にキャンプをスタートさせました。初日のトレーニングはウォーミングアップから始まり、フィジカル測定、そして小学生、中学生のグループに分かれて、ゲームを行いました。

夜のミーティングでは一人ずつの自己紹介を行ったあと、GKのプレーについてのレクチャー、応急処置に関する基礎知識を学習しました。また、ミーティングの終わりには、今回GKコーチとして参加している菅原未紗さん(マイナビベガルタ仙台レディース 選手 兼 同ジュニアユースGKコーチ)から、選手へ向けてのレクチャーをしていただきました。このキャンプの前身である「スーパー少女プロジェクト」の第1回目に選手として参加し、各年代の代表も経験した菅原コーチの話に選手たちは真剣に耳を傾けました。

コーチ・選手コメント

櫛引実 コーチ(JFAアカデミー堺)
ロシアで行われているワールドカップに世界中が湧いているこの時期に、将来のなでしこジャパンのGKを目指すU-15 とU-12の女子選手が集まりました。キャンプ初日、ファジカル測定(10m&40mスプリント、10mシャトル、バウンディング、垂直飛び)を行いました。そして、トレーニング終盤は強風にみまわれる中でしたが、ディストリビューション(スローイング、キック)を指導。テクニック的には初心者もいたりしてフォームからしっかり積み上げました。また、ゲームでは優先順位を判断した良いプレーも見受けられました。明日以降もひとつひとつ積み上げられるよう、取り組んでいきます。

横山日向佳 選手(Craque JFC)
私はこのキャンプでは、自分に自信を持ってチームに帰ることができるようにしたいと考えています。チームではGKが私一人しかいないので、このキャンプで自信と技術をつけ、チームに貢献できるようになりたいです。初日のトレーニングでは、スローインとキックを確認しました。私はキックが苦手なので、この3日間で少しでも上達したいと思っています。また、GKだけのキャンプなので、同じポジションの仲間と協力して過ごしていきたいです。No.1のGKになれるよう頑張ります。

曽我彩夏 選手(カティオーラフットボールクラブ レディース)
普段チームのために活躍しているGKの選手を見ていて、私自身もチームのためにもっと頑張りたいと感じ、今回のキャンプに応募しました。今日のトレーニングを通して、GKの仲間とコミュニケーションをとったり、GKの基本について学んだりして、少し進歩したと感じることができました。残りの2日間のトレーニングで少しでも多くGKについて学び、チームの力になれるよう頑張りたいです。

上野理佐 選手(FC LISOL)
私は技術の向上を目的に、このキャンプに参加しました。初日のトレーニングを終え、GK特有の相談ができたり、また、自分のプレーでもっとうまくいくのかを考えることができました。2日目は自分の苦手なセービングなどを含めたトレーニングになると思いますが、何事も一生懸命に取り組みたいと思います。キャンプ最終日には、3日間を通して自分がどのように変化したのかを実感したいです。

菱戸理那 選手(フェリシダージェガールズ)
私はこのキャンプでGKの技術を詳しく学ぶために参加しました。1日目のトレーニングでは基本のプレーを確認しましたが、自分に足りないことを見つけることができました。また今回GKの仲間と出会い、皆で協力して、楽しむところは楽しんで、集中するところは集中していきたいと思います。残り2日間も仲間と一緒に一生懸命頑張りたいです。

スケジュール

6月29日(金) PM トレーニング
6月30日(土) AM/PM トレーニング
7月1日(日) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディション等により急きょ変更する場合があります。

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