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2018年度 第2回女性指導者スキルアップ研修会を香川県で開催

2018年07月19日

2018年度 第2回女性指導者スキルアップ研修会を香川県で開催

2018年度の第2回女性指導者スキルアップ研修会を7月13日(金)から15日(日)にかけて、香川県で開催しました。本研修会はJFA公認指導者の上位ライセンス取得を目指す女性指導者を対象として2016年から開始したものです。この第2回は地元四国、そして岡山の指導者、18歳から30歳、ライセンスもC級からA級までと幅広い受講生が集まりました。

第1回と同様、初日はガイダンス後に、「プレーの分析とプランニング」、「コーチング法」の講義を行いました。その後、AFC U-19女子選手権2017の決勝戦、日本対朝鮮民主主義人民共和国の試合映像を見ながら、グループごとにゲーム分析を行い、翌日からの指導実践に向けてトレーニングメニューを考えました。

前週の雨天とは打って変わって晴天となった2日目は地元のU-15女子チームを選手役として指導実践がスタート。実践後は、オーガナイズやコーチングについて、インストラクターや他受講者とのディスカッションを繰り返しました。JFAテクニカルスタディグループによるEAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会の分析報告や指導実践の振り返りも行い、最後は翌日のゲームでの実践に向けた指導計画案を再度練り直しました。

最終日は、インターハイ出場を決めている四国学院大学香川西高校女子サッカー部の選手たちに、ゲームで締めくくる指導実践を行いました。

第3回の女性指導者スキルアップ研修会は、10月5日(金)~7日(日)の開催を予定(場所未定)しています。

インストラクターコメント

山路嘉人 ナショナルトレセンコーチ(女子担当)東北担当チーフ/ベガルタ仙台
今年度2回目となる女性指導者スキルアップ研修会には、地元香川県を中心に6名が集い、講義・指導実践とも積極的に参加してくれました。ゲーム分析からトレーニングのプランニングをし、ピッチ上で指導をするという一連のサイクルを実践し、この3日間で予想以上に指導実践のスキルが向上したと感じます。今回受講した指導者が地域の女子サッカー界を支える人材になることを考えると、開催してくださった地域にとって貴重な財産になったと思います。炎天下の中、香川県サッカー協会の皆様および、F.Cコーマレディースアザレアや四国学院大学香川西高校女子サッカー部の選手にご協力いただけたことに大変感謝しております。

受講者コメント

渡邉涼花 さん(香川県)
指導実践を多くできると思っていませんでしたが、一つ一つ丁寧に指導もしていただいたので勉強になりました。トライしやすい雰囲気だったため、常にチャレンジしよう!と思いながら指導実践を行うことができました。トライしたことに対してもインストラクターが良かったところを言ってくれたりアドバイをくれたりと、一人一人に対して、親身になって指導していただきとても充実した3日間になりました。

山川莉々加 さん(岡山県)
スキルアップ研修会ということで、自分ができることとやりたいことを思い切って取り組むことができました。指導実践ではテーマを決めるところから、そのテーマに対する理解と整理をし、短い時間の中でどこにポイントを絞って伝えるかを考えて準備しました。暑い中選手たちが本当に元気良く頑張ってくれたので、目の前にいる選手たちの状況を良く観察して、対応することも大切だと感じました。久しぶりに女性の指導者の方々と一緒に現場に立てて、皆さんそれぞれの現場で力発揮されていたり、勇気をもってチャレンジされていたり、私もまだまだ頑張らなきゃいけないなと勇気をもらえました。

山﨑美奈実 さん(高知県)
実質2日という短い期間でしたが、指導実践に焦点を置いての研修ということで、自分自身が指導について整理する良い機会にすることができました。テーマによって、何を伝えたいかということを明確にした上で、指導のイメージを作り上げていくことが大切だということを感じる研修会でした。ありがとうございました。

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