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皇后杯 JFA 第40回全日本女子サッカー選手権大会開幕記者会見を実施 ~田中美南選手が、大会の意気込みを語る~

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2018年10月18日

皇后杯 JFA 第40回全日本女子サッカー選手権大会開幕記者会見を実施 ~田中美南選手が、大会の意気込みを語る~

皇后杯 JFA 第40回全日本女子サッカー選手権大会の開幕記者会見が10月17日(水)、日本サッカーミュージアム1F・ヴァーチャルスタジアムで行われました。

冒頭に日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長が大会開幕の挨拶を行い、その後前回大会の優勝チームである日テレ・ベレーザのキャプテン、田中美南選手から優勝カップが返杯されました。田中選手はディフェンディングチャンピオンとして迎える今大会に向けて「皇后杯は難しい大会だが、チーム一丸となって連覇を目指したい」と意気込みを語りました。

フォトセッションを経て行われた第2部では、なでしこジャパンの高倉麻子監督と田中選手によるトークイベントが開催され、40回目を迎える皇后杯の歴史を振り返るとともに、2人がサッカーを始めたきっかけや、皇后杯での思い出トークで盛り上がりました。

第3回大会でFCジンナンの一員として初出場した高倉監督。翌年の第4回大会では、14歳ながら4得点をマークしたエピソードが披露されました。

一方、5歳の頃に兄の影響でサッカーを始めた田中選手は、日テレ・メニーナ時代の第29大会で初出場。「Lリーグのチームに全く歯が立たないで負けてしまった。ただ、当時は怖いものなしで、当たって砕けろというテンションで試合ができたので、すごく楽しみな大会だった」と懐かしそうに振り返ります。今ではその逆の立場で戦う田中選手は「2回戦などで高校生のチームとの対戦はやりづらい。いきいきしているし、やってやるぞという気持ちでくる。自分たちも受け身になっているつもりはないが、その勢いに押されるときもある」と皇后杯の難しさも語りました。

大会は11月3日(土)、4日(日)に1回戦が行われ、2019年1月1日(火)の決勝を目指して48チームがしのぎを削ります。田中選手は「決勝にいけるように一つ一つしっかり勝っていきたい。決勝はパナソニックスタジアム吹田でプレーできるので、そこで優勝できればうれしい」と意気込みを語り、高倉監督は「チーム数が増え、天皇杯と同じような規模になってきたのはうれしく思う。1回戦、2回戦は普段開催されない地方で行われるので、その地域のお客さんにも女子サッカーを見てもらえるチャンス。さまざまなカテゴリーのチームが激突するので、いつもとは違う試合が見られると思う。ぜひ会場にきて女子サッカーの選手やプレーを楽しんでもらいたい」と来場を呼びかけた。

田嶋幸三 日本サッカー協会 会長コメント

女子サッカーが始まり、30年の時を経て、2011年に世界一の座につくことができました。高倉監督の下、U-17日本女子代表が2014年に、今年は池田太監督の下、U-20日本女子代表が世界チャンピオンとなり、3つのカテゴリーで優勝したのは日本だけという輝かしい金字塔を立ててくれました。そのベースにあるのは、各クラブが戦うリーグ戦、そしてこの皇后杯を目指して強化してくれるからこそ、その成績が出たと思っています。改めて多くの関係者の方に感謝申し上げたいと思います。今回の皇后杯は2019年の1月1日に大阪のパナソニックスタジアム吹田で決勝が行われます。日本のサッカーにおいて1月1日にプレーできるのは、光栄なことです。そこに立てる選手の誇りです。私たちもその決勝に向けて盛り上げていきたいと思います。昨年はINAC神戸レオネッサが早稲田大学に破れるなどいくつかの番狂わせがありました。それもカップ戦の楽しみの一つ。今年はどんなサプライズがあるのか、私たちも楽しみにしています。

開催期間:2018年11月3日(土・祝)~2019年1月1日(火・祝)
【1回戦】 2018年11月3日(土・祝)・4日(日)
【2回戦】 2018年11月24日(土)・25日(日)
【3回戦】 2018年12月1(土)・2日(日)
【準々決勝】 2018年12月22日(土)
【準決勝】 2018年12月29日(土)
【決勝】 2019年1月1日(火・祝)

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