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宮本麻衣選手(流経大メニーナ龍ヶ崎/京都精華学園高校)が語るフットサルの魅力 JFA 第9回全日本U-15女子フットサル選手権大会

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2019年01月08日

宮本麻衣選手(流経大メニーナ龍ヶ崎/京都精華学園高校)が語るフットサルの魅力 JFA 第9回全日本U-15女子フットサル選手権大会

JFA 第9回全日本U-15女子フットサル選手権大会が1月13日(日)に開幕します。

今回は、第3回ユースオリンピック競技大会(2018/ブエノスアイレス)でU-18フットサル日本女子代表の銀メダル獲得に貢献した宮本麻衣選手に話を聞きました。宮本選手は流経大メニーナ龍ヶ崎の一員として日本女子フットサルリーグを戦い、普段は京都精華学園高校でサッカーをプレーしています。

――中学生の頃にフットサルはプレーしていましたか?

宮本 一度もやっていないんです。私が所属していた中学校は、この大会の京都予選に毎年出ていたんですが、私たちの学年は日程が合わなくて、出られなかったんです。だから、サッカーは幼稚園から始めていて、もう14年続けているのですが、フットサルの経験は高校までなかったんですよね。

――サッカーを始めた時期は早いんですね。

宮本 そうですね(笑)。でも、小さい頃にフットサルをやっておきたかったなと思いますね。ボールの扱い方、判断が、フットサルをやっていたらもっとよくなっていたんじゃないかなと思います。そこは後悔ですね。

――2018年にはU-18フットサル日本女子代表に選ばれて、ユースオリンピックで日の丸を付けて戦うことになりました。

宮本 自分もびっくりしましたね。フットサルは高校1年のときに初めてプレーしました。「フットサルの大会に行かない?」と京都精華高の監督に聞かれて、「何のフットサルですか?」と聞き返したら「フットサル日本女子選抜」と言われたんですよ。前日本女子代表監督の伊藤雅範監督(現バサジィ大分監督)に、トリムカップの日本選抜に選んでいただき、高校2年のときにも、木暮賢一郎監督に日本選抜に選んでもらいました。単純に「フットサルしたい!」という気持ちで行ったら、大きな大会で戸惑いましたね。

――プレー面での戸惑いはありませんでしたか?

宮本 戸惑いました! 足の裏でボールを止めることに「えっ!?」って驚きましたし、最初は何でそんなに止められるんだろうという感じでした。でも、初めてトリムカップに行ったときに、楽しかったんです。サッカーでは45分ハーフのうち、ボールに触っている時間は1分くらいですが、フットサルではいっぱいボールに触れます。自分の良さが生きる感じがすごくするんです。

――ユースオリンピックでは、準優勝という素晴らしい結果を残しました。どんな経験になりましたか?

宮本 グループステージ最終戦と決勝でポルトガルに敗れたのですが、9番のフィフォ選手(GONCALVES Ana Sofia選手)は別次元でした。オーバーエイジの選手だと思いながら戦いましたね。今後、また代表活動で対戦できるとしたら、すごく楽しみですよね。それまでには自分も海外慣れしておきたいですし、彼女と渡り合えるプレー、体格になっていたいと思いました。次に当たるときは、バチっと止めにいきます。

――宮本選手がフィフォ選手に出会ったように、今回のU-15女子選手権に出る選手たちも、そういうライバル的な存在に出会えるかもしれませんね。

宮本 はい。ライバルを見つけて「彼女を上回りたい」と思うのは、うまくなることにつながると思います。私は高校ではサッカーもプレーしていますが、サッカーでも目標になる人がいますし、彼女たちを目標にやっていきたいと思います。

――最後にU-15に出る選手たちにアドバイスをお願いします。

宮本 フットサルって、本当に魅力があると思うし、自分もその魅力を感じています。ですから、まずはこの競技を楽しんでほしいです。見ていても楽しいし、やっていても楽しい。そんな楽しさのあふれるプレーやチーム作りをしていってほしいと思います。また、個人的にはユースオリンピックで、プレスの感覚をつかめました。相手が前からボールを奪いに来て、一気に距離感を縮めてきたんです。それを見習って、サッカーでも相手と接触するのを恐れないでボールを奪いに行くようになったら、ボールが取れるようになったんですよね。プレスのやり方が、すごくつかめました。フットサルをやることで、今後のサッカーやフットサル人生につながるヒントも見つかると思うので、ぜひ、頑張ってください!

大会期間:2019年1月13日(日)~14日(月)
大会会場:三重県/三重県営サンアリーナ

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