FIFA女子ワールドカップフランス2019グループステージ第3戦の開催地となるニースでの滞在も3日目を迎えた17日（月）、チームは2日後に控えたイングランド戦に向けてトレーニングを行いました。

この日のトレーニングは完全非公開となり、冒頭から報道陣をシャットアウトして行われました。前日のオフで心身ともにリラックスした選手たちは、一転して集中モードに切り替え約2時間みっちりと体を動かしました。真昼のトレーニングということで、真上から照りつける強い日差しに目を細めながら、大量の汗で練習着の色を変えてトレーニングを引き上げてくる選手の姿がありました。

FIFA女子ワールドカップフランス2019グループDの順位を決める大一番のイングランド戦は、19日（木）21:00（日本時間翌20日午前4時）キックオフ予定です。

選手コメント

MF #17  三浦成美 選手（日テレ・ベレーザ）
ノックアウトステージ進出が決まり、まだみんなと戦えるということにホッとしています。スコットランド戦は、初戦に比べてみんなの気持ちというか、一体感がありました。試合に勝ったことで練習の雰囲気も良く、自分たちでやっていこうという空気があります。イングランド戦はもちろん勝つことが一番だと思いますので、内容も大事だと思いますが、全員でハードワークして勝つという気持ちで臨みます。

FW #8  岩渕真奈 選手（INAC神戸レオネッサ）
今日の練習はハードできつかったです。イングランドに対して攻守の連携が主でしたが、練習前にビデオを見て、全員でイメージを共有できたと思います。グループステージ突破が決まって素直に良かったと思いましたが、次のイングランド戦の結果で順位が決まるので、優勝に向かって戦う上で、強いイングランドをしっかり叩けるように頑張りたいと思います。年齢も重ねて、いろいろな経験もさせてきてもらっている分、自分がやらなければという気持ちにもなりますし、過去2大会に比べたら少しは周りが見るようになったかなと思います。

FW #19  遠藤純 選手（日テレ・ベレーザ）
ノックアウトステージに進出が決まってすごく安心しましたが、まだイングランド戦が残っているので、もう一度ここから気持ちを上げていきたいです。スコットランド戦はチーム全体で気持ちを入れ替えて臨んだ1戦だったので、それを踏まえて今日の練習でも全体的にいい雰囲気で取り組めました。イングランドは、サイドの選手が速いというのと、体格差があってヘディングも強いという印象です。自分たちの攻撃をやらせてもらえない時間も多いと思いますが、それを踏まえて今日や明日練習をするので、自分たちの流れをどれだけ多く作れるか、そこを意識してやっていきたいです。

スケジュール

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FIFA女子ワールドカップフランス 2019

大会期間：2019年6月7日(金)～2019年7月7日(日)

グループステージ：
2019/6/11(火) 01:00キックオフ(日本時間）
vs アルゼンチン代表

2019/6/14(金) 22:00キックオフ(日本時間)
vs スコットランド代表

2019/6/20(木) 04:00キックオフ(日本時間)
vs イングランド代表

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