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ラウンド16の開催地、レンヌに移動 ~FIFA女子ワールドカップフランス2019

2019年06月22日

ラウンド16の開催地、レンヌに移動 ~FIFA女子ワールドカップフランス2019

FIFA女子ワールドカップフランス2019グループステージを終えたなでしこジャパンは21日(金)、ラウンド16オランダ戦が行われるレンヌに移動しました。

ニース滞在中は天候に恵まれ、この日も快晴の空の下で移動前の午前中に約90分のトレーニングを行いました。「過去に対戦経験もあり、知らない相手ではない」(高倉麻子監督)と評するオランダが対戦相手となるラウンド16からは負けたら終わりのノックアウト方式です。イングランド戦後、2日ぶりに全員が集まったトレーニングの前に組まれた円陣の中央で高倉監督は「試合では細かいところが大事になってくる。トレーニングでも自分のプレーひとつひとつを大切に。その積み重ねが試合で発揮される」と話し、勝負の分かれ目が細部に宿っていることを共有してからトレーニングに入りました。

トレーニングでは途中、守備陣、攻撃陣に分かれてそれぞれが課題となるメニューに取り組み、その後再び合流。トレーニング終了後も、各自の課題に取り組む時間が与えられ、選手たちはロングボールや、サイドからのクロス、シュート、アジリティなど、各々が強化したい部分に取り組んでいました。

チームは午後の飛行機でニースを離れてレンヌに移動。レンヌは6月14日(金)に行われたグループステージ第2戦スコットランド戦の開催地だったため再び出戻った形となり、勝手知ったるホテルへのチェックインを済ませて一日を終えました。

ラウンド16オランダ戦は、6月25日(火)21:00(日本時間翌26日(水)午前4:00)キックオフ予定です。

選手コメント

DF #3  鮫島彩 選手(INAC神戸レオネッサ
オランダは速さ、強さと強烈なものを持ち合わせているチームです。明らかにスピードの差がはっきりしている選手もいるので、ポジショニングが大事になってくると思います。試合は90分ある中で、どうしてもどこかでスピードで抜かれてしまう場面が出てきてしまうと思うので、チームとして対策をどうするか話し合っていきたいです。まずは両サイドにいい状態でパスを入れさせないこと、自分たちサイドバックとボランチ、サイドハーフの3人で数的有利を作ること、最後に体を張って上げさせないこと、上げさせても中を固めるなど、何段階も対策としては踏めるものなので、それを全部確認していきたいです。負けたら帰国という今まで以上にプレッシャーのかかる試合になるので、やれることをすべてやって、あとは結果を受け入れるだけなので、まずはこの4日間の準備に懸けたいと思います。

DF #16  宮川麻都 選手(日テレ・ベレーザ
オランダは(個人的には)対戦したことがない相手で、試合をテレビで少し見ましたが、イングランド戦の反省も踏まえて、オランダ戦に臨みたいです。マッチアップするサイドに上手い選手がいて、クロスやシュートをすごく打ってくる相手なので、絶対に負けられないなと思います。そういった選手との対戦は楽しみです。チームは試合ごとに選手同士でいいコミュニケーションも取れているので、ひとつになってきている感じがします。

MF #7  中島依美 選手(INAC神戸レオネッサ)
ラウンド16の相手がオランダに決まり、以前に戦ったこともありますし、特徴も大体は分かります。中4日あるので、いい準備をしたいです。決勝トーナメントは負けたら終わりだと全員が分かっています。リラックスはしていますが、一人一人がそれまでにできることを考えて、行動して、やっていると思います。中4日という時間がありますが、試合を終えて課題が多くある中で、それを全員で共有もできますし、その上で練習もできるのでいいと思います。

スケジュール

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FIFA女子ワールドカップフランス 2019

大会期間:2019年6月7日(金)~2019年7月7日(日)

ノックアウトステージ ラウンド16:
2019/6/26(水) 04:00キックオフ(日本時間)

vs オランダ代表

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