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オランダ戦に向け、課題を修正しなでしこジャパンのサッカーを追求 ~FIFA女子ワールドカップフランス2019

2019年06月23日

オランダ戦に向け、課題を修正しなでしこジャパンのサッカーを追求 ~FIFA女子ワールドカップフランス2019

FIFA女子ワールドカップフランス2019グループステージを終えたなでしこジャパンは22日(土)、ラウンド16オランダ戦に向けてトレーニングを行いました。

この日のトレーニングは冒頭15分のみ報道陣に公開。その間はウォーミングアップやポゼッションを行い、その後の非公開練習ではオランダ戦に向けて、これまで取り組んできたなでしこジャパンのサッカーの完成度を高めると共に、課題の修正にも取り組み、約90分のトレーニングを終えました。

夕食後にはオランダの分析ミーティングを行いました。テクニカルスタッフから映像を使った攻守の特徴などが説明され、選手たちは前のめりで聞き入っていました。

ラウンド16で日本と対戦するオランダ女子代表はFIFAランキング8位(2019年3月29日時点)につける強豪国です。2015年の前回大会で初めてヨーロッパ予選を勝ち抜きFIFA女子ワールドカップ初出場を果たしました。2017年に自国で開催したUEFA欧州女子選手権で初優勝を飾り、ランキングを上げてきました。一方で今大会のヨーロッパ最終予選では惜しくもグループ2位にとどまり、プレーオフを経てワールドカップ出場を決めています。今大会のグループステージではニュージーランド、カメルーン、カナダを下し、3戦3勝(6得点2失点)の首位で通過しています。

ラウンド16オランダ戦は、6月25日(火)21:00(日本時間翌26日(水)午前4:00)キックオフ予定です。

選手コメント

DF #22 清水梨紗 選手(日テレ・ベレーザ)
オランダ戦はゴール前でのミスを無くすことが一番大事だと思います。チーム内では試合の映像を観て、ワンシーンごとに切り取りながら話してきました。前線の選手の追い込み方は、チームのやりたいことが固まってきた分、後ろから見ていて助かるところが多く、合ってきたなと印象です。オランダ戦の守備では、もちろん一人で奪えることが一番ですが、数的有利の場面を作り出せるようにしていくためにも、自分たちサイドバックと、センターバックあるいはボランチの選手たちとコミュニケーション取っていきたいです。

MF #6  杉田妃和 選手(INAC神戸レオネッサ
イングランド戦の後半は良い攻撃の形も出せましたが、最後のシュートを決めきれるようにならないといけないと感じました。オランダはサイドからの攻撃が特長だと思うので、そういうところを消しつつも、自分たちも攻撃的に行けば攻撃の回数を増やせると思うので、自分たちの良さを出して戦いたいです。ここからは負けられない試合なので、失点をゼロに抑えることや、得点ももちろん大事ですが、自身のボランチというポジションとしては守備から入っていくことが大事だと思っています。

FW #8  岩渕真奈 選手(INAC神戸レオネッサ)
オランダはイングランドに比べてもう少し攻撃に迫力があると感じています。失い方に気をつけ、いい準備をして臨みたいです。イングランド戦後半は攻撃のチャンスも増えましたし、最後点が取れなかったのは(自分たち)攻撃陣の責任だと思いますが、そこまでの過程はいい部分が増えたと思います。(以前バイエルン・ミュンヘンでチームメイトだったオランダのVivianne MIEDEMA選手は)ゴール前に長けていて、ヘディングも強いですが、足元の技術もあります。味方にいたら頼もしいですが、対戦相手にはしたくない選手です。オランダ戦はチャンスを何回作れるかわかりませんが、そのチャンスで仕留めるだけだと思っています。

スケジュール

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FIFA女子ワールドカップフランス 2019

大会期間:2019年6月7日(金)~2019年7月7日(日)

ノックアウトステージ ラウンド16:
2019/6/26(水) 04:00キックオフ(日本時間)

vs オランダ代表

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