ニュース
ユニバーシアード日本女子代表 カナダに勝利し、準決勝進出
2019年07月09日
第30回ユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ)準々決勝 vs. ユニバーシアードカナダ女子代表
2019年7月8日(月) キックオフ時間 21:00(現地時間) 試合時間 90分(45分ハーフ)
Stadio Ciro Vigorito(イタリア/ベネヴェント)
ユニバーシアード日本女子代表 3-0(前半2-0、後半1-0)ユニバーシアードカナダ女子代表
得点
11分 茨木美都葉(ユニバーシアード日本女子代表)
45分 今田紗良(ユニバーシアード日本女子代表)
80分 今田紗良(ユニバーシアード日本女子代表)
スターティングメンバー
GK:福田まい
DF:常田菜那、石田菜々海、関口真衣、工藤真子
MF:鈴木日奈子、茨木美都葉、久保真理子、今井裕里奈
FW:千葉玲海菜、今田紗良
サブメンバー
GK:米澤萌香
DF:東菜月
MF:今田怜那、原優香、奥津礼菜、村上真帆、松本茉奈加
FW:小山由梨奈、大内梨央
交代
HT 茨木美都葉 → 村上真帆
61分 鈴木日奈子 → 奥津礼菜
71分 久保真理子 → 松本茉奈加
83分 今井裕里奈 → 今田怜那
マッチレポート
ユニバーシアード日本女子代表は8日(月)、ユニバーシアードカナダ女子代表とベスト4進出をかけて準々決勝を戦いました。
試合は開始から相手の勢いに押され苦しい立ち上がりになりました。良い形でボールを奪うも繋ぎの部分でミスが目立ちなかなかリズムに乗れません。徐々に相手のプレスにも慣れ、ゴール前でいい場面を作り始めると11分、フリーで受けた茨木美都葉選手がミドルシュートを放つと相手GKがファンブルしそのままゴール、先制します。苦しい時間帯での得点に勢いがつくかと思われましたが、その後も連戦の疲れからかミスが目立ちなかなか思うようにいきません。しかし、そんな停滞したムードも破られます。45分に石田菜々海選手からのアーリークロスを今田紗良選手がボレーで合わせて追加点を奪い、2-0で前半を終了します。
後半はメンバーチェンジなどをしながらリズムを作り、ゴール前まで攻めますがシュートに精度を欠く場面が多く得点に至りません。終盤では相手の足が止まりはじめ、押し込む場面も増えましたが、逆に前掛りになったところをカウンターでピンチになるなど一瞬たりとも気を抜けない展開が続きました。すると80分、相手がクリアしようとしたところを今田紗良がボールを奪い、そのままドリブルで突破。相手をかわしてからのシュートが見事に決まりゴール。試合はこのまま3-0で終了しました。
難しい試合の中でも、効率よく得点を奪い試合を進めた日本。7月10日(水)現地時間21:00から行われる準決勝に駒を進めました。準決勝で、日本はロシアと対戦します。
監督・選手コメント
望月聡 監督
苦しい展開でしたが、多くのミドルシュートと思い切りの良い豪快なシュートが入り、3-0で勝つことができました。どんな状況でもお互いにコーチングしながら、ポジティブな声を掛け続け、全員での守備意識を高く維持した90分間の戦いからは、選手たちは試合巧者であるとともに勝負強さを感じさせました。チームの考え方として、攻守において良い距離感を保つ、サッカーにいつも関わり続ける、自分のストロングポイントを出し切る、チーム全員で前線からの積極的かつ意図的な守備から効果的な速い攻撃をすることを狙って戦いました。まだまだ十分に機能はしていませんが、選手たちの伸びていく可能性を感じる試合でもありました。
GK #1 福田まい 選手(日本体育大)
ノックアウトステージに入り、負けが許されない試合になりました。そんななか、3-0で勝つことができたことをとても嬉しく思います。しかし、試合の入りが悪かったりゲームコントロールの質やリスクマネージメントが甘かったりと改善しなくてはいけない部分が多くありました。準決勝まで中1日しかなく回復が第一優先ですが、映像を観て話し合い、次のロシア戦では、今日より質の高い試合ができるように努力します。
DF #2 工藤真子 選手(慶應義塾大)
負けたら終わりの戦いのなか、勝つことができて良かったです。前半は特に相手の勢いに苦しみイージーミスが多く、なかなか自分たちでボールを回せず、思うようなゲームに運べませんでした。後半からくさびのパスでフリーの選手にあて、そこから展開するシーンが多くなり攻撃に厚みが増えて日本らしいサッカーができたと思います。この勝利を次に繋げられるよう、今日の試合の課題をしっかりと修正し、準決勝も勝って優勝を目指します。
MF #7 茨木美都葉 選手(日本体育大)
アメリカ戦に出られなかった悔しさがありましたが、今日はスタートから出れるということでチームに貢献したいという気持ちで試合に臨みました。立ち上がりはパススピードが遅かったりとあまり良くなかったので、思い切って遠いところからシュートを狙いました。ゴールを決めてチームの勝利に貢献できたことはすごく嬉しいですが、まだまだ改善点が多いので修正し次の試合に臨みます。残り2試合勝ち切って優勝して帰りたいと思います。
MF #14 奥津礼菜 選手(日本体育大)
前半の立ち上がりは押し込まれる時間帯がありましたが試合が進むにつれて徐々に高さやフィジカルの強さに慣れ、前半のうちに2点取れたことが大きかったと思います。個人的には後半途中からの出場でしたが、前に仕掛けていくこと、シュートまで持っていくことなどもっと貪欲にプレーする必要があると思いました。コンディション的にもハードな日程になりますが、このチームでできる残りの時間を大切にし、次の試合もみんなで楽しんでチーム一丸となって勝利を収められるように頑張りたいです。
スケジュール
第30回 ユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ) | ||
---|---|---|
7月2日(火) | 2-1 | グループリーグ 第1戦 対イタリア女子代表 |
7月3日(水)~7月5日(金) | TBC | トレーニング |
7月6日(土) | 2-1 | グループリーグ 第2戦 対アメリカ女子代表 |
7月7日(日) | TBC | トレーニング |
7月8日(月) | 3-0 | 準々決勝 対カナダ女子代表 |
7月9日(火) | TBC | トレーニング |
7月10日(水) | 21:00 | 準決勝 対ロシア女子代表 |
7月11日(木) | TBC | トレーニング |
7月12日(金) | TBC | 順位決定戦 |
※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
第30回 ユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ)
大会期間:2019/7/3(水)~2019/7/14(日)
関連ニュース
最新ニュース
- 大会・試合 2024/11/24 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 WESTは大津高校が優勝
- 大会・試合 2024/11/24 71大会ぶり関西勢決勝制し、ヴィッセル神戸が2度目の戴冠 宇佐美選手不在のガンバ大阪、決定機を生かせず惜敗 天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会
- 大会・試合 2024/11/23 第104回 天皇杯 「SCO GROUP Award」 受賞選手発表
- 大会・試合 2024/11/22 配信決定 高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 プレーオフ2回戦
- 日本代表 2024/11/22 【JFA STORE】最大50%OFF!南野拓実、伊東純也、中村敬斗選手を含む人気アイテムが特別セール!