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2022シーズンで勇退したサッカー1級・女子1級・フットサル1級審判員および1級審判インストラクターを表彰

2023年02月13日

2022シーズンで勇退したサッカー1級・女子1級・フットサル1級審判員および1級審判インストラクターを表彰

2022年のシーズンをもって勇退したサッカー1級・女子1級・フットサル1級審判員および1級審判インストラクターの表彰式が2月11日(土)、JFAハウスで開催されました。
日本トップの大会・リーグを長きにわたり支えた功績をたたえ、勇退審判員と審判インストラクターには記念品が授与されました。

勇退者一覧 ※カテゴリー毎に五十音順

◆サッカー1級審判員
越智新次(2000~2022/愛媛県サッカー協会)
蒲澤淳一(1999~2022/東京都サッカー協会)
佐藤隆治(2004~2022/愛知県サッカー協会)
鈴木智也(2016~2022/神奈川県サッカー協会)
角田裕之(2012~2022/島根県サッカー協会)
野田祐樹(1999~2022/愛知県サッカー協会)
山内宏志(2006~2022/東京都サッカー協会)
山際将史(2008~2022/長野県サッカー協会)
若松亮(2016~2022/神奈川県サッカー協会)

◆女子1級審判員
浦島智美(2014~2022/富山県サッカー協会)
桑原里佳子(2006~2022/沖縄県サッカー協会)
須永久美(2008~2022/群馬県サッカー協会)
中村奈緒美(2011~2022/熊本県サッカー協会)

◆フットサル1級審判員
小崎知広(2007~2022/大阪府サッカー協会)
常岡大展(2006~2022/埼玉県サッカー協会)
成田憲一(2007~2022/福島県サッカー協会)

◆1級審判インストラクター
小幡真一郎(2002~2022/千葉県)
関根弘之(2008~2022/埼玉県)
濱名哲也(2008~2022/埼玉県)

受賞者コメント

蒲澤淳一 サッカー1級審判員(東京都サッカー協会)
この度24年間の1級審判員活動を終えることになりました。24年間の1級審判員活動以前から関わっていただいた全ての皆様に感謝しかありません。所属の東京で審判員活動をスタートしてからこの日まで、無駄な経験は何ひとつなかった、と感じています。その時その時で最大限努力して全力で取り組んでまいりました。成功体験より失敗したことの方がよく覚えており、上達しない自分に落胆することも多くありました。皆様に支えられ、乗り越えて頑張ろう、と走り続けた日々が思い出されます。サッカーの求められることも時代と共に変化してきており、対応するには成長変化しなければならない、と取り組んだこともありました。ここ数年は社会情勢も安定せず勤務との両立も苦労の連続でした。最低でもフィットネスの準備はすべきだと年齢以上のトレーニングを課してしまい本末転倒になったこともよい思い出です。振り返ってみれば恵まれた審判人生であったと感じております。全ての経験財産を受け入れ、これからの豊かな人生に繋げていきたいと考えています。サッカーファミリー皆様のさらなるご活躍をお祈りして、感謝の気持ちを伝えさせていただきます。24年間の1級審判員活動では大変お世話になりました。心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

桑原里佳子 サッカー女子1級審判員(沖縄県サッカー協会)
日本サッカー協会審判部の皆様、各都道府県FA、九州、沖縄県サッカー協会の皆様、大変お世話になりました。特に、沖縄県初の1級審判員である倉原さんには、審判経験0の私を女子1級審判員として育てていただきました。本当にありがとうございました。審判の精神、人間性、ルール以外にも貴重な経験とお話で、サッカーを楽しみながら、成長させていただきました。家族の支えはもちろん、女子1級の皆さん、同期の皆さんにはいつも優しく接していただき、とても楽しく審判活動をすることができました。全国の審判仲間と出会い、女子1級審判員として活動が出来たことは私の最高の思い出であり、人生の誇りです。皆様の今後のご活躍を心から願っております。

成田憲一 フットサル1級審判員(福島県サッカー協会)
都道府県FAおよびJFAの皆様、審判指導者の皆様、各クラブの皆様、そして審判員の皆様、大変お世話になりました。2011年3月、東日本大震災により東北地方は大きな被害に遭いました。私の住んでいる福島県は原発事故も重なり深刻な状況でした。そうした中、通信環境も悪い状況で必死に連絡を試みてくれた仲間、支援物資を届けていただいたチームや都道府県FAの方々。あらためてフットボールファミリーの素晴らしさを実感しました。才能やセンスのない私は、審判活動をコツコツと積み上げることしか出来ませんでした。2008年にフットサル1級審判員として認定されてから、積んで積み上げて今日まで活動してきました。その間多くの方々に支えていただきました。本当にありがとうございました。私の成長を見守り続けていただいた指導者の方々、切磋琢磨した審判員の仲間に感謝と御礼を申し上げます。また、フットサル1級審判員として試合を担当する中で、日本各地の審判員の方々と交流を深め人間関係を構築できたことは生涯の財産です。これまで育んでいただいた恩返しとして、今後も様々な形で日本のフットボール発展に寄与できるよう活動をしてまいります。ありがとうございました。

関根弘之 1級審判インストラクター(埼玉県)
高校でサッカーを始め、あっという間に55年。当時は浦和南が全盛の時でしたが、母校の先輩3人が国際審判員として現役で活躍していました。審判活動への転向はその憧れが無意識に刷り込まれていたのでしょう。そして自然にインストラクターとして活動していました。時折、老若男女を問わず様々な方の名前や顔が浮かぶことがあります。具体的なことまでは語れませんが、その時々にご一緒したことが、今の自分につながっております。ありがとうございました。また、受け身ではなく常にポジティブに取り組めたことを誇りに思っています。今後は、埼玉や関東が活動の場となります。現地の皆様、私の遅い歩きと並んで楽しいお付き合いをしましょう。

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