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【Match Report】U-16日本女子代表 モンテギュー国際大会を2連勝で飾る

2023年04月07日

【Match Report】U-16日本女子代表 モンテギュー国際大会を2連勝で飾る

U-16日本女子代表は4月5日(水)、モンテギュー国際大会第2戦にU-16メキシコ女子代表を迎えました。ノルウェー戦から中1日で迎えたメキシコ戦は、前半から日本が試合の主導権を握ります。6分、相手GKのパスをFW中平怜那選手が奪いシュートを放つも、GKに阻まれます。24分、DF岩城恋音美選手が前線にパスを送ると、FW辻あみる選手が反応。トラップしシュートを放つも、惜しくもGKのセーブに阻まれます。続く右で得たCKに岩城選手が頭で合わせ、日本は先制点を得ます。

後半に入って追加点を挙げたい日本でしたが、相手選手のボールに対する寄せの速さやリーチの長さに苦戦し、なかなか追加点を挙げることができません。後半終了間際の80分、相手のCKであわや失点を許しそうでしたが、GK足立楓選手を中心にゴールを守り、1-0のまま試合を終えました。

国内ではなかなか味わうことのできない世界基準のスピード感を味わい、追加点が奪えない難しい試合となりましたが、勝ち点3を勝ち取ることができました。次戦は、グループステージ1位通過をかけ、4月7日(金)にフランスと対戦します。

モンテギュー国際大会

試合日時:2023年4月5日(水)19:00キックオフ 40分×2
試合会場:Montaigu

U-16日本女子代表 1-0(前半1-0) U-16メキシコ女子代表

<得点>
24分 岩城恋音美(栃木サッカークラブ レディース)

<スタート>
GK:21 足立楓(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15)
DF:13 山本うみ(横須賀シーガルズMEG)、4 岩城恋音美(栃木サッカークラブ レディース)、3 朝生珠実(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)、17 金月夏萌(INAC神戸テゾーロ)
MF:20 菊地花奈(北海道コンサドーレ旭川U-15)、16 林椿(JFAアカデミー福島)、15 飯田雫瑠(セレッソ大阪堺ガールズU-15)、14 木下日菜子(セレッソ大阪堺ガールズ)
FW:19 辻あみる(三菱重工浦和レッズレディースジュニアユース)、8 中平怜那(INAC神戸テゾーロ)

<交代>
63分
3 朝生珠実(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)→12 旭田好里(JFAアカデミー福島)
15 飯田雫瑠(セレッソ大阪堺ガールズU-15)→7 眞城美春(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)
8 中平怜那(INAC神戸テゾーロ)→10 茂木未宙(大宮アルディージャVENTUS U15)
20 菊地花奈(北海道コンサドーレ旭川U-15)→22 平川陽菜(三菱重工浦和レッズレディースジュニアユース)
75分
14 木下日菜子(セレッソ大阪堺ガールズ)→2 明詩音梨(ノジマステラ神奈川相模原アヴェニーレ)

<出場なし>
1 永井愛理(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)
18 福田真央(JFAアカデミー福島)
6 牧口優花(セレッソ大阪堺ガールズU-15)
23 青木夕菜(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)
9 根津里莉日(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15)
5 榊愛花(JFAアカデミー福島)
11 原ひばり(JFAアカデミー福島)

選手コメント

DF #3 朝生珠実 選手(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)
メキシコ代表との試合では海外選手のスピード感を感じることができました。体格の違いやスピードなど日本では味わうことのできないことを経験することができました。その中で自分たちはどうすればゴールまで行けるのか、どのようにして守るのかなど今まで以上に考えることが多く、たくさんのことを吸収することができました。
ノルウェー戦では全体的にパススピードの遅さが課題に挙げられたので今回の試合ではパススピードを上げ、全体のテンポを早くすることを意識しました。自分の課題としては、相手のポジションを見てビルドアップの仕方を変えたり味方を動かすことができなかったので次の試合では自分から発信して試合を動かせるようにしたいです。自分の良さを出しチームに貢献し日本に多くのものを持ち帰りたいと思います。
周りの人への感謝を忘れずこの大会を充実したものにできるよう頑張ります。

DF #17 金月夏萌 選手(INAC神戸テゾーロ)
メキシコ代表と対戦して、ノルウェー戦の反省であるパススピード、前への関わりを意識してプレーすることができました。けれど、普段日本でプレーしていて通用していることが通用せず、もっと一つ一つの細かいレベルを上げなければならないと感じることが出来た試合でした。
前後半自分達がボールを保持できる時間は長く、ボランチを使ったり、背後を狙うプレーはできましたが、相手がラインを下げている中でどう崩して点を取るのかということをプレーしている時に考え、話し合い解決することができたと思いました。そのためにはもっとコミュニケーションを取ることが大切だと思いました。
これから戦っていくためにも試合中のトップスピードを上げることや、体の大きさが違う分、ステップワークを工夫して、色々なことをチャレンジし続けたいです。そして、チーム全員でレベルをあげていけるように頑張りたいです。

FW #19 辻あみる 選手(三菱重工浦和レッズレディースジュニアユース)
初めに、今大会が開催できたこと、メンバーに選んでもらい、改めてサッカーの楽しさを感じることが出来たことを嬉しく思います。そして、世界の選手達と対戦し自分のレベルやどこまで通用するのかを試す機会をいただけたことに感謝しています。
メキシコ戦では、高さ、スピード、体の強さがある相手の選手に対し、自分たちはどうしたら相手のDFラインを打開しゴールができるか、どうしたらゴールを守り無失点に抑えられるかたくさん考えました。そして試合では、空いたスペースを探し、攻撃の優先順位でもある背後へのボールを積極的に要求するなどボールに多く関わるとこができました。また守備では仲間と連動してボールを奪いきることができ、マイボールの時間を多く作ることができました。
ですが、その反面課題もあります。ゴールへの意識はあったものの決め切ることが出来なかったことです。
前線の選手として勝利への鍵となる、ゴールを奪うことは絶対に必要なので次の試合では、ミスを恐れず、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。

モンテギュー国際大会

大会期間:2023年4月3日(月)~2023年4月9日(日)
大会情報はこちら

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