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【ホットピ!~HotTopic~】皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会がいよいよ開幕
2024年11月08日
プロ・アマを問わず日本全国の女子チームが参加
日本国内の女子サッカーチームの頂点を決する、皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会が11月17日(日)に開幕します。
同大会は1979年(昭和54年)に行われた第1回大会以降、毎年開催され、日本女子サッカー最高峰の大会として知られています。プロ・アマを問わず日本全国の女子サッカーチームが参加でき、今大会も2024-25 SOMPO WEリーグと2024プレナスなでしこリーグ1部所属のシードチームに加えて全国の地域予選を勝ち抜いた計48チームがノックアウト方式で女子サッカー日本一の座を争います。今大会の決勝の舞台は、2024年2月に開業したエディオンピースウイング広島。広島県内で皇后杯決勝を開催するのは史上初となります。
高校、大学チームの活躍にも期待がかかる
(写真は前回大会1回戦、ヴィアティン三重レディースvs日本大学)
WEリーグチームは5回戦から出場
大会の幕開けとなる11月17日(日)の1回戦には、2024プレナスなでしこリーグ2部所属のディオッサ出雲FC、吉備国際大学Charme岡山高梁、ディアヴォロッソ広島などが登場し、学生チームの挑戦を受けます。前回大会の1回戦では、2校の大学チームが1回戦を突破。今大会でも熱い戦いが期待されます。
11月23日(土・祝)の2回戦からは、なでしこリーグ1部所属の12チームも参戦。今シーズン、なでしこリーグ1部に初参入ながら、最終節を待たずに初優勝を決めたヴィアマテラス宮崎も2回戦から登場します。前回の皇后杯で最多得点(5得点)を記録した齊藤夕眞選手は、今シーズンもリーグ戦で20ゴールを挙げて攻撃陣をけん引しています。なでしこリーグ2部で無敗優勝を達成した岡山湯郷Belleも2回戦からの出場となり、2部得点王に輝いた横山久美選手の得点力に今大会も期待がかかります。昨シーズンの第32回全日本大学女子サッカー選手権大会で初優勝した山梨学院大学は、スフィーダ世田谷FCと対戦。2021年度の第43回大会で準決勝に進出した日テレ・東京メニーナや、JFAアカデミー福島といった各年代の日本女子代表選手をそろえるチームも上位進出を狙います。
そして、12月14日(土)の5回戦からは WEリーグ所属の12チームが出場し、大会は佳境に入っていきます。WEリーグチームには、10月26日(土)に行われた韓国女子代表とのMIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024に出場したなでしこジャパン(日本女子代表)のメンバーも多く所属しており、主力として今大会に参加予定です。今年8~9月に行われたFIFA U-20女子ワールドカップ コロンビア2024で準優勝したU-20日本女子代表メンバーも、その多くがWEリーグチームに所属しています。5回戦の8試合のうち、4試合はWEリーグ勢同士の一戦となるため、ここからは一層ハイレベルな戦いが繰り広げられそうです。
昨年度はWEリーグ勢がベスト8を独占。今大会でも実力を示せるか
(写真は日テレ・東京ヴェルディベレーザvsちふれASエルフェン埼玉)
WEリーグチームを相手にジャイアントキリングを起こせるか
ジャイアントキリングもノックアウト方式である皇后杯ならではの醍醐味(だいごみ)です。前回大会は準々決勝に進んだ8チームが全てWEリーグチームでした。また、2007年度の第29回大会以降、皇后杯で優勝したチームは、日テレ・東京ベレーザ(9度)、INAC神戸レオネッサ(7度)、三菱重工浦和レッズレディース(1度)と、現WEリーグ所属の3チームのみ。今大会でもWEリーグチームが実力を示すのか、ジャイアントキリングを起こして旋風を巻き起こすチームが現れるのか、各チームの戦いから目が離せません。
前回大会の決勝はI神戸と浦和が対戦し、後半終了間際に1-1の同点に追いついたI神戸が、延長戦を経てPK戦の末に勝利する劇的な展開で7大会ぶり7度目の優勝を果たしました。その決勝で得点を決め、I神戸を逆転優勝に導いた髙瀬愛実選手は「皇后杯優勝後、街中で声を掛けてもらうなど、大会の影響力の大きさを再確認した。前回のような喜びをもう一度」と、連覇に意気込んでいます。なでしこジャパンの一員としてパリオリンピックにも出場した守屋都弥選手も、「皇后杯は、負けたらシーズンが終わるチームもあるため、独特の雰囲気がある。前回の優勝でI神戸の結束力が一層高まったので、その後のWEリーグに勢いを出すためにも連覇を狙いたい」と力を込めています。
前回大会、I神戸がPK戦の末に7大会ぶり7度目の優勝を果たした
2025年1月25日(土)にエディオンピースウイング広島で皇后杯を掲げるのはどのチームか。11月17日(日)の1回戦から、全国各地で約2カ月間にわたる熱戦が繰り広げられます。
女子サッカー日本一を懸けた戦いに注目だ
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