8月2日(木)にスタートしたJFAフットボールフューチャープログラム トレセン研修会U-12（FFP）は4日(土)、研修会3日目を迎えました。

中日本では試合、トレーニング、選手・帯同指導者向けのレクチャー、さらには指導者を対象としたリフレッシュ講習会、JYD（JFA Youth & Development Programme）パートナー企業による保護者を対象にしたセミナーなどさまざまなプログラムを実施しました。

チーフコメント

濱崎　芳己 中日本チーフ
３日目は、昨日までの試合の課題を中心に『MーTーM（マッチ-トレーニング-マッチ）』のサイクルの中で、午前中は各都道府県が課題に応じたトレーニングを行い、午後はゲームでその成果を確認しました。パスやコントロールの質、自陣でのビルドアップ、フィニッシュ、チャレンジ＆カバーなど様々なテーマがありましたが、選手の真剣な取り組みや指導者の方々の一つ一つのプレーの質の追及など厳しい中にも暖かさのある指導が目につきました。

ナショナルトレセンコーチも担当地域のトレーニングに加わって一緒に指導する姿を見ることができ、「みんなで作る研修会」の雰囲気ができました。午後のゲームでは多くのチームに変化が表れ、よりアグレッシブになりました。そして相手に負けたくない気持ちを感じるプレーを見ることができ、トレーニングの成果が出ているチームが多かったです。出た課題をリアルタイムに選手と共有してトレーニングすることは、非常に大きな成果が得られるという声が帯同指導者から聞くことができました。
FFPもあと1日ですが、今日までの成果を全て出せるよう活動して欲しいと思います。

選手コメント

青木正宗 選手（愛知県/名古屋グランパスU12）
今回、FFPに選ばれたことを知ったとき、誰もが出場できる研修会ではないので選ばれていない人たちの分もチームに貢献したいと思いました。実際に試合をしてみて、自分の武器であるスピードにのったドリブルは通用したので自信を持つことができました。愛知県の色々なチームの仲間とプレーするのでパスなどの連携のところで苦戦しましたが、日常の会話や試合の中でコミュニケーションを図り、日に日に課題を改善していくことができました。また、オフザピッチのところでもチームの荷物を積極的に運ぶなどチームに貢献できるように意識しました。この研修会で得た経験をチームに持ち帰って、ここに来れなかったチームメイトに伝えたいです。攻守で世界に通用できる選手になる夢を実現するために、これからも頑張っていきます。

木實快斗 選手（熊本県/ソレッソ熊本U-12）
FFPに参加することになって、すごく嬉しかったです。チームのために自分の得意なドリブルやパスしたり、点を取って活躍したいと思いました。対戦して強かった静岡FAに勝てて嬉しかったです。今回の研修会ではオンザピッチだけでなく、オフザピッチの挨拶や荷物の管理など大切なことを学びました。この研修会に出て身についたものはドリブルする時に相手の重心を見ることです。将来は日本代表としてワールドカップで点を決めたり、世界トップのクラブのスタメンになりたいです。

谷田伎倖杜 選手（京都府/精華ＦＣスポーツ少年団）
FFPに参加することになって意識した事は、大きい選手と1対1の場面で対峙した時にボールを相手から離して。ボールを取りに来た時にスピードの緩急で相手を抜く事です。目標にしている選手はネイマール選手です。1対1の場面であまりボールに触らず、ボディフェイントだけで相手を抜く所を参考にしています。ここで学んだ経験を活かし、これからもっと頑張りたいと思います。

JFAフットボールフューチャープログラム　トレセン研修会U-12

期間：2018年8月2日(木)～8月5日(日)
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「JFA2005年宣言」の理念とビジョンに基づき、継続的な日本サッカーの発展のためにさらなる普及や次世代選手の育成を促進することを目的としたプロジェクトです。
パートナー企業5社とJFAは共に手を取り合い、ユース年代のみならず、大学、シニア、女子、フットサル、ビーチサッカー、技術関連事業まで、日本サッカーの基盤を支える重要な各領域において、さまざまな施策を講じています。
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