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キヤノン ガールズ・キャンプ JFAエリートプログラム女子U-13トレーニングキャンプ ゲームで打ち上げる
2017年05月15日
5月11日(木)から始まった3泊4日のキヤノン ガールズ・キャンプ JFAエリートプログラム女子U-13トレーニングキャンプは14日(日)に最終日を迎え、晴天のもと8対8のゲームを行いました。4日間のトレーニングを振り返り、真剣な表情で1本1本のゲームでピッチを踏みしめました。
クロージングでは、ご支援いただいたキヤノン株式会社様からのメッセージや映像と、ナショナルトレセンコーチ 加藤賢二サブチーフ、狩野倫久コーチから総括がありました。
「キャンプ終了後の自分の行動が大事」というメッセージを伝え、この4日間で学んだことを振り返り、今後の活動での再会を約束し、今回のキャンプを締めくくりました。
コーチ・選手コメント
狩野倫久 ナショナルトレセンコーチ(SAGAWA SHIGA FC)
キヤノンガールズ・キャンプJFAエリートプログラム女子U-13は大阪府堺市・J-GREEN堺にて行われ、全国9地域から推薦された57名(うちGK9名)が参加しました。この年代初の活動となる、エリートプログラムU-13での約束「観て、感じて、行動する」「失敗を恐れずに積極的に行動(プレー)する」をベースに、選手に対し「自立 自発・自得 創造」と取り組みに対するテーマと、ピッチ上でのテーマ「攻守の切り替え」については素早く、力強さ、を4日間取り組みました。キャンプでは、U-12年代で身につけたテクニックと攻守における個人戦術をさらに磨くよう、「動きながらのテクニック」「ボールを奪う(守備)」「ゴールを目指す(ポゼッション)」「ゴールを奪う(フィニッシュ)」の4テーマでのトレーニングを、より攻守における攻防、局面の激しさと厳しさを求め行いました。
今回のキャンプが選手の土台となり基礎となるよう、オフザピッチプログラムでは「フィジカル・栄養・怪我」についてのレクチャーを行い、昨年行われたU-17女子ワールドカップの映像を用いての世界基準の提示、なでしこの特徴、そしてエリートプログラム活動の意味など選手は多くを学びました。それらに加え、キヤノンプログラムでのゲストとして、高倉監督より「夢を持つこと、それに向かって努力すること」の大切さについての話を聞きました。
キャンプの初めは選手たちの表情や雰囲気にも緊張が感じられましたが、全国から集まった選手57名の個々の取り組む意識は高く、日に日に選手たちに積極性が見られました。ピッチ上でも「攻守の切り替え」に対するスピード・力強さ、4つのテーマでのトレーニングに関しても成果が見られ、積極的に声を出しリーダーシップを取ろうとする姿に頼もしさを感じました。オン、オフでの様々なプログラムと選手の取り組みにより、多くの刺激を受けキャンプ中に積極的な取り組みから変化が見られた充実したキャンプとなりました。選手たちはこのキャンプで得たものをベースに日常での取り組みに変え、自分のものにして大きく成長することを期待しています。
正野瑠菜 選手(マイナビベガルタ仙台レディースジュニアユース)
今日はキヤノンガールズ・キャンプ最終日でした。フィニッシュのテーマと8対8の試合をしました。フィニッシュではキーパーの体重がどこにかかっているか、どこに相手がいるのかをしっかりみて判断することができました。試合では、攻守の切り替えのスピード、パスのスピードを意識してプレーしました。そして常に周りをみてゴールを狙って四隅に決めることが出来ました。ゴールからの距離があっても、相手を抜かなくても四隅を狙ってゴールでき、周りの選手の良いプレーを見つけることができたので、様々なことを学ぶことが出来ました。私は一生懸命プレーして、コミュニケーションもしっかり取ることができたので、これからも一つ一つ目標をもって、たくさんのことにチャレンジしていきたいです。これからは、このキャンプの練習やレクチャーで沢山学んだことを一つ一つクリアにできるように努力を続けて怪我をしないように頑張りたいです。また、日常生活でも「エリート」という自覚を持って行動していきたいです。
山内さくら 選手(セレッソ大阪堺レディース)
今日、キヤノンガールズ・キャンプが終了しました。様々な個性を持った仲間と、4日間、泣いたり笑ったりケンカしたりしていろいろな時を過ごしました。一番最後のゲームでは4日間学んだことをみんなが発揮して、とても成長出来たと思います。でも、まだまだいろんなことが出来ます!自己管理が曖昧な人がいてトラブルがおきたこともありましたが、人は失敗して学んで成長します。みんなでハードワーク(厳しく)して、この4日間『自立・自発・自得・創造』を意識して自覚を持ってプレーや自己管理をすること。『借りているものは責任をもって借りた時よりも綺麗にして返す』、こういう細かいところから意識して、毎日をすごしたいです。
濱野穂乃香 選手(JFAアカデミー福島)
今日の課題は「フィニッシュ」の部分でした。ゴールの四隅を狙って打つことを意識してやりました。また、ボールを蹴った後もキーパーの弾いたボールを詰めに行くことも意識してやりました。ボールを貰うためには自分から動き出し、シュートを打つためには、動きながらのトラップで一発でボールを良いところに置かなければなりません。今まで習ってきたことを活かして、たくさんシュートを打つことができました。他にも今日は他のチームとの交流戦がありました。私たちのチームは「K(気持ち)K(声)C(チャレンジ)」という言葉を胸に頑張りました。一回戦はBチームと「0-1」という結果でした。決められるところで決めきることが出来ず負けてしまいました。二回戦目はAチームと「2-1」という結果でした。一回戦目の反省をいかして取り組むことができました。気持ちを強く持ち、戦うことができました。最後に同チーム(Cチーム)と戦い、勝利することができました。このキャンプでは、自分の長所・短所を見つめ直すことができました。将来はなでしこジャパンのスタメンになり、金メダルを取りたいです。また、一番大きな目標である「バロンドール賞」を受賞したいです。
スケジュール
5月11日(木) | PM | フィジカル測定/トレーニング/レクチャー |
---|---|---|
5月12日(金) | AM PM |
レクチャー/トレーニング トレーニング/レクチャー |
5月13日(土) | AM PM |
トレーニング トレーニング/レクチャー |
5月14日(日) | AM | ゲーム |
特別協賛
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