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アカデミー福島女子の日常 ~JFAアカデミー福島女子 スタッフ通信Vol.1

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2018年07月19日

アカデミー福島女子の日常 ~JFAアカデミー福島女子 スタッフ通信Vol.1

JFAアカデミーでは「常にどんな時でも(日本でも海外でも)ポジティブな態度で何事にも臨み、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いのできる人間の育成」というフィロソフィーを掲げ、真のエリートを目指して日々活動しています。

今回からスタートするJFAアカデミースタッフ通信では選手たちの日常の様子や、日々の活動を詳しくお伝えしていきます。

初回のJFAアカデミー福島(女子)のレポートを担当するのは、女子U18の津田恵太コーチです。

JFAアカデミー福島女子 選手たちの日常

JFAアカデミー福島女子は現在、静岡県裾野市にある帝人アカデミー富士を拠点に日々活動しています。中学生17人、高校生20人の合計37人の選手たちがこの帝人アカデミー富士の一角を女子寮として生活。4月に入校してきた6人の13期生(中1)も初めの頃の緊張した様子が少しずつ和らぎ、先輩たちとの寮生活にもようやく慣れてきたようです。今回は普段の選手たちの日常、一日の様子を紹介したいと思います。

朝清掃~朝食~登校

選手たちの一日は、6:15の居室清掃から始まります。眠たい目を擦りながらそれぞれの担当の場所に分かれ、掃除機をかけたりゴミを集めたりと普段自分たちが使う場所をきれいにします。その後、6:30までに食堂に行き朝食を摂ります。朝は前日の疲れなのか、非常に静かです。ここではLEOCのご協力と株式会社 明治のサポートにより、バランスの取れた食事を提供いただいています。選手たちは毎食、牛乳とご飯200g以上を摂ることになっています。

高校生は7:50に登校するので時間に余裕がありますが、中学生は7:15に登校しなければならないので、メニューや体調によっては時間との闘いが幕を開けるのです。なかなか食事がのどを通りにくい日には、時間ギリギリまで粘り強く戦い、両頬にリスのように食事をため込み、滑り込むようにバスに乗り込んで登校していく時もあります。それもこれも将来、世界の屈強なフィジカルを持つ選手たちと渡り合うため。毎朝、選手たちは朝食から闘っています。

日中はそれぞれ学校(中学生:裾野市立富岡中学校、高校生:福島県立ふたば未来学園高等学校 ※)で過ごし、中学生はだいたい15:30ごろに下校します。高校生は下校時間が学年によって異なり、高校2年生と3年生は比較的授業数が少ないため昼すぎには帰寮します。トレーニングは通常15:30から16:30の間にスタート。それまでのタイムマネジメントを自ら行い、学習や進路、あるいはゴールセッティングなどに励みます。

※福島県と静岡県の学校間連携により単位互換が認められ、福島県立ふたば未来学園サテライト校として、静岡県立三島長陵高等学校に通学。

トレーニング

JFAアカデミー福島は週末に帰省する他のアカデミーと違い、各カテゴリーが1チームとして活動しています。高校生は火曜日と木曜日にウエイトトレーニングを行います。木曜日の午後には中高で紅白戦を実施し、11対11のゲーム形式で1週間の取り組みを実践します。

現在、中学生はJFA 全日本U-15女子サッカー選手権大会に向けてチームを強化し、高校生はプレナスなでしこチャレンジリーグを戦っています。各大会で目標を掲げ、達成するために日々トレーニングに励んでいます。Match-Training-Matchのサイクルの中で前週の試合で良かった点、もっと良くできる点を洗い出し、次の試合に向けてトレーニングを行い、週末の試合ですぐ活かすことできるという点において非常に恵まれた環境の中で日々の練習に取り組んでいます。

夕食~学習

トレーニング後は風呂に入り、19:00すぎから夕食です。朝とは違い、一日の活動をやりきっての食事なので楽しそうです。夕食後、中学生には45分の学習時間が設けられ、最初の20分は公文に、残りの時間は学校の宿題などに取り組みます。高校生は週に3回、東進ハイスクールの在宅受講コースを受講しています。毎週水曜日は固定で行い、それ以外はそれぞれで予定を立てて組んでいます。長い一日を終えると、中学生は22:00に、高校生は22:30に就寝します。

このようなスケジュールを一日一日と過ごすなかで、それぞれが夢に向かって切磋琢磨しています。

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