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JFAアカデミー福島男子EAST 労作体験を実施
2022年05月24日
JFAアカデミー福島では、JFAプログラムの一環として、道徳的価値の育成を重視し、稲作の労作体験を行っています。今年は、広野町のサポートファミリーである、農家の渡辺正俊様のご協力のもと、5月14日(土)にJFAアカデミー福島EASTの選手たちは田植えを経験しました。福島に拠点が戻ってから12年ぶりに活動を再開することができました。渡辺様をはじめ、広野町のサポートファミリーの方々や広野町町長など、たくさんの方が再開を喜んでくださいました。みなさまのご協力によって実施できた今回の労作体験で、選手たちはいつもとは違う刺激を受けることができ、とても貴重な体験となりました。9月には稲刈りの体験もさせていただく予定です。
アカデミー生コメント
疋田将 選手(16期生/中2)
今回の労作体験は、震災後12年間行われていなかった行事でした。田植えを行う際には、サポートファミリーの渡辺さんが、田んぼの広さや今回植えたオリジナル米の「天のつぶ」についてなど、丁寧に教えてくださいました。
田植えの時は、稲を真っ直ぐ植えることを意識してやりました。最初は難しかったですが、作業に慣れ真っすぐに稲を植えることができ、仲間とも協力してやることが出来たのでよかったです。町長をはじめ地域の方々とも交流ができました。普段なかなか意識していなかったですが、僕たちは地元の方々に支えていただいて活動ができていることに改めて感謝しないといけないことを改めて実感しました。
村知空翔 選手(17期生/中1)
今回の田植えで学んだことは、手作業で田植えをする大変さです。お米1粒1粒を育てる大変さを実感しました。簡単にご飯を食べることができる世の中のため、つい感謝することを忘れてしまいますが、感謝の気持ちを忘れずに毎回のご飯を食べていきたいと思いました。このような機会を作っていただいたサポートファミリーの渡辺さん、広野町の皆様、ありがとうございました。
吉原希音 選手(17期生/中1)
労作体験で田植えをさせていただきました。田んぼに入った時、泥にはまって大変でした。1番大変だったのが縦横均等に苗を植える事です。今は機械でやっていますが、昔は手作業でやっていたと聞きました。手作業の大変さを感じました。
そして、田植えをする前に、僕達が摂取しているお米の量は約440gと聞きました。調べた所、12,000粒のお米の量ということが分かり、とても驚きました。毎日食べているので、とてつもない量のお米を消費していることになります。1つの苗を植えるだけで大変なのに、僕達が食べる分の量を育てることを考えると言葉も出ません。
また、僕達はお米など食べ物を食べなければサッカーも勉強もすることができません。しかし世界中で、僕達のように当たり前にご飯が食べられない子どもがいっぱいいます。だからこそ、僕達は日頃からから感謝の気持ちを忘れずに生活していきたいです。渡辺さん、僕達に良い経験をさせてくれてありがとうございました。
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