JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 選手育成 > JFAアカデミー TOP > JFAアカデミー福島 TOP > 最新ニュース一覧 > JFAアカデミー福島EAST GWに遠征を実施

ニュース

JFAアカデミー福島EAST GWに遠征を実施

2023年05月10日

JFAアカデミー福島EAST GWに遠征を実施

JFAアカデミー福島EASTは、GW期間を活用し、Aチーム(U-15/中3)は大阪へ、Bチーム(U-14/中2)は山形/秋田へ遠征しました。

Aチームは大阪の履正社高校、大阪体育大学浪商高校、興國高校とトレーニングゲームを実施しました。関西の格上の高校生とトレーニングゲームは普段なかなかできません。慣れない環境下ではありながらも、強度の高いゲームを実施でき、たくさんの成果と課題を得ることができました。また、移動手段はすべて公共交通機関でした。普段の遠征の多くはマイクロバスです。オフザピッチでも貴重な経験を積むことができました。

Bチームは山形でモンテディオ山形庄内と、秋田でブラウブリッツ秋田と、それぞれJリーグU-14ポラリスチームとのゲームでした。ゲームを通して様々な成果と課題を得ることができました。また、長距離長時間の移動で宿泊も伴いました。ゲームへ臨むための準備という点で普段と環境が異なります。フリーの時間では秋田県内を見学し、オンザピッチのみならずオフザピッチでも学びがある良い遠征となりました。

アカデミー生コメント

大野琥翔 選手(16期生/中3)
今回の大阪遠征で成長できたと感じることは2つあります。
1つ目は、自分で考えて行動し、起きた問題を解決することです。今回の遠征では、電車での移動がメインでした。そのため普段慣れない環境での移動なので問題が多々起きました。ホテルから試合会場は1時間ほどかかったのですが、切符を買うこと、アップの時間を調整することなど、難しいことがたくさんありました。それでも自分たちが主体となり、自分で考えて行動し、問題を解決する力がつきました。
2つ目は、自らチャレンジをし、点を決め、勝利に貢献できたことです。相手が高校生になると同年代より球際の強さ、技術の高さが上がります。そのため早い判断とチーム全体での攻守の連係が必要になります。その中でも2点取ることができて嬉しかったです。
このように僕は今回の遠征を通じて成長することができました。チームでも個人でもまだまだ課題はあります。今回の遠征で学べたことを生かしながら、これからも仲間と共に切磋琢磨し、もっと高いレベルを目指します。

倉部碧希 選手(16期生/中3)
僕は関西遠征でオンザピッチの課題と、オフザピッチで感じたことがありました。
まずオンザピッチの課題は、高校生相手だからといって心の中にビビってしまう気持ちがあり、守備の時に相手に体を当てにいかなかったり、なんとなくボールを受ける動きをしてパスを受けられなかったりしました。履正社高校との試合では、そのような消極的なプレーをして、攻守においてチームに貢献することが出来ませんでした。ですが、そこで落ち込まずに試合の反省をして、大体大浪商高校や興國高校との試合では積極的にプレーしてチームに貢献しようという、前向きな気持ちになることが出来ました。その前向きな気持ちを忘れず試合に臨んだ結果、目の前の相手からボールを奪ったり、攻撃時に空いているスペースにポジションをとってパスを受けたりするなどの、いいプレーが増えました。これからも高校生相手の試合があるのですが、1試合1試合、相手に勝つという強い気持ちをもって高いレベルを目指していきたいです。
次にオフザピッチで感じたことは、電車移動や新幹線移動などの長時間移動が多い中で、いいコンディションで試合に臨むことが難しいということです。僕は履正社高校との試合に疲労を残したまま臨んでしまい、メンタルの影響が大きかったと思いますが、いいプレーが出来ませんでした。だから、工夫して睡眠時間を確保したり、ストレッチを入念に行ったりして、次の日に疲労を残さないようにしたいです。この2つの関西遠征で感じたことを忘れずに、これからの試合やハードなスケジュールをこなして、レベルアップしていきたいです。

佐藤大翔 選手(17期生/中2)
僕は今回の遠征で様々なことを感じることができたと思います。今回感じたことはオンザピッチとオフザピッチの場面でそれぞれ1つずつあります。
まず、オンザピッチの場面では、どんな状況でも試合に関わることの大切さを感じました。モンテディオ山形庄内との試合では勝つことができましたがブラウブリッツ秋田戦では負けてしまいました。そのなかで、ブラウブリッツ秋田戦では、僕は試合には出場しなかったものの、もっとチームのためにできたことがあったのではないかということです。例えば、ベンチからでも声を出すことはできるため、チームが苦しいときに鼓舞する声を出せたのではと思います。さらに、試合は外から見ている方が試合の状況が分析しやすいので、飲水のときにチームに「こうしたらいいのではないか」などの声掛けもできると思います。そして今回の遠征での2試合は先制点を許してしまいました。特に失点したときにチームを鼓舞することが出来ないことが僕の課題なので、自分がどんな立場でも試合に関わることが課題の改善に繋がると思いました。
次にオフザピッチの場面では、長い移動のなかでの過ごし方を工夫するということを感じました。
今回の遠征は、同じ東北の県への遠征でしたが4時間を超える長時間のバス移動となりました。僕は試合会場に着いた時に体が固まっていたのでストレッチポールなどを使って体をほぐしましたが、十分にほぐすことができなかったと感じました。そこで僕は、移動中の過ごし方を工夫しなければいけないと考えました。まず、今回の遠征で、僕は食事のタイミングと水分補給のことを意識していました。食事では試合の3時間前に弁当を食べ、水分補給の面では15分から20分おきにこまめに水分補給をしていました。しかし、それだけでは試合の準備としては足りなかったです。なので僕は今回行ったことにプラスしてサービスエリアでの休憩時にストレッチを取り入れたいと思いました。
今回の遠征では、オンザピッチ・オフザピッチ共に様々なことを感じることができ、自分の課題とチームの課題が明確になった遠征だと感じました。これからチームでたてた目標を達成できるように頑張っていきたいです。

森悠貴 選手(17期生/中2)
僕は今回の遠征で大切だと感じたことがオンザピッチでは2つ、オフザピッチ1つあります。
オンザピッチの1つ目はどんな場面、状況であっても声を出し続けることが大切だということです。特にこれは1日目のモンテディオ山形庄内戦のときに感じました。前半は自分のプレーだけにいっぱいいっぱいになってしまい、あまりコーチングをすることができませんでした。それを後半に改善しコーチングしてみると、チームとして簡単にボールを奪えたり、相手陣地でプレーすることがより増えるということを実感しました。なのでDFやGKといった後ろから味方を動かすコーチングをすることによって、個人としてもチームとしてもプレーがしやすくなるので大切だと思いました。2つ目は、内容も大切ですが結果にこだわることの大切さです。ブラウブリッツ秋田戦では1日目の課題を改善し、自分達の良いところを多く出すことができました。しかし、決めるべきところで決めきれず、もったいない失点をし、結果0-2で負けてしまいました。『結果にこだわる』ということが大切だと感じました。
オフザピッチでは食事と水分をとるタイミングです。この二つは、パフォーマンス向上にとても欠かせないものです。食事では試合三時間前までに昼食をすませ、水分補給のところでは約15分おきにとることを心がけました。そのおかげで、いつもより疲れずに走りきることができ、良いパフォーマンスをすることができたと思います。今回の遠征を通してとても良い経験ができました。この経験を生かしてさらにレベルアップできるようにしていきたいです。

toto

JFAアカデミー福島は、スポーツ振興くじ助成金を受けて実施しています。

toto

アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー