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AFC女子サッカーDayに女子GKキャンプが最終日を迎える
2015年03月09日
快晴となったこの日、今回の女子GKキャンプも最終日を迎えました。U-12はローリングダウンとアングルプレー、U-18はジャンピングキャッチ、クロスへの対応がこの日のテーマでした。
3月8日は世界女性デーということで、AFC(アジアサッカー連盟)がこの日をAFC女子サッカーDayとしています。そのため、選手たちもAFC女子サッカーDayを祝うべく、AFCから提供された特別なビブスを着用してトレーニングに臨みました。
U-12の選手たちも3日目ともなると雰囲気にも慣れ、積極的にトレーニングや生活に臨む変化が見られました。一方、U-18の選手たちは前回の1月よりもより高いレベルでのトレーニング内容にこの3日間チャレンジしました。宿舎内でもU-12の選手たちをやさしく指導したり、アドバイスをする場面も見られ、ピッチ外での成長ぶりも見せてくれました。
次の女子GKキャンプは7月に行われる予定です。その時には、またさらに成長した姿を見せてくれることでしょう。
GKコーチコメント
轟奈都子 GKコーチ(JFAナショナルトレセンコーチ)
女子GKキャンプとなって2回目となる今回のキャンプは高校生年代の選手10名と小学6年生の選手10名で3日間の活動を行いました。
高校生年代の選手はこれまで積み上げてきたものの質の向上を目指し、小学6年生はGKとしての基本技術の理解・習得を目標にトレーニングやミーティングを行いました。どの選手も向上心を持ち、積極的に取り組む姿勢が見られ、3日間という短い期間の中でも選手たちの成長を感じることができた充実したキャンプとなりました。
選手たち自身も自分の成果や課題を感じることができ、また年代の離れた選手と一緒に活動することで、普段とは違った新たな学びや発見があった3日間になったのではないか思います。今後もこの女子GKキャンプを通じて、女子GK選手の育成・強化を図りながらも、新たな選手の発掘や女子GK選手の環境整備を図っていきたいと思います。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
選手コメント
木付優衣 選手(日ノ本学園高等学校→JEFユナイテッド市原・千葉レディース)
最年少で入った小学5年生から高校3年生までの8年間に参加したこのGKキャンプでたくさんのことを学びました。基礎的な技術、戦術、勝負にこだわることや、細かいことへのこだわり、自己評価の方法まで、たくさんのヒントを与えてくださったスタッフの方々には感謝しています。これから私はなでしこリーグでプレーします。このキャンプで学んできたことを忘れず、まずは試合に出場すること、さらに上を見て、世界の舞台で戦える選手になれるよう、さらに努力をしていきます。そして、このGKキャンプにこれから参加する選手たちのお手本、憧れとなれるような選手になりたいと思います。
鈴木紋伽 選手(ザスパクサツ群馬U-12)
初めてこのキャンプに参加してすごく緊張しましたが、高校生も小学生もみんな仲良くしてくれました。練習は、自分のチームではできないことばかりでしたが、すごくやりがいがあってとても楽しかったです。今回のキャンプでは、高校生などから色々なことが学べました。このキャンプで学んだことを自分のチームでも活かし、もっと上手くなれるように練習をたくさんやってうまくなりたいです。
馬場ひなの 選手(RECCOS鈴鹿)
3日間のトレーニングを通して学んだことは、基本姿勢とキャッチング、ステッピングとスローとキックです。その練習の時に、自分では気づかなかった癖までコーチたちは教えてくれました。そこを意識して臨んだら、ちゃんとできてうれしかったです。このキャンプで沢山の友達ができて、楽しかったです。キャンプで学んだことを自分のチームで活かしたいと思います。このキャンプに来てよかったと思いました。
村上楓 選手(釧路SSM)
この3日間、いろんな県から来たみんなとサッカーが出来て楽しかったです。最初は緊張しましたが、高校生の人や同学年の人が優しく接してくれたので、緊張はすぐほぐれました。うまい人がたくさんいて、それに比べて自分はまだまだだと思い、すごく刺激になりました。今まで学んでなかったことをこのキャンプで学べたのでよかったです。またこのキャンプに参加したいと思いました。そして、自分のチームに戻っても継続していこうと思いました。