ニュース
エリートプログラム U-13トレーニングキャンプ(JOC日韓競技力向上スポーツ交流事業)が終了
2019年07月16日
練習試合 vs. U-13韓国代表
2019年7月11日(木) キックオフ時間15:00 試合時間40分×2本
JGREEN堺 S5ピッチ(堺市)
エリートU-13 0-1(1st 0-0、2nd 0-1)U-13韓国代表
2nd 得点
39分 失点(U-13韓国代表)
1st スターティングメンバー
GK:松本泰生
DF:池原颯希、青木正宗、田所莉旺、鈴木友悟
MF:幡鎌駿、長田叶羽、近藤陽稀、中島洋太朗
FW:山口太陽、品田太郎
2nd スターティングメンバー
GK:松本泰生
DF:菊浪涼生、茨木陸、仲井陽琉、仲村壮汰
MF:山下輝大、長田叶羽、杉浦駿吾、西田真
FW:山口太陽、長崎皇
練習試合 vs. U-13韓国代表
2019年7月13日(土) キックオフ時間10:00 試合時間40分×2本
JGREEN堺 S5ピッチ(堺市)
エリートU-13 2-3(1st 2-1、2nd 0-2)U-13韓国代表
1st 得点
12分 長崎皇(エリートU-13)
18分 失点(U-13韓国代表)
20分 長崎皇(エリートU-13)
2nd 得点
11分 失点(U-13韓国代表)
24分 失点(U-13韓国代表)
1st スターティングメンバー
GK:松本泰生
DF:鈴木友悟、仲井陽琉、茨木陸、西田真
MF:中島洋太朗、山下輝大、長田叶羽、幡鎌駿
FW:長崎皇、山口太陽
2nd スターティングメンバー
GK:ピサノアレクサンドレ幸冬堀尾
DF:池原颯希、仲井陽琉、田所莉旺、中島洋太朗
MF:仲村壮汰、青木正宗、杉浦駿吾、西田真
FW:品田太郎、長崎皇
レポート
JFAエリートプログラムU-13の活動は15日(日)6日間の全日程が終了しました。2日目、4日目にはU-13韓国代表とトレーニングマッチを行いました。
2日目の第一試合は緊迫した試合展開でしたが、終了間際のPKを決められ、0対1で敗北しました。
3日目は、午前中に日韓合同トレーニング、午後には大阪城、道頓堀を観光するオフザピッチプログラムを実施、両チームとも積極的にコミュニケーションをとり、ピッチ内外で有意義な時間を過ごしました。
4日目は、午前中に再度韓国とトレーニングマッチを行いました。日本は前回の敗戦の反省を活かしながら、積極的な攻めて、前半を2対1とリードして折り返します。しかしながら、後半に入ると韓国に押し込まれ、日本はカウンターを狙う展開となります。日本は、追加点を狙えるチャンスもありましたが、強いフィジカルを活かした韓国チームの攻撃に押し切られて2失点を喫し、最終スコア2対3の悔しい逆転負けとなりました。この日は午後のトレーニングの後、韓国と一緒にJリーグ セレッソ大阪対名古屋グランパスの試合を観戦しました。選手たちはプロの迫力のある試合を観戦し、目を輝かせていました。
5日目は、前日の試合の振り返りとトレーニングを、そして最終日となる6日目には紅白戦を行い、このキャンプで得たものを最大限出し切ろうと選手たちは全力でプレーをしました。韓国代表を見送る際、両チームの選手とも将来またピッチで会う決意を固め、成果と課題を認識し、将来に向けた有意義な交流プログラムとなりました。
コーチ・選手コメント
遠藤善主 ナショナルトレセンコーチ
JOC日韓交流事業のこのプログラムは毎年行われており、今回のキャンプの中でU-13韓国代表と2試合を行いました。選手たちは、日常では体感することのない厳しいプレッシャーや体の大きさ、スプリントのスピードに優れた選手との対戦を通じて、トレーニングで積み上げた判断を伴ったテクニックの発揮や意図的にボールを奪うことにチャレンジしていました。その中で、多くの失敗や成功を繰り返しながらも、より高い基準を意識してプレーする姿がありました。韓国メンバーとのオフザピッチプログラムでは国籍の垣根を越えてコミュニケーションをとる姿がありました。様々な機会の交流によって、彼らにとって多くの財産になったことと思われます。このプログラムを通じて、両国の選手たちが将来A代表でプレーし、ともに活躍することを期待しています。最後になりますがJOCやJ-Green堺の関係者のみなさまに感謝申し上げます。
FP #6 杉浦駿吾 選手(名古屋グランパスU-15)
僕は今回のキャンプを通して、いろいろなことを学びました。一つ目は、ポジションを取り続けることの大切さです。ポジションを取り続けないとボールを受けられなかったり、視野とスペースを確保しないと判断できないからです。二つ目は、パスの質です。どちらの足につけるか、どこに出すかなど質にこだわっていかないといい判断が出来ないことが学べました。三つ目は、動きながらのプレーです。ファーストタッチでその後のプレーが決まるので、そのことをチームに持ち帰ってプレーしたいです。キャンプで自分の通用したところはもっと磨いて、課題は出来るだけなくせるようにします。次回も20人に選ばれたときは、自分のプレー全てが通用できるようにしたいです。
FP #13 田所莉旺 選手(川崎フロンターレU-15)
僕はこのキャンプを通して、二つの事を感じ学びました。一つ目は、生活面です。オフザピッチでたくさんの事があってバタバタしたけれど、コーチに注意されることで重要性に気付くことが出来ました。これからは、注意される前に自分で気付くことが出来る自立した選手になりたいと思いました。二つ目は、オンザピッチで、レベルの高い選手たちと共に質の高いサッカーが出来たことです。レベルの高い選手たちの中でも、自分のストロングポイントを最大限出すことが出来たし、出来なかったところは今後のばしていきたいと思います。また帰ってからもこの6日間で自分が得たものを自チームにも還元していきたいです。最後にこの素晴らしい経験を出来たことに感謝したいです。
FP #19 山口太陽 選手(FC東京U-15むさし)
このキャンプでは、全国から選ばれた選手、また韓国チームの選手と交流を深めることが出来ました。このチームは、パスの質やコントロールの質など、求められるレベルが高いプレー環境でした。韓国とのトレーニングマッチでは、相手のプレッシャーやプレーの質が高く、自分たちの長所・短所をよく理解することが出来ました。二試合とも負けという結果でしたが、このキャンプで得た経験を活かし、自分を高めていきたいと思います。また、次回は韓国に絶対に勝ちたいと思います。
スケジュール
7月10日(水) | PM | トレーニング |
---|---|---|
7月11日(木) | AM | トレーニング |
0-1 | 練習試合 vs. U-13韓国代表 | |
7月12日(金) | AM |
トレーニング |
PM | オフザピッチプログラム | |
7月13日(土) | 2-3 | 練習試合 vs. U-13韓国代表 |
PM | トレーニング | |
7月14日(日) | PM | トレーニング |
7月15日(月) | AM | トレーニング |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。