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JFAアカデミー福島EAST 高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2023福島が開幕
2023年03月14日
3月5日(日)、高円宮杯 JFA U-15サッカーリーグ2023福島が開幕しました。2023シーズン初めての公式戦の相手は強豪の会津サントスでした。開幕戦ということもあり、緊張感がひしひしと感じられる試合となりました。
今年は新U-15(Aチーム)が県リーグ1部を、新U-14(Bチーム)が相双地区リーグ(実質県リーグ3部)を戦います。県リーグ1部は8チームが所属して各チーム2度対戦するため、年間で計14試合が実施されます。県リーグ1部で1位になると高円宮杯 JFA 全日本U-15サッカー選手権東北みちのくチャレンジ南リーグ(東北2部リーグ)の参入戦へ出場することができます。
新U-15の選手たちは今シーズンの公式戦が始まる上で目標を立てました。そのうちの一つが県リーグ1部で優勝することです。日々のトレーニングで自分自身の成長に矢印を向けて取り組むのはもちろん、今シーズンは試合の結果にもよりこだわりを持って取り組んでいます。
アカデミー生コメント
小林惺十郎 選手(16期生/中2)
僕はセンターバックとして試合に出場し、コーナーキックからのヘディングシュートで先制点を取ることができました。
僕がこの試合で特に学んだことは、相手の守備のやり方によって自分たちの攻撃のやり方を変えることです。今回の試合で相手の守備のやり方はディフェンスラインがハイラインでFWがどんどん前からプレスをかけてくるチームでした。そのため、僕たちは前から来る相手に対してスペースが開くところを有効に使ったり、ディフェンスラインの背後に抜け出したりしていました。しかし、背後に抜け出す動きの中で動きが直線になってしまったり、単発に動いてしまったりしてオフサイドにかかってしまうことが多かったです。そこで、相手の守備がハイラインだったら、背後に抜け出す動きや角度を斜めにすること、斜めのスルーパスを出すなどの工夫を、センターバックの僕がいち早く気付いて前線の選手たちに伝えるなど、相手の状況によってやり方を柔軟に変えていく必要があることをこの試合で特に学びました。
今年の自分たちの目標はクラブユース、高円宮杯共に全国大会優勝を目指しています。県リーグ1部では優勝し、みちのくリーグに昇格することを目標に掲げています。従って、もっとチーム全体のレベルや個人でのレベルを上げて自分たちの目標を達成できるように頑張っていきます。
菅野楓翔 選手(16期生/中2)
3月5日に県リーグが開幕しました。僕はその試合の後半の40分間出場しました。前半は5点取り、後半も追加点を1点取り、良い開幕ができたと思います。
ですが、僕は自分が出場した40分間で個人の大きな課題だと感じたことがあります。
それは、試合の中で起きたチームの問題に対しての解決能力が足りないということです。
この試合の後半、僕たちは攻撃時ではなかなかボールを前へ運べず、守備時ではサイドから崩されピンチになる場面がありました。このような問題があるにも関わらず、僕は、どうしたらチームが良くなるのかを考えてはいましたが、伝えること・実行することができませんでした。僕はその伝えること・実行することができなかったことが、自分の大きな課題だと思います。
実行することができなかった理由は、「誰かが改善してくれるだろう」という人任せなところがあったからです。
それでは、この先チームがうまくいかない時に、同じことが起きてしまうと思います。僕は、そんな人任せな選手にはなりたくないです。僕は、チームが良くない時にどうしたらいいのかをすぐに考え、「伝え改善できる」選手になりたいと思っています。
そのため、これからは生活・練習から、リーダーシップを持って、自分の考えたことをチームメイトに伝え、自信を持ってプレーしていきたいと思います。また、分析力をさらに上げて、ピッチで起きている課題を瞬時に把握し修正できるようになりたいです。
このように、問題解決能力がなかったことに気づくことができ、これからの目標ができたことが、県リーグの開幕戦で感じたことです。
田村悠真 選手(16期生/中2)
僕たちJFAアカデミー福島の今年の目標はクラブユース全国優勝、高円宮杯で全国優勝、県リーグ1部で優勝してみちのくリーグへ昇格するという三つの目標を立てました。その中の目標である県1部リーグが今月5日に開幕しました。
開幕戦の相手は昨年県リーグ1部で優勝をした会津サントスでした。全員がウォーミングアップから頭の準備と体の準備と気持ちの準備をし、一人一人がいい状態で試合に臨めました。勝利することができ、チームとしてはいい状態でスタートできました。
個人としては、怪我明けというのもありBチームでプレーをしていたので、一日でも早くAチームでプレーをすることを目標に、与えられた出場時間を大切にして思い残すことがないようにプレーをしました。満足がいくパフォーマンスはできなかったですが、前日の練習で監督に言われたボランチの守備と最終ラインの守備を使い分け、今の自分ができる最高のパフォーマンスができたので良かったです。僕たちJFAアカデミー福島が目指すのは、冒頭でも述べたとおり全国優勝なので、リーグ戦でも負けることなく次もポジティブな気持ちで頑張りたいです。
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