JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 選手育成 > 選手育成(スポンサー) > 最新ニュース一覧 > U-15日本女子選抜 トレーニングキャンプ全日程を終える

ニュース

U-15日本女子選抜 トレーニングキャンプ全日程を終える

2016年12月06日

U-15日本女子選抜 トレーニングキャンプ全日程を終える

U-15日本女子選抜の4日間のトレーニングキャンプは、早くも最終日を迎えました。快晴の空の下、昨夜レクチャーを受けた「セットプレー」の実践トレーニングを行いました。2グループにわかれ、セットプレーゲームや紅白戦(30分)を行い、最終日の活動を終えました。

クロージングでは、コーチングスタッフから選手たちに、「努力すること」、「トレーニングキャンプで学んだこと(4つのレクチャー)を日頃から意識していくこと」などが伝えられました。

監督・選手コメント

加藤賢二 監督(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ/JFAアカデミー堺)
今日のセットプレーのトレーニングでは、キックのテクニック不足から意図した攻撃ができなかったり、スローインからそのまま相手にボールを渡してしまう、また守備では壁を作るのに時間がかかり過ぎたり、クリアが不十分で二次攻撃を受ける場面がみられました。頭で理解したことと実際のプレーにまだ大きな差があったように感じました。今後も意識してトレーニングしていかなければならない課題です。

キャンプ全体では、短い期間でもトレーニングと練習試合以外にレクチャーを4テーマ、また自分たちで試合の振り返りを行うなど、内容の濃いトレーニングキャンプになりました。選手たちの取り組みの姿勢、向上への意欲、言われたことをすぐに実践する理解力がこれまで以上に高く、集団としての質の高さを感じました。最初のミーティングで現在の立ち位置と目標を確認し、達成するために何をしなければならないのか、とメッセージを送りました。ミーティング直後に守備をテーマとしたトレーニングを行うと、そのことがしっかり全員に伝わっているとを確信しました。

日ノ本学園との練習試合では、苦しい時間帯でも崩れることなく、攻守両面で主導権を握り返し果敢に挑み続けた姿に頼もしさを感じました。選手たちが目標にしているステージにたどり着くまでには、さらに多くの競争を勝ち抜いていく必要があります。まずはトップアスリートとしての基本的な生活習慣を確立し、一番身近なサッカー環境の中でベストを尽くし続けることが大切です。来年はU-16日本女子代表選手としてピッチで戦う姿を期待しています。

渡辺凛 選手(オールサウス石山/JFAアカデミー堺)
とても濃い4日間となりました。サッカー面ではシュートの意識を持ってプレーすることを課題として取り組みました。試合では全国レベルの高校生と戦い、あまり自分の得意なプレーができずに終わってしまいましたが、自分なりに運動量は多かったと思います。期間中に4つの講義を受け、とても勉強になりました。自身の生活面で活かし、今後の成長に繋げていきたいです。

富岡千宙 選手(JFAアカデミー福島)
来年行われるU-16AFC女子選手権に向けた0回目のキャンプとして、常に世界基準を目指して今回の活動に取り組みました。スタートから良い雰囲気でトレーニングをすることができ、お互いを高め合うことができました。日ノ本学園との練習試合では、格上の相手に攻撃では相手を後ろ向きにさせることができ、そこから得点に繋げることができました。守備では失点してしまいましたが、球際で体を当てて相手を自由にさせないことにトライし続けることができました。キャンプを通して、全体としても個人としても成果と課題が出たので所属チームに帰っても努力をし、さらなるレベルアップを目指して頑張ります。

北村美羽 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18)
今回は「ゴール前の攻防」「ポゼッション」を中心としたトレーニングでした。私はゴール前のフィニッシュのところでファーストタッチの質が悪く、決めることができない場面がありました。ただ、ファーストタッチを自分が考えたところに置くことができたときは次のプレーに活かしやすく、ミドルシュートも決めることができました。ポゼッションのトレーニングでも、体の向きやファーストタッチなど細かい部分からの質が重要だとあらためて感じました。練習試合では意識してプレーすることができましたが、守備の部分で間延びしてしまう場面があり、スペースを簡単に使われてしまいました。今回感じたことを今後の課題として活かし、所属チームでも頑張ります。

村岡由梨 選手(浦和レッズレディースジュニアユース)
この4日間で意識したことは、ゴールへの意識と守備面のインターセプト、ファーストディフェンスになったときのプレッシャーの強さです。攻撃面では、ゴールを意識することはできましたが、ゴール付近でボールを持ったときに決定力に欠けていました。守備面ではインターセプトを狙うことはできましたが、ファーストディフェンスになったとき、相手へのプレスが弱いときがありました。予測して相手に近づけたときは、相手のボールを奪うことができました。全体的に切り替えの部分は良かったと思いますが、細かいミスやボールロストが多かったので、トレーニングキャンプで学んだことを次に活かしていきたいと思います。

スケジュール

12月2日(金) PM トレーニング
12月3日(土) AM/PM トレーニング
12月4日(日) AM
1-3
トレーニング
トレーニングマッチ vs 日ノ本学園高校
12月5日(月) AM トレーニング

※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。

関連情報
アーカイブ
選手育成
NEWS メニュー

JFA Youth & Development
Official Partner

  • アイリスオーヤマ株式会社
  • トヨタ自動車株式会社
  • ニチバン株式会社
  • 株式会社モルテン

JFA Youth & Development
Technical Partner

  • キリンビバレッジ株式会社

JFA Youth & Development Programme(JYD)

  • JFA Youth & Development Programme(JYD)
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー