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JFAエリートプログラム女子U-14、年代最後のエリートキャンプを大阪でスタート
2016年10月15日
JFAエリートプログラム女子U-14の活動が大阪でスタートしました。2年間で6回の活動を行うプログラムのなか、中学2年生の選手たちにとってはこれが最後の活動です。全国9地域のトレセンから選ばれた選手たちが集まり、今回はU-14韓国女子代表とのピッチ内外での交流を行って2年間のエリート活動を締めくくります。
初日となった14日(金)、淀川監督からは、昨年5月に行われた第1回目で確認した約束「観て、感じて、行動する」「失敗を恐れずに積極的に行動する」があらためて選手たちに伝えられました。初参加の選手6名を含めた20名は、その後のトレーニングで積極的にコミュニケーションを取ります。夜のミーティングでは、宿題として出されていた「2分間の自己紹介スピーチ」を一人ずつ行いました。家族構成やサッカーを始めたきっかけ、自分に関するクイズなど趣向を凝らし、全員が仲間のことを理解するための時間となりました。15日(土)は韓国との第1戦を行います。
コーチ・選手コメント
狩野倫久 コーチ(JFAナショナルトレセンコーチ/SAGAWA SHIGA FC)
オープニング時のミーティングでは、今までの積み上げとして、U-13スタート時に伝えたテーマ「観て、感じて、行動する」「失敗を恐れずに積極的にチャレンジする」から、U-14では「気づき」「オン・ザ・ピッチ、オフ・ザ・ピッチでの立ち居振る舞いに責任を持つ」を約束事としたこと、それに加えて「世界への積み上げ、世界へ行くためには」という部分で意識を高め、本気で日常を変えることが目標であることを伝えました。
具体的な取り組みとして、4つのポイントを挙げています。「プレッシャーの中での選択肢を持った技術・テクニック(判断するためプレー前の準備の習慣化)」、「攻守に関わり続ける個人戦術(状況に応じたプレーの判断・決断の速さ)」、「攻守の切り替え(特にピンチとチャンスを感じる力)」、そして「持久力・運動量ならびにゲーム体力(質の高いハードワーク)」です。
キャンプ初日ということもあり、始めは選手の表情や動きにも硬さがありましたが、トレーニングが進むにつれて声を掛けあい、積極的な姿が見られました。「強く蹴る・叩く」においてコントロールと質をテーマにした4人1組でのパス&コントロール、様々なルールを設けた4対2のボールポゼッションのあと、9対9+GKのゲームを行いました。夜のミーティングでは映像を用いてオープニング時に伝えたテーマの具体的なイメージを深めて共有しました。明日からのトレーニングや韓国との2試合、大阪学芸高校との練習試合など様々な刺激のなかで、ピッチ内外で積極的に取り組み、たくましい姿が見られることを期待しています。
野口明莉 選手(ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15 )
私は今回で3回目のエリートプログラムとなります。今日は2時間のトレーニングがありました。今回のプログラムでは、何かを残せる活動にしたいと思っています。具体的には自分のストロングを活かしたプレーを増やし、攻守ともに関わり続けていきたいです。そして貴重な体験となる韓国との練習試合を大切にしたいです。オフの面では多くの人としっかりコミュニケーションをとってプレーにも活かし、充実した6日間にしたいです。
竹下奏彩 選手(INAC神戸レオネッサU-15)
ピッチ内外でたくさんの人とコミュニケーションを取り、積極的にチャレンジしたいです。私の苦手なことを少しでも克服できるように頑張りたいです。一つ一つのプレーを大切にして、一つでも多くの事を学び、それをチームに持ち帰って貢献できるようにしたいです。そのためには、トレーニングに一所懸命全力で取り組んで、ゲームではより質の高いコーチング、良い準備を心がけたいです。韓国の選手と関わる機会はめったにないので、日本の良いところを少しでも知ってもらって、日本が大好きになってもらいたいです。でも試合では負けないように、チーム一丸となって頑張ります。
保里あづさ 選手(とかちFCなでしこ)
エリートプログラムに参加するのは初めてなので、とても緊張しています。今日は午後から約2時間トレーニングをしましたが、ゲームで良いプレーをすることができませんでした。みんなパスの質が高く、スピードがあり、身体も強くてびっくりしました。明日は韓国とのゲームがあり、とてもわくわくしています。アプローチのスピードや気持ちで負けないように頑張ります。
田畑晴菜 選手(ヴィエントフットボールクラブとよの/JFAアカデミー堺)
私は今回で6回目のエリートプログラムになります。今日はミーティングのあと、全員で用具を準備し、練習に行きました。初めて会う選手がたくさんいたので、私はとても楽しみにしていました。練習ではその初めて会った人とも上手くコミュニケーションを取って楽しい練習ができました。今回の目標は、韓国を相手に何が通用して何が通用しないのかを知ることです。韓国との試合経験はなかなか得られないので、このような経験を大切にしたいです。明日は試合があるので絶対に勝ちたいですが、ピッチ外では韓国の選手ともうまくコミュニケーションを取りたいと思います。
スケジュール
10月14日(金) | PM | トレーニング |
---|---|---|
10月15日(土) | AM 15:45 |
トレーニング ゲーム vs U-14韓国女子代表 |
10月16日(日) | AM/PM | トレーニング |
10月17日(月) | AM/PM | トレーニング |
10月18日(火) | AM 15:45 |
トレーニング ゲーム vs U-14韓国女子代表 |
10月19日(水) | AM | トレーニング |
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
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