フィジカルフィットネスプロジェクト
フィジカルフィットネスプロジェクトとは
日本サッカー協会(JFA)は「サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全なる発達と社会の発展に貢献する」という理念の実現を目指しています。JFAの約束2050やJFAの目標2030を達成するために、フィジカルフィットネスプロジェクトは、世界で戦えるフィジカルの構築、個人の特性にあったフィジカル要素の向上を目指しています。
具体的には選手のパフォーマンスを、心理的・社会的側面、戦術的側面、技術的側面、そして体力的側面からなる4つの側面からとらえると、フィジカルフィットネスプロジェクトは、体力的側面に特化してアプローチするものです。さらに体力的側面を持久的パフォーマンス、高強度運動パフォーマンス、スプリントパフォーマンス、筋発揮パフォーマンスに分類しながら、それぞれを向上させることを目指します。
JFAが日本サッカーの強化構想として掲げる「三位一体(代表強化、ユース育成、指導者養成)の強化策プラス普及」の4項目のうち、フィジカルフィットネスプロジェクトでは、ユース育成、指導者養成の2つの側面にアプローチしていきます。その取り組みが結果的として、三位一体の強化策のもうひとつの項目である代表強化に繋がると考えています。各側面へのアプローチの具体的な項目は以下のとおりです。
ユース育成
・アンダーカテゴリー代表帯同
・トレセン、エリート活動帯同
・体力測定
・データ分析
・Jクラブ派遣(選手向け)
・JFAアカデミーサポート
指導者養成
・指導者ライセンス講習会
・リフレッシュ研修会
・Jクラブ担当者研修会
・Jクラブアカデミーフィジカルコンディショニングスタッフ研修会
・AFCフィットネスコース
・DBU研修会
・Jクラブ派遣(指導者向け、コンサルティング)