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戸塚FCジュニアが初優勝を飾る JFA バーモントカップ 第34回全日本U-12フットサル選手権大会

2024年08月19日

戸塚FCジュニアが初優勝を飾る JFA バーモントカップ 第34回全日本U-12フットサル選手権大会

JFA バーモントカップ 第34回全日本U-12フットサル選手権大会の最終日が8月18日(日)に東京都の武蔵野の森総合スポーツプラザで行われました。

本大会の優勝経験があるチーム同士が顔を合わせたブリンカールFC(愛知)と静岡ジュニアFC・ピヴォ(静岡)の準決勝は、開始早々に2点を奪った静岡が優位に試合を進めます。ブリンカールも失点後、すぐにタイムアウトを取りましたが、流れを変えられずに第1ピリオドは静岡が4-2とリードして折り返しました。第2ピリオドに入ると、逆転を目指すブリンカールが攻め立てて1点ずつ返していきますが、静岡がリードを守り抜いてタイムアップ。5-4で競り勝った静岡が決勝進出を果たしました。

もう一つの準決勝では、戸塚FCジュニア(埼玉)がサイレコ・エスペランサ熊本(熊本)と対戦。熊本が2分に渡邉景太選手のゴールで先制しますが、戸塚も高崎翔生選手が同点ゴールを挙げます。第2ピリオドに入ると戸塚がゴールラッシュを披露。高崎選手が立て続けに3得点を挙げ、一気にリードを広げます。戸塚はこの後も得点を重ねて最終的には8-2で勝利し、初の決勝進出を成し遂げました。

2度目の優勝を目指す静岡と、大会初出場の戸塚による決勝戦は、3分に近藤直斗選手が直接FKを決めて静岡が先制します。決勝ラウンドの全ての試合で逆転勝利を収めてきた戸塚も、松岡朔太郎選手のゴールで追いつくと、その後は拮抗した展開になり1点ずつを取り合って第1ピリオドを終えます。

第2ピリオドに入ると、戸塚が攻勢に出ます。11分、松岡選手がこの試合で2点目となるゴールを決めると、その後も多彩な攻撃で得点を重ね、6-2とリードを広げます。最後まで攻撃的な姿勢を見せた戸塚は、最後の1分間も2点を加えて8-2で勝利。見事にバーモントカップ初出場で初優勝を飾るとともに、埼玉県勢にとって初となる2大会連続優勝を成し遂げました。

なお、ベストプレーヤー賞には、優勝した戸塚から松岡選手と高崎選手、準優勝の静岡から平松永遠選手、3位のブリンカールから森本真仁選手、FCトリアネーロ町田の田中海選手が選出され、フェアプレー賞は静岡に贈られています。

監督・選手コメント

小原清人 監督(戸塚FCジュニア)
全国大会の初戦は緊張気味に入ってしまい、自分たちのプレーができずに黒星スタートとなりましたが、厳しい状況から2日目、3日目とチームが成長する姿を見られて、とても喜ばしいです。決勝戦は自分たちが苦手としている、守備を固めてカウンターを仕掛けてくる相手に苦戦し、前半は2失点しましたが、後半に戦い方を変えて相手の長所を消し、自分たちの持ち味を出して試合を進められました。先制されても強い気持ちを持ってやり続けられたことがよかったです。

松岡朔太郎 選手(戸塚FCジュニア)
優勝することできて最高にうれしいです。決勝までに3試合連続で先制されていたのですが、そこから巻き返せていたので、決勝でも「大丈夫だろう」と思って戦うことができました。教わってきたことを使えば相手を崩せると思っていましたし、決勝で点を取ることを目標にしていたのでうれしいです。まだこのチームでの活動もありますし、中学からはJクラブのアカデミーに行くので、そこでも今大会の経験を生かすことができればと思っています。

坂本律人 選手(静岡ジュニアFC・ピヴォ)
優勝したかったですが、決勝まで進むことができたので、静岡の誇りを守ることができたと思います。決勝戦は疲れもありましたが、最後の試合ということで全力を出しました。前半はチームがうまく機能していましたが、後半に相手がシステムを変えてから、それに対応することが難しくなりました。この大会を経て、持久力の必要性などいろいろなことを知ることができました。その経験を生かして、中学生年代では全国大会で優勝できるように頑張っていきたいです。

古居俊平 監督(ブリンカールFC)
準決勝では初めて先制されて、5失点を喫しました。メンタル的に慌ててしまい、本来は狙って蹴るべき場面でもその選択ができず、(先に失点した)影響は大きかったように思います。戦術的に、静岡にうまく攻略されてしまいました。この大会は良いことも悪いことも全て経験する場です。その中で勝つことができればベストですが、今大会は勝てませんでした。準決勝後に流した涙を忘れず、選手にはこの経験を次につなげてほしいです。

大会期間:2024年8月16日(金)~8月18日(日)
会場:東京都/武蔵野の森総合スポーツプラザ
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