インドサッカー連盟が主催するAFCプロディプロマコースの海外研修が、6月23日(金)から7月3日(月)までの11日間、関東で実施されました。

AFCプロディプロマコースとは、アジアサッカー連盟が定める指導者制度の最高位に値する指導者ライセンスの習得を目指すコースで、4つのモジュールに分かれています。今回はクラブアタッチメントがテーマとなりました。FC東京、柏レイソルの協力のもと、受講生たちは実際にトップチームとユースチームの練習と試合を分析し、監督やGMなどクラブスタッフとの意見交換などを経て、試合に向けての準備、監督としての振る舞い方、プロクラブの在り方などを学びました。

その他にも、高円宮記念JFA夢フィールドで日本サッカーのビジョンとユース育成、フィジカルフィットネスプロジェクト、スポーツ心理、セットプレー分析、データ分析などの多岐にわたる講義を受けて、知識を深めました。

インストラクターコメント

Kim Poulsen インストラクター
インドサッカー連盟（AIFF）を代表し、この場をお借りして、東京でお世話になったこと、そして私たちが到着する前にいろいろと計画してくださったことにお礼を申し上げたいと思います。
日本で行われたAFCプロディプロマコーチングコースは、とてもよく計画されており、多くを学ぶことができました。コースの受講生は大いに刺激を受け、新たなインプットやアイデアを得て帰国しました。
レクチャーでは、少し言語の問題で苦労することもありましたが、どれもとても刺激的で、様々な知識が詰まっていました。Ｊクラブ訪問では、3日間に渡りFC東京で視察させていただき、大変充実していました。その他ＪリーグやU-18の試合を視察、分析できたことも大変刺激的で興味深いものでした。JFAの今後ますますの発展をお祈りします。

受講者コメント

Pradhyum Reddyさん
JFAの皆さん、関係者の皆さん、そして日本滞在中に訪問したクラブの皆さんに深く感謝します。
レクチャーの質の高さと細部への配慮により、私たちは期待通りの必要な知識を得ることができました。
柏レイソルやFC東京のようなＪリーグのクラブと連携していただき、トップチーム、ユースチームの練習視察、及びコーチ陣との意見交換の機会等、温かいおもてなしをしてくださった2つのクラブのスタッフの皆さんに感謝しています。
私にとって日本で実施されたAFCプロディプロマコーチングコースはとても素晴らしい経験だったので、すぐにでも日本に戻り、サッカー文化、特に女子サッカーについてももっと学びたいと思っています。
ありがとうございました。

Shakti Chauhanさん
インドから来たコーチとして、JFAの施設や日本におけるサッカー育成の仕組みを見て、とても感銘を受けました。
実際、JFAにはコーチング、スカウティング、才能発掘、サッカー分析、フィジカルフィットネス、コーチ教育、その他多くの分野で非常に経験豊かで才能のある専門家がいます。JFAテクニカルスタッフの皆さん、AFCプロディプロマ取得のためにレクチャー、実技を行って頂き、我々インドのコーチのために時間を割いてくださり大変感謝しております。
Ｊリーグのレベルはアジアでもトップクラスですが、U-10～U-18の全てのカテゴリーでもエリート育成がなされており、JFAの長期計画に則っているものと感じます。
AFCプロディプロマの受講者として、JFAの専門家と共に学び、体験し、交流し、活動できた7～8日間が、より良いコーチになる助けとなり、またインドサッカーの発展の助けとなると感じています。
JFAの皆さん、どうもありがとうございました。

AFC加盟協会の日本でのキャンプ・研修受入れ

日本サッカー協会では、日本でのキャンプ・研修の実施の要請があった場合、必要なアレンジを含めた受け入れ手配全般をコーディネートし、各国協会をサポートしています。
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