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U-16日本代表インド・ベトナム遠征 第3戦を引き分ける
2016年06月07日
U-16日本代表 vs U-19 Becamex Binh Duong FC
2016年6月6日(月) キックオフ時間 16:00 試合時間 90分(45分✕2本)
Go Dau Stadium(ベトナム・ホーチミン)
U-16日本代表 1-1(前半0-1、後半1-0)U-19 Becamex Binh Duong FC
得点
20分 失点(U-19 Becamex Binh Duong FC)
86分 瀬畠義成(U-16日本代表)
スターティングメンバー
GK:小久保玲央ブライアン
DF:菅原由勢、桑原海人、狩野奏人、上月壮一郎
MF:福岡慎平、中村敬斗、松本凪生、鈴木冬一
FW:栗原イブラヒムジュニア、宮代大聖
サブメンバー
GK:青木心、谷晃生
DF:東俊希、菊地健太、桂陸人、西尾隆矢
MF:久保建英、平川怜、喜田陽、瀬畠義成
交代
12分 宮代大聖 → 久保建英
HT 上月壮一郎 → 桂陸人
54分 栗原イブラヒムジュニア → 平川怜
54分 鈴木冬一 → 喜田陽
60分 松本凪生 → 瀬畠義成
67分 福岡慎平 → 東俊希
76分 中村敬斗 → 西尾隆矢
82分 桑原海人 → 菊地健太
マッチレポート
インド・ベトナム遠征中の「00ジャパン*」は6日(月)、U-19 Becamex Binh Duong FC(ビン・ズオン)と対戦し、1-1で引き分けました。ビン・ズオンは、トップチームがAFCチャンピオンズリーグ2016にも出場したベトナムを代表する強豪クラブです。AFC U-16選手権インド2016の初戦でU-16ベトナム代表と対戦する「00ジャパン」にとっては、非常に重要な一戦となりました。試合時間も本番を想定して、16時キックオフのスタートとなりました。
試合は、相手が前へ前へとロングボールなどを活用し攻めてきますが、日本が落ち着いて対応し静かな立ち上がりで進みます。徐々に日本がリズムを掴み出すと、18分にFW久保建英選手のスルーパスを受けたFW栗原イブラヒムジュニア選手が、相手GKとの1対1を迎えますが、相手GKのファインセーブに合います。すると日本は、20分に一瞬の隙を相手に与えてしまいます。ロングボールをDFが競り負け、DFのカバーが遅れたところを、相手FWに独走され、冷静にシュートを決められてしまいます。トレーニングでも懸念していた課題が、そのまま失点に繋がってしまいました。この失点で目が覚めた日本は、攻撃陣が反撃に出ます。28分には、久保選手が左サイドを個人技で突破し、GKも交わしてシュートを放ちますが、相手DFが体を張って、ゴールライン上でクリアします。その後も日本は、次々とシュートを放ちますが同点ゴールを奪えず、0-1で前半は終了します。
ハーフタイムに森山佳郎監督から厳しいアドバイスを貰った日本は、後半序盤から積極的に攻めます。後半から出場したDF桂陸人選手やMF喜田陽選手が、右サイドから何度も良いクロスを上げチャンスを作りますが、なかなか決めきれません。54分には、カウンター攻撃を受けて、相手に決定的なチャンスを作られますが、GK小久保玲央ブライアン選手が左足で辛うじて弾き、ピンチを防ぎます。その後は、相手も疲労が溜まり、日本が一方的に攻め込みます。FW中村敬斗選手、MF東俊希選手、DF菅原由勢選手がそれぞれ相手GKとの1対1を迎えますが、全て相手GKのファインセーブに防がれます。
それでも諦めない日本は、86分、クロスボールに対し相手GKとDFが交錯したところ、こぼれたボールをMF瀬畠義成選手が冷静に決めて、ついに同点に追いつきます。その後も攻め続けましたが、そのまま試合は1-1で終了しました。誰もが諦めず執念で追いついた試合でしたが、一方で決定力不足を露呈した試合になりました。明日は、インド・ベトナム遠征最終戦で、U-18 Hoang Anh Gia Lai FCと対戦します。
*「00ジャパン」:2000年以降に生まれた選手たちで構成されたU-16日本代表チームの呼称
選手コメント
DF #7 菅原由勢 選手(名古屋グランパスU18)
本日の試合は、勝ち試合を引き分けにしてしまったと思います。決めるところで決めきれなかったです。失点に繋がるプレーもしてしまいましたし、もっとCBとしてチャンレンジ&カバーを徹底して隙をなくし、相手にチャンスを与えないようにしたいです。明日は、怪我人や体調不良者もいるので、総力戦になると思いますが、AFC U-16選手権インド2016の準々決勝に臨む気持ちでプレーしたいと思います。
MF #15 桂陸人 選手(サンフレッチェ広島F.Cユース)
後半から出場しましたが、前半を見ていて積極性が足りず流れも悪かったので、必ず自分が流れを変えてやると試合に臨みました。結果、引き分けに終わりましたが、粘り強く最後まで諦めず攻め切れました。AFC U-16選手権インド2016の本番を想定したら、第3戦目を引き分けたことは決して悪くなく、ポジティブに考えています。明日はもっと攻撃参加して得点に絡みたいです。明日必ず勝って、この遠征を終わりたいと思います。
MF #10 福岡慎平 選手(京都サンガF.C. U-18)
常日頃、森山佳郎監督から指摘を貰っている通り、一瞬でも相手に隙を与えると失点に繋がることが良くわかりました。決めるところで決めきれないと、難しい試合になってしまうことを肌で感じました。個人的には年上相手にも臆せず当たり負けせずプレーできたと思います。引いた相手をどのように崩すか、もっとチームでトレーニングが必要ですし、ラストパスの質はやはり大事だなと思います。あと1試合、今日できなかったことを明日少しでも改善できるようにしたいです。
スケジュール
5月29日(日) | PM | トレーニング |
---|---|---|
5月30日(月) | AM/PM | トレーニング |
5月31日(火) | AM/PM | トレーニング |
6月1日(水) | 4-0 | vs U-18インド代表(PJN stadium) |
6月2日(木) | 3-0 | vs U-18ゴア選抜(PJN stadium) |
6月3日(金) | AM | トレーニング |
6月4日(土) | PM | トレーニング |
6月5日(日) | AM/PM | トレーニング |
6月6日(月) | 1-1 | vs U-19 Becamex Binh Duong FC(Go Dau Stadium) |
6月7日(火) | 17:00 | vs U-18 Hoang Anh Gia Lai FC(Thong Nhat Stadium) |
※時間は全て現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。