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SAMURAI BLUE、午前練習で調整後、イラク戦の地へ出発
2017年06月09日
SAMURAI BLUE(日本代表)は、キリンチャレンジカップ2017シリア戦から一夜明けた6月8日(木)、午前中に東京都内で練習を行い、その後、同日夜のフライトで2018年FIFAワールドカップアジア最終予選イラク戦(13日)が行われる中立地テヘランへ向けて出発しました。
青空も見える空の下、チームは1-1で引き分けたシリア戦に先発したメンバーとサブ組に分かれて練習しました。
先発組はランニングとストレッチなどで体を動かし、サブ組は5対5の対人トレーニングで切り替えの速さやプレッシングを確認し、GKを付けた狭いコートでミニゲームも実施。その後のクロスボールに合わせたシュート練習では、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が身振りを交えて選手に動き方を示し、ボール出しを担当しました。サブ組も最後に入念にストレッチを行ない、約1時間半の練習を終えました。
前日の試合で右すねを痛めたMF山口蛍選手(セレッソ大阪)、右膝痛のDF酒井宏樹選手(オリンピック・マルセイユ)と腰の張りを訴えたDF吉田麻也選手(サウサンプトン)は大事を取ってホテルで静養に努めました。
また、前日の試合で負傷交代となったMF香川真司選手(ボルシア・ドルトムント)は朝食後に、キリンチャレンジカップまでの招集だった宇佐美貴史選手(アウグスブルク)は練習後に、チームを離れました。このため、イラク戦へは24選手で臨むことになりました。
海外組の合宿から参加していた宇佐美選手は、「代表に来て、厳しいトレーニングを積めてよかった」と話していました。
最終予選第8戦となるイラク戦は、同国の国内情勢不安のため、中立地であるイランのテヘランで試合が行われます。
日本は現在、最終予選グループBで首位に立ち、同じ勝点のサウジアラビアが得失点差で無条件での予選突破となる2位に付けています。プレーオフ経由で本大会出場に挑む3位には、勝点3差のオーストラリアが位置。今回対戦するイラクは勝点4で5位です。
最終予選も残り3試合となり、6大会連続6度目のワールドカップ出場を目指している日本は、13日のイラク戦に勝てば予選突破が大きく近づくことになります。
西野朗技術委員長は、シリア戦について「トライもできて見極めもできた。危機感が出る」と話し、イラク戦へのフィードバックを期待していました。
なお、前夜7日(水)夜にはテヘランの国会議事堂やホメイニ廟へのテロ攻撃があったと報じられましたが、現地に先乗りしている関係者が在テヘラン日本大使館とも連絡を取り合って、現地情勢の無事を確認。チームは予定通り、8日(木)の夜のフライトで試合の地へ旅立ちました。
選手コメント
MF 井手口陽介 選手(ガンバ大阪)
昨日の試合は満足していないですし、攻撃でも守備でももっと貢献できるように練習からやっていきたいです。戦術の部分など、まだまだ自分が理解しきれていないところがあるので、求められていることをそのまましっかりピッチで表現できるようにしたいと思います。ワールドカップ予選のイメージは毎試合難しい試合になっているという印象があります。今回もすごく難しいと思いますが、しっかり結果を出せるようにしたいです。
DF 長友佑都 選手(インテル・ミラノ)
シリアに勝てなかったのはもちろん残念ですが、香川選手の怪我が一番残念でした。ただ、13日のイラク戦に勝つために、コンディションもここからぐっと上がると思うので、昨日の試合は大きな意味があると思います。改善点は、相手がエネルギーがある時にマークを剥がせていない、連動して崩せていない。相手に狙われているにもかかわらず、パスを出して、獲られてショートカウンターということが前半よくありました。それはイラク戦も気を付けなければなりません。後半は相手もバテてプレッシャーがない分、日本らしいサッカーはできますが、それが毎回なので、日本の課題だと思います。
GK 中村航輔 選手(柏レイソル)
代表チームは結果を求められる場所なので、昨日の試合も勝てればよかったのですが、重要なのは次のイラク戦なので、そこへ向けて活かせればいいと思います。代表チームに来て、少しずつ自身の成長にもつなげられると思っています。ステージが上がれば上がるほど、試合に出たい思いは強くなってきますが、1つ1つステップを踏んでいきたいと思っています。イラク戦は結果が求められるので、戦っていきたいと思います。
FW 浅野拓磨 選手(VfBシュツットガルト)
怪我人が出てチームとして大変な状況だとは思いますが、誰ひとりネガティブにはなっていないですし、自分たちが出て結果を残すという気持ちで今日もトレーニングをやっていました。昨日少しプレーして、もっともっとやっていかないといけないと思いました。本田選手がインサイドハーフに入る頭はありました。自分自身、右サイドでやる難しさは感じていますが、プレーをしながら改善して、自分の課題として良くしていきたいと考えています。
スケジュール
5月28日(日) | 17:30 | トレーニング(フロンティアサッカーフィールド)【一般公開】 |
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5月29日(月) | 10:30/17:30 | トレーニング(フロンティアサッカーフィールド)【一般公開】 |
5月30日(火) | 10:30/17:30 | トレーニング(フロンティアサッカーフィールド)【一般公開】 |
5月31日(水) | 10:30/17:30 | トレーニング(稲毛海浜公園スポーツ施設球技場)【一般公開】 |
6月1日(木) | 10:30/17:30 | トレーニング(フロンティアサッカーフィールド)【一般公開】 |
6月2日(金) | 10:30/17:30 | トレーニング(フロンティアサッカーフィールド)【一般公開】 |
6月3日(土) | 10:30/17:30 | トレーニング(稲毛海浜公園スポーツ施設球技場)【一般公開】 |
6月4日(日) | 10:30 | トレーニング(稲毛海浜公園スポーツ施設球技場)【一般公開】 |
6月5日(月) | PM | トレーニング * |
6月6日(火) | 17:00 17:30 |
公式会見(東京スタジアム) 公式練習(東京スタジアム)* |
6月7日(水) | 1-1 | キリンチャレンジカップ2017 vs シリア代表(東京スタジアム) |
6月8日(木) | AM | トレーニング |
6月9日(金) | PM | トレーニング |
6月10日(土) | PM | トレーニング * |
6月11日(日) | PM | トレーニング * |
6月12日(月) | 未定 | 公式会見 公式練習(PAS Stadium)* |
6月13日(火) | 17:00 | アジア最終予選 vs イラク代表(PAS Stadium) |
※時間は全て現地時間です。
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
※「*」は冒頭15分のみメディア公開となります。
アジア最終予選(Road to Russia)
2017年6月13日(火) 16:55 キックオフ(予定)
[ 日本時間:6月13日(火) 21:25 キックオフ(予定) ]
イラク代表 vs SAMURAI BLUE(日本代表)
イラン/PAS Stadium
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