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SAMURAI BLUE、エルサルバドル戦へ宮城で練習 ~キリンチャレンジカップ2019~
2019年06月08日
SAMURAI BLUE(日本代表)は6月7日(金)、2日後に控えたキリンチャレンジカップ2019のエルサルバドル代表戦へ向けて、試合会場の宮城県ひとめぼれスタジアム宮城にて練習を行いました。
前日まで滞在した愛知県豊田市の真夏のような暑さとは打って変わって肌寒く、小雨も降る中、前日の豊田市からの移動後初のグラウンド練習に集合。しかし、股関節に違和感を覚えたMF香川真司選手(ベシクタシュJK)と、首に張りを感じたDF槙野智章選手(浦和レッズ)はホテル近くで別調整となりました。
25人で行ったスタジアムでの練習では、選手たちはジョギングや体幹トレーニング、ボール回しなどでウォームアップ。フィールドプレーヤーは、パスやヘディングなどボールコントロールの基本練習を、狭いエリアに多くの人数がいる中でターンや移動を含めた動きの中で精度を意識して繰り返しました。
その後、5日(水)のトリニダード・トバゴ戦に先発したメンバーは、MF守田英正選手(川崎フロンターレ)とGKシュミット・ダニエル選手(ベガルタ仙台)を除いて前日に引き続いて軽めの内容で、ジョギングの後は室内でストレッチを行う軽めの内容でした。
それ以外の選手たちは、ハーフコートほどの狭いエリアで6対6にGKを付けてミニゲームを実施。GK川島永嗣選手(RCストラスブール)はゴールに陣取ると、味方の選手たちに大きく良く通る声で動きや位置取りのコールをかけ続け、守備のメンバーには下がりすぎないように注意を促していました。その様子を、先に練習を終えたMF中島翔哉選手(アルドゥハイルSC)とDF畠中槙之輔選手(横浜F・マリノス)がベンチから見つめていました。
その後、中盤からサイドへ展開してシュートするビルドアップを、少しずつパターンを変えて行い、入念に確認。途中からは齊藤俊秀コーチがDF役で参加。最後にコーチをかわしてシュートを決めると選手たちから歓声が上がり、集中した中に和気あいあいとした雰囲気に包まれていました。
全体練習の後には、各自が思い思いに練習。FW永井謙佑選手(名古屋グランパス)やMF久保建英選手(FC東京)らは、GK権田修一選手(ポルティモネンセ)とGK大迫敬介選手(サンフレッチェ広島)が入れ替わり立ちはだかるゴールに向かって、精力的にシュート練習に取り組みました。
一方、守田選手とMF橋本拳人選手(FC東京)はロングキックの感触を確かめ、DF山中亮輔選手(浦和レッズ)とDF室屋成選手(FC東京)はジョギング。また、GK川島選手とGK大迫選手は、下田崇コーチが上げるクロスボールへの対応を繰り返していました。
また、練習の前には、日本代表のオフィシャルパートナーであるキリングループから激励を受け、キリンビバレッジ株式会社東北地区本部東北支社の白木章雄支社長より「生茶」と「キリンレモン」の差し入れが贈られ、チームを代表して森保一監督が受け取りました。
この日は雨で梅雨寒の気候にもかかわらず、多くのファンが駆けつけてスタンドから声援を送りながら練習を見学しました。その中には宮城県内のサッカー少年少女たち約120人の姿もあり、子供たちは練習前にユニフォーム姿でグラウンドに入って選手たちと対面。記念撮影に臨むと、笑顔を見せていました。
試合は9日(日)19:00から、ひとめぼれスタジアム宮城にて行われます。
選手コメント
GK #28 大迫敬介 選手(サンフレッチェ広島)
五輪代表も3バックでやっていますし、前回も3バックでGKからつなぐところをコンセプトにしているので、出る機会があればボールを触る機会が増えるのではと考えて、味方との連係やボールをつなぐ感覚を意識して練習しています。(前の試合でベンチ入りして)見渡す限りサポーターというのはなかなかないので、こういう中で早くピッチに立ちたいと、自分にとって刺激的でした。
DF #5 長友佑都 選手(ガラタサライSK)
(前の試合では)前半特にサイドバックの癖が抜け切れていなくて、もっと高い位置をとっても良かったと、ビデオを見て思いました。ウイングバックはサイドバックと違うので、攻撃にもっと厚みを持たせるプレーをしていかないとなりません。目的はゴールなので、ゴールに向かう認識合わせ、そこまでの空間をみんなが意識して共有できないと躍動感のあるサッカーはできないと思いました。ここまでいい形でやれた3バックは代表ではなかったと思うので、すごくポジティブだったと思います。
DF #26 中山雄太 選手(PECズヴォレ)
ボランチは自分が生きるポジションですが、出されたポジションで自分の特長をしっかりと出せるかというのが大事だと思います。与えてもらったポジションで特長を出しつつ、チームに貢献できることを第1に考えたいです。経験のある先輩たちからは話だけでなく、練習や普段の取り組みの姿勢から、しっかりと刺激を受けています。いいものはどんどん吸収して、自分のものにしていきたいと思っています。
MF #8 原口元気 選手(ヘーレンフェーン96)
(ウイングバックは)攻撃でも守備でも、ちょっとした高さのポジション取りが大事で難しいポジションですが、それがうまくいけば、より攻撃的にいけるシステムだと思うので、そこを意識しながら考えてプレーしなくてはなりません。自分の良さを出しやすいポジションだと思います。3バックに慣れていない選手もたくさんいる割に1試合目はうまく行ったと思いますが、2試合目でさらにやるのであればより良いものを作っていかなくてはいけません。失敗しないと学ばないところもあると思うので、だからこそチャレンジいていかないといけないと思います。
MF #27 久保建英 選手(FC東京)
(1試合目はベンチ外で)悔しさというより、終わったことなので、次の試合に向けてアピールするだけです。自分は相手に関係なく、チャンスをもらえれば自分のプレーを見せるつもりです。準備はしているつもりです。2シャドーだとシャドーの位置が近くなるので、連係が大事になります。アンダーの時から3バックをやっているので、特に違和感はありません。
FW #15 大迫勇也 選手(ヴェルダー・ブレーメン)
チームとして新しいチャレンジに取り組みましたが、結果が出なかったことに対して選手、僕個人としてもかなり責任は感じました。悔しさ、もどかしさ、いろいろ感情が試合後に残りました。やれたことは自分の中では手応えですが、多分、試合を見ていた人は、今までの試合と比べて物足りなさを感じていると思います。そこを埋めきれなかったのは、僕らの能力の足りなさだと思うので、次の試合でどうなるのかわかりませんが、もう1回チャレンジするのであれば、そのギャップを埋めたいと思います。新しいことをする時はいいことばかりではないですが、その中でいかに早く各々がうまく対応できるか。早く対応できるように真剣に向き合っていきたいです。
スケジュール
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久保建英 選手(FC東京)インタビュー
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シュミット・ダニエル 選手(ベガルタ仙台)インタビュー
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原口元気 選手(ハノーファー96/ドイツ)インタビュー
SAMURAI BLUE(日本代表)対 エルサルバドル代表
開催日時:2019年6月9日(日) 19:00キックオフ(予定)
会場: 宮城/ひとめぼれスタジアム宮城
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