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ニュース

SAMURAI BLUE、練習再開で中国戦へ ~EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会~

2017年12月11日

SAMURAI BLUE、練習再開で中国戦へ ~EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会~

EAFF E-1サッカー選手権決勝大会に臨んでいるSAMURAI BLUE(日本代表)は12月10日(日)、勝利した初戦の朝鮮民主主義人民共和国代表戦から一夜明けて、2日後に迎える中国代表との第2戦へ向けて東京都内で練習を再開しました。

良く晴れた暖かな日曜日とあって、多くのファンが見学に駆け付けてスタンドから声援を送る中、選手たちは二手に分かれて練習しました。

1-0で勝利した前夜の試合で先発したメンバーはランニングや室内でのストレッチ、体幹トレーニングなど、リカバリー中心の内容に終始して早めに切り上げましたが、交代出場で攻撃のリズムを変えたFW伊東純也選手(柏)を含めた控え組は、ボールを使った練習で約1時間半じっくりと取り組みました。

狭い縦長エリアでの5対5の対人練習では素早い攻守の切り替えや連動した動きをチェックし、横に長く縦20メートルほどのエリアでGKを付けたミニゲーム形式では、攻撃の組み立てを意識してプレー。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、FW陣にはボールを受けた後の動き方を身振り手振りで示し、中盤の選手には説明を繰り返すなど、チームとして狙いとする動きの徹底を図っていました。

DPR KOREA戦で得た勝ち点3で白星スタートを切った日本は、2大会ぶりの優勝へ、初日を終えて首位に立っています。

その初戦で、ガンバ大阪でも同僚のMF井手口陽介選手の決勝ゴールをアシストしたMF今野泰幸選手は、「満足の行く試合ではなかった。このメンバーならもっともっとできると思う」と話し、1試合戦ったことで「(みんなの)特長もしっかり分かって、次は良い試合ができるのが良い選手だと思う。なんとか変えていきたい」と話しています。

次に対戦する中国代表は初戦で韓国代表と2-2で引き分けています。

AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で中国選手と対戦経験のあるDF山本修斗選手(鹿島)は、「球際の強さと高さがあり、セットプレーに自信を持ってくる印象がある。攻守の高さやそこでのデュエルでも負けたくない」と意気込んでいます。

12日(火)の第2戦も東京の味の素スタジアムにて開催。19:15キックオフの予定です。

選手コメント

DF #4 谷口彰悟 選手(川崎フロンターレ)
DPR KOREA戦を苦しみながら勝てたのは良かったです。前半は探り探りの部分がありましたが、みんなで修正してコミュニケーションを取って、次は良い試合できる自信があります。またチャンスが貰えた時に良いプレーができるようにしたいです。ワールドカップのメンバー入りへは僕は最後のチャンスという思いが強い。みんなで同じ方向へ向けて一つになって戦いつつ、個人のアピールができればベストです。

DF #20 室屋成 選手(FC東京)
(初戦は)難しい試合でしたがチーム全体で耐えて、最後に得点できたので、そこが全てかなと思います。前半少し硬くなって、ボールを奪いに行こうとして相手に強く当たり過ぎた部分はありましたが、後半は上手く修正できたと思います。ここからなので、代表戦初出場の喜びなどはそれほど感じていません。

DF #21 山本脩斗 選手(鹿島アントラーズ)
初戦は相手が引いた中での得点の難しさを感じましたし、もう少しコミュニケーションの部分など合わせる必要があると感じました。練習でアピールして、試合に出られたら、普段以上に近くの選手とのコミュニケーションは必要になってくると思うので、そこは大事にしたいです。

MF #10 大島僚太 選手(川崎フロンターレ)
初戦に勝てたのは大きいですし、やりにくさがあってもチャンスをモノにできたのは良いことだと思います。監督からは相手の背後を狙うことはどんなタイミングでも言われているので、そこは意識して応えていかないといけないと思っています。ただ、すごく引かれて背後を狙う可能性がない時は、違った方法が必要かと思います。ボランチかトップ下かで多少役割は違いますが、それぞれしっかり準備したいです。

MF #17 今野泰幸 選手(ガンバ大阪)
みんながポジションに居すぎて、あまり崩さなかったので、相手の陣形を崩す工夫が足りなかったと思います。僕もポジションが低かった。もう少し前で、決定機を作る前のパスをどんどん出していきたい。良くなる要素はあると思っているので、しっかりトレーニングして少しずつ摺り合わせて、次戦へいいイメージを持って臨みたいです。

FW #7 倉田秋 選手(ガンバ大阪)
1戦目ということでリスクをかけずに安全なパスが多かった印象があります。決定機に繋がるパスをもっと狙う必要がありました。ああいう劇的な勝ち方をするとチームもよりまとまります。これから総力戦になるので、チームでまとまって勝利に向かって戦いたい。代表チームは結果を出した者が生き残っていきます。この大会で結果を残したいです。

FW #9 川又堅碁 選手(ジュビロ磐田)
昨日は途中から上手く試合に入れたのはよかったですが、正直、最初から出たかったです。自分は(ワールドカップのメンバー入りへの)覚悟などは関係なく、単純に次の中国戦に勝ちたいですし、この大会に優勝したいと思っています。だから目の前の試合を1試合1試合やりたい。コンディションとメンタルが重要だと思うので、今日明日で一番いい状態へ持っていきたいと思っています。

FW #11 小林悠 選手(川崎フロンターレ)
前線の選手は常に相手の背後を狙うことを監督から言われていましたが、相手にブロックを低く作られて難しかったです。もう少しボールを保持して相手を引き出してから攻める工夫ができていれば、もう少しうまく攻められたかなと思います。

スケジュール

EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会
12月9日(土) 1-0 第1戦 vs 朝鮮民主主義人民共和国代表
(味の素スタジアム)
12月10日(日) 11:00 トレーニング(味の素フィールド西が丘)【一般公開】
12月11日(月) PM トレーニング【一般非公開】
12月12日(火) 19:15 第2戦 vs 中国代表
(味の素スタジアム)
12月13日(水) 11:00 トレーニング(味の素フィールド西が丘)【一般公開】
12月14日(木) PM トレーニング【一般非公開】
12月15日(金) PM トレーニング【一般非公開】
12月16日(土) 19:15 第3戦 vs 韓国代表
(味の素スタジアム)

※スケジュールや会場は急遽変更になる場合がございます。

JFA-TV

  • 室屋成 選手 (FC東京) インタビュー

  • 今野泰幸 選手 (ガンバ大阪) インタビュー

  • 小林悠 選手 (川崎フロンターレ) インタビュー

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EAFF E-1 サッカー選手権 2017 決勝大会

男女ともに、中国、日本、朝鮮民主主義人民共和国、韓国の4チーム総当りによるリーグ戦で東アジアサッカーの頂点を競います。12月8日(金)から16日(土)まで、男子は味の素スタジアム(東京)、女子は千葉市蘇我球技場(フクダ電子アリーナ/千葉)で行われます。

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