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川口能活氏が2001年のユーゴスラビア代表戦を振り返るJFATV Classics Vol.1
2020年04月10日
公益財団法人日本サッカー協会はコロナウイルス感染予防のため自宅で過ごされている全ての方々にサッカー観戦をお楽しみいただけるよう、過去の日本代表戦をJFATV Classicsと題し配信いたします。第1回目は2001年7月4日に行われたキリンカップサッカー2001、ストイコビッチ選手を擁するユーゴスラビア代表戦です。今回は、当時ゴールキーパーとして出場した川口能活氏に当時を振り返っていただきました。
初回放送は4/10(金)21:00より、Youtubeプレミア公開(同時視聴)で皆さんにお楽しみいただきたいと思います。また、試合はアーカイブされ、その後も視聴可能ですので、週末も日本代表戦を自宅でお楽しみください。 #StayHome #うちで過ごそう
ナビゲーター:川口能活氏(日本サッカー協会 ナショナルトレセンコーチ)
この試合は2002FIFAワールドカップ 日本/韓国の前年に行われた試合です。試合会場はワールドカップスタジアムとなる大分のビッグアイ(大分スポーツ公園総合競技場)で行われました。まだ完成したばかりの新しいスタジアムでした。「キリンカップサッカー2001」は日本、パラグアイ、ユーゴスラビアの3ヶ国でリーグ戦を行う大会方式で、日本は初戦でパラグアイに勝利し、このユーゴスラビア戦に勝利すれば優勝という状況で高いモチベーションで試合に臨みました。
当時は翌年に自国でのワールドカップ開催を控えていたということもあり、とても大切な時期でした。その中で6月にFIFAコンフェデレーションズカップで準優勝、そしてこの7月のキリンカップでも優勝という結果を残し、選手もチームもワールドカップに向かって集中し、成熟しつつあり、競争力の高いチームになっていました。結果も残し、チームも自身もとても充実した時期を過ごしていたことを覚えています。
勝てば優勝という状況でチーム全体の士気が高く、心身ともに充実した日本のパフォーマンスを見ていただきたいですが、もう一点、相手チームには当時、名古屋グランパスに在籍していたドラガン・ストイコビッチ選手がユーゴスラビア代表の一員としてプレーしていました。この試合を最後に代表でのプレーを引退すると表明していたストイコビッチ選手のユーゴスラビア代表としての最後の試合であり、またクラブレベルでは対戦をしていたストイコビッチ選手が代表ではどういうプレーをするのかが私自身とても楽しみにしていましたし、皆さんにも是非その辺りも見ていただけたらと思います。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、ライブでスポーツを観戦することが出来ない状況です。
約20年も前の試合になりますが、サッカーを愛する皆さんがこの試合を見て少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
※配信は終了しました。
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