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【グループステージ対戦国】最後の1チームは大陸間プレーオフで決定 ~FIFAワールドカップカタール2022~
2022年04月05日
大陸間プレーオフ OFC vs CONCACAF
SAMURAI BLUE(日本代表)がグループステージ第2戦で対戦する相手は、6月にカタールで開催予定の大陸間プレーオフで決まる。同プレーオフでは、オセアニアサッカー連盟(OFC)予選を勝ち抜いたニュージーランドと、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)最終予選で4位となったコスタリカが顔を合わせる。
ニュージーランド オセアニア予選を全勝で順当に勝ち抜く
新型コロナウイルスの影響を受けて開催が遅れ、今年3月後半にカタールで行われたオセアニア予選。1位となったニュージーランドが大陸間プレーオフ出場権をつかんだ。突破の最有力候補に挙げられていただけに、順当な結果と言えるだろう。戦った5試合に全て勝利し、決勝はソロモン諸島を5-0と圧倒した。この試合で得点をマークしたクリス・ウッド、ジョー・ベル、マシュー・ガーベットは、いずれも東京オリンピックに参加し、0-0からのPK戦で日本に敗れた準々決勝にも出場している。
エースはセンターフォワードのウッド。今回のオセアニア予選では最多の5得点をマークし、東京オリンピックでも2点を決めた。2010FIFAワールドカップ南アフリカにも18歳で出場。現在はイングランド・プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッドでプレーする。強豪イタリアなどと3戦3引き分けで、無敗のグループステージ敗退だった2010年大会出場メンバーでは、32歳のトミー・スミスが守備を引き締める。
FIFAランキング:101位 ※2022年3月31日発表
FIFAワールドカップ出場2回:1982、2010
対戦成績:日本の3勝2敗(得点10、失点7)
コスタリカ 最終予選後半戦の猛追で3位以内にあと一歩
8チームがホームアンドアウェイの2回戦総当たりで戦った北中米カリブ海最終予選では、前半戦と後半戦で戦いぶりが大きく異なった。最初の7試合では1勝3分3敗と思うように勝点が伸びず。ところが昨年11月のホンジュラス戦勝利を皮切りに、後半戦は6勝1分の快進撃。自動的に本大会出場権を獲得できる3位以内には届かなかったものの、3位のアメリカに勝点で並ぶ猛追を見せた。
FIFAワールドカップにおける活躍で目立ったのは2014年ブラジル大会。ウルグアイ、イタリアを連破し、イングランドと引き分けてグループステージを突破。ギリシャをPK戦で退け、準々決勝ではオランダにPK戦の末に惜敗した。当時の主力だった守護神のケイロル・ナバス、ストライカーのジョエル・キャンベル、技巧派のブライアン・ルイスは現在のチームでも戦力だ。彼らと共に前回の2018年ロシア大会にも出場したセントラルMFのセルソ・ボルヘスは、今年3月にカナダの突破に待ったをかけた試合で、殊勲の決勝点を決めている。
FIFAランキング:31位 ※2022年3月31日発表
FIFAワールドカップ出場5回:1990(ラウンド16)、2002、2006、2014(準々決勝)、2018
対戦成績:日本の3勝1分(得点10、失点2)
FIFAワールドカップカタール2022
大会期間:2022年11月21日(月)~2022年12月18日(日)
グループステージ
第1戦 11月23日(水) 16:00[現地時間] vs ドイツ代表
第2戦 11月27日(日) 13:00[現地時間] vs 大陸間プレーオフ勝者(ニュージーランド/コスタリカ)
第3戦 12月1日(木) 22:00[現地時間] vs スペイン代表
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