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U-17日本代表、チリとの戦いを制して大会を終える ~スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)プログラム 南米・日本 U-17サッカー交流~
2019年02月24日
SFTプログラム 南米・日本U-17サッカー交流 U-17日本代表 vs U-17チリ代表
2019年2月23日(土) キックオフ時間 18:00(現地時間) 試合時間 90分(45分ハーフ)
Estadio Munichipal de San Bernardo(チリ/サンティアゴ)
U-17日本代表 3-1(前半2-0、後半1-1)U-17チリ代表
得点
15分 若月大和(U-17日本代表)
33分 若月大和(U-17日本代表)
52分 失点(U-17チリ代表)
84分 成岡輝瑠(U-17日本代表)
スターティングメンバー
GK:鈴木彩艶
DF:中野伸哉、山田奈央、藤原優大、鈴木海音
MF:三戸舜介、成岡輝瑠、田中聡、田中克幸
FW:若月大和、唐山翔自
サブメンバー
GK:野澤大志ブランドン
DF:畑大雅、下川太陽、鷲見星河
MF:有田恵人、中野桂太
FW:津久井匠海
交代
60分 田中克幸 → 津久井匠海
60分 藤原優大 → 畑大雅
76分 三戸舜介 → 有田恵人
76分 唐山翔自 → 中野桂太
87分 若月大和 → 下川太陽
87分 鈴木海音 → 鷲見星河
マッチレポート
U-17日本代表は今回のチリ遠征の締めくくりとなる地元U-17チリ代表との試合を2月23日(土)に迎えました。お互いにU-17パラグアイ代表に負けた後の1戦ということで、森山監督からは「強いチームは連敗しない、相手の土俵でも負けない」と声を掛けました。そして、「自分たちの時間を増やし、守る時間を減らしていく、相手の足を止める」とチームコンセプトを確認しました。
前半は絶対に2連敗はしたくないという気持ちを見せた日本が後方からDFラインの裏を狙ってボールを運びペースを掴みます。そして、幾度とチャンスを作っていた日本が先制に成功します。15分に高い位置でボールを奪ったMF成岡輝瑠選手がそのままドリブルで持ち上がります。そして、FW若月大和選手にスルーパス。このボールを確実に決めて1-0とします。さらにFW若月選手が今度はドリブルで仕掛けると相手からファウルを受け、PKを奪います。このPKを自らが33分に決めて2-0とします。その後も戦う姿勢を見せ続けた日本は相手に点を奪われることなく前半を終えました。
後半に入るとチリ代表も交代選手を投入して流れを変えようとします。そして、52分に相手コーナーキックからGKがファンブルしたところを詰められて日本が失点。2-1となります。その後は両チームともに熱く激しく戦い、日本も南米特有のバトルに真っ向勝負をしていきます。そして、84分に日本に追加点が生まれます。相手コーナー付近の角度のない位置でファウルをもらうと、MF成岡輝瑠選手が直接ゴールを狙います。ファーサイドを狙ったボールはキーパーの手の上を超えてゴール右隅に決まりリードを広げました。その後も激しくぶつかり合ながら、日本の選手たちは最後まで走ってピンチをしのぎ、3-1で勝利を掴みました。
「相手の土俵でも負けない」という森山監督の言葉通りのサッカーを表現した日本は会心の勝利を掴み、大会を1勝1敗で終えました。また、試合には21日(木)に訪問したサンチャゴ日本人学校の子供たちが多く観戦に訪れ、日本の選手たちを応援してくれました。
U-17日本代表は24日(日)にチリを出発して26日(火)に日本に戻ります。
選手コメント
DF #3 鈴木海音 選手(ジュビロ磐田U-18)
今日は全員が闘う気持ちをむき出しにして積極的にゴールに向かっていきました。守備においても気持ちが入ったとてもいい勝利でした。しかし、昨日のパラグアイ戦では相手の少ないチャンスで2点決められてしまい、ディフェンスとしてとても悔しい結果で、こっちが優位でも負けてしまうという事が強烈に頭に残っています。この悔しさ、南米の地で南米のチームと2試合できた経験を活かすも活かさないも自分次第なので、帰って自分にできることを本気で意識して取り組みます。
MF #8 成岡輝瑠 選手(清水エスパルスユース)
まず今回の遠征に選ばれたことを嬉しく思います。今日のチリ戦は自分もゴールを決めて勝利することができました。そして、内容的にも全力で戦うことができ相手を圧倒できたと思います。しかし、自分は昨日の敗戦したパラグアイ戦では失点に絡むプレーをしてしまいすごく悔しかったです。状況に応じたプレーや質は他の選手と比べてもまだまだ低いのでそれらを今後の課題として取り組んでいきたいです。
MF #14 三戸舜介 選手(JFAアカデミー福島U18)
今日はチリ遠征の最後の試合でした。前日のパラグアイ戦で負けて悔しい思いをこの試合にぶつけることができ、勝利することができました。この遠征ではサッカーでも生活面でも色々と上手くいかないも多かったですが、約一週間と言う短い時間でチームが一丸となりチームとして成長できました。また、チームだけでなく個人でも南米という場所で日本ではできないような経験をして成長出来たと思います。今年はU-17ワールドカップが開催されるのでその大会に出られるように、一日一日を大切にして南米で得た経験を活かしチームに帰って意識を高く持って日々を過ごしていきたいと思います。最後に、この遠征を良い形で終えることが出来て良かったです。
FW #10 唐山翔自 選手(ガンバ大阪ユース)
今日のチリ代表との最終戦は相手のホームということで厳しい試合になると試合前から分かっていましたがそういった中で勝ちきれて良かったです。チームとしては皆が集中して試合に入ることができて主導権を握れました。途中押し込まれる時間帯もありましたが全員で守りきってその中で相手の裏を取る攻撃を繰り返しできたことによって勝てたと思います。個人としてはフォワードというポジションでプレーしたにも関わらず点が取れなかったのでこの悔しさを日本に帰っても持ち続けてどんな相手と対戦しても得点がとれるフォワードになりたいと思います。
スケジュール
SFTプログラム 南米・日本サッカー交流 | ||
---|---|---|
2月20日(水) | 2-1 | トレーニングマッチ vs. U-19 CSDコロコロ(Colo-Colo) |
18:00 | 試合観戦【U-17チリ代表 vs. U-17パラグアイ代表】 (Estadio Munichipal de San Bernardo) |
|
2月21日(木) | AM | トレーニング |
AM | サッカー交流会(サンチャゴ日本人学校) | |
2月22日(金) | 1-2 | 第1戦 vs. U-17パラグアイ代表(Estadio Munichipal de San Bernardo) |
2月23日(土) | 3-1 | 第2戦 vs. U-17チリ代表(Estadio Munichipal de San Bernardo) |
※時間はすべて現地時間
※スケジュールは、チームのコンディションや天候等により急きょ変更する場合があります。
「スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)」とは
2020年オリンピック・パラリンピック競技大会を東京に招致する際、IOC総会において安倍晋三首相が発表したことをきっかけに始まった日本政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業です。2014年から2020年までの7年間で、開発途上国をはじめとする100カ国以上・1000万人以上を対象としたあらゆる世代の人々にスポーツの価値を広げていく取組みです。
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