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1道5県17クラスでローソン「夢の教室」募金による夢の教室オンラインを開催
2020年12月10日
JFAこころのプロジェクトでは、ローソングループの「夢の教室」募金によるオンライン授業を、北海道、島根県、高知県、岡山県、大分県、熊本県の小学5年生と、中学2年生の17クラスで実施しました。多くの学校では、新型コロナウイルス拡大により学校行事を例年通り開催できない状況があるなか、子どもたちは、この「夢の教室オンライン」を楽しみに待っていてくれました。
石狩市立石狩小学校5年1組の教室の画面に、新体操のリボンを回しながら夢先生の田中琴乃さんが登場すると、みんな一気に画面に惹きつけられていきました。田中先生が競技を始めたきっかけや自分たちと同じ年頃の話、夢を持つきっかけ、大きな挫折、夢に向かって努力していく話をみんな真剣に聞き入っていました。授業の終わりには、多くの子供達が自分自身の夢と、そのために今できることなどを発表してくれました。ローソン「夢の教室」募金による授業は、引き続き来年2月までオンラインで届けてまいります。
◆登壇した夢先生(10/13~12/2:敬称略/登壇順)◆
藤井瑞希(バドミントン)/坪井保菜美(新体操)/小口貴久(リュージュ)/吉田実代(ボクシング)/中川聴乃(バスケットボール)/柴田亜衣(水泳)/片岡安祐美(野球)/WINDY智美(総合格闘技)/波戸康広(サッカー)/田中琴乃(新体操)
担任の先生コメント
今井由香 先生(石狩市立石狩八幡小学校 5年1組)
今回は、子どもたちのために貴重な経験をさせていただきありがとうございます。オンラインでの授業ということもあり、最初のうちは、子どもたちも緊張していた様子だったのですが、画面の中の田中琴乃先生のお話を楽しく聞くうちにどんどん引き込まれていきました。個人的には、オリンピックに出場した方のお話を、こういった形で聞くことができて非常に面白かったですし、やはり夢を叶えた人でも大きな挫折があって、そこを乗り越えてきているのだなと改めて思いました。子どもたちと以前職業に関して話をした時とは、また少し違うことを夢シートに書いている子どもたちや、 田中先生のお話の中で心に残る言葉の数々を書き込んでいて、かなり影響があったのだなと思いました。本当にありがとうございました。
夢先生コメント
田中琴乃 さん(元新体操日本代表)
今回は、オンラインでの授業でしたが、本当に直接教室でみんなに会っているかと感じるくらいコミュニケーションをとってお話することができたので、とても楽しい時間を過ごせました。中学2年生の授業に比べると小学生5年生は、ちょっとふざけてしまったりする事もあったりするのですが、「イキイキ・ワイワイ」した中でも、夢や目標の大切さや、夢を叶えるために自分が心がけていたことのお話が、子どもたちにも伝わっている感じがあって、安心して話せる、少し大人な子どもたちでした。みんなの「夢の発表」では、思っていたよりも手が挙がって多くの子どもたちが発表してくれたので、嬉しかったですし、それと同時に発表を聞いている周りの子どもたちの姿勢や目線も素晴らしかったです。とっても素敵なクラスだなと感じました。今回、素敵な子どもたちとの出会いの機会を作っていただいたローソンさんありがとうございます。
JFAこころのプロジェクト
様々な競技の現役/OB/OGのスポーツ選手などを「夢先生」として学校へ派遣し、「夢を持つことやその夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などをゲームと夢先生の体験談を通じて子どもたちに伝えています。
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