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JFAこころのプロジェクト auじぶん銀行の協賛でオンライン授業を実施
2020年11月27日
JFAこころのプロジェクトは、auじぶん銀行株式会社の支援を受け10月30日(金)に、大阪市立味原小学校で「夢の教室」のオンライン授業とauじぶん銀行による「お金の授業」を実施しました。同社は2020年4月から本プロジェクトへの支援をスタートしており、初回授業となった今回は、同社の代表取締役社長・臼井朋貴氏の母校である味原小学校での開催となりました。
今回は「夢の教室」を行う前に、臼井社長が自ら先生として登壇し、特別授業である「金融教室(お金の授業)」を実施。auじぶん銀行のオリジナル金融教育コンテンツである「auじぶん銀行劇場 金融昔ばなし」を活用し、子どもたちに「お金の歴史」「お金の流れ」「お金を稼ぐとはどういうことか」について説明しました。
「お金の授業」の次の時間には、臼井社長から夢先生の紹介があり、「夢の教室」をスタート。元サッカー日本女子代表の小林弥生さんが登場し、幼少期から、オリンピック出場という夢を叶えるまでの話を、色鮮やかなパネルや写真を使って、わかりやすく授業を届けました。
夢先生コメント
小林弥生 さん(元サッカー日本女子代表)
新型コロナウイルスの影響が出る以前の「夢の教室」では、実際に子どもたちと会って「ゲームの時間」で一緒に体を動かし、距離が縮まった上で「トークの時間」で話しをするという流れが当たり前にありました。しかし、今年度に限っては、子どもたちの安全を第一に考え、全ての授業をオンラインでの授業に切り替え「夢の教室」を行うことになりました。画面越しの出会いになることで、子どもたち一人一人の個性も私の人となりも分かりづらくなることを懸念しました。いつもよりも視覚支援を意識し、私がサッカーで学んできた、夢は一人では叶えることができなかったこと、好きなことや得意なことから夢や目標に繋がり、できることをもっとうまくするため、できないことをどうすればできるようになるのかを「考えて行動する」ことが「努力」と捉えて取り組んできたことを伝えました。結果的に、クラスの半分ぐらいの子どもがいろんな夢を発表してくれたのを聞いて、オンラインでも伝えることができたのかなと少し安心しました。
auじぶん銀行様、学校関係者の皆様、JFAスタッフの皆様のおかげで、味原小学校の子どもたちと会うことができました。感謝の気持ちを忘れずに私自身これからも自分を信じて、味方を信じて、夢や目標に向かって今できることを続けていきたいと思います。
担任の先生コメント
岩本哲也 先生(大阪市立味原小学校 5年生担任)
「お金の授業」では、本校の卒業生である auじぶん銀行代表取締役社長・臼井先生に行っていただいたこともあり、子どもたちは意欲的に話を聞いていました。金融昔ばなし「うさぎとかめ」を紹介していただき、人の生活を便利にしたり豊かにしたりするとお金を稼げること、お金は社会の中で循環していること、いろいろな支払方法があることを知りました。「夢の教室」では、元なでしこジャパンの小林弥生先生に、夢をもったきっかけや夢に向かう中であった挫折などを話していただきました。子どもたちは終始、真剣に小林先生の話を聞いていました。「ひとりじゃない」「感謝の気持ちを忘れない」「努力=考えて行動する」「自分を信じて、味方を信じて」など、印象に残る言葉がたくさんありました。このような機会を用意していただき、ありがとうございました。
支援企業コメント
臼井朋貴 様(auじぶん銀行株式会社 代表取締役社長)
今回、コロナ禍ということもあり、直接学校に足を運ぶことはできなかったのですが、担任の岩本先生や、夢先生の小林弥生さん、日本サッカー協会の皆さんのご協力のおかげで、私の母校である味原小学校で「夢の教室」のオンライン開催をすることができました。このような状況の今だからこそ、改めて「夢を持つことの素晴らしさ」「それに向かって努力することの大切さ」を伝えることに意味があったと思います。本当にありがとうございました。味原小学校での「夢の教室」は初開催ということで、慣れない環境であったかと思いますが、児童の皆さんの学ぼうとする姿勢に感銘を受けると共に、活発で元気いっぱいの姿を微笑ましく感じました。
わたくしどもauじぶん銀行は、SDGs宣言の中で「子供たちの未来を創る」という重点施策を掲げ、金融機関として「子ども向け金融教育」に取り組んでおります。今回はその一環として、児童の皆さんへ「お金の授業」を開催させていただきました。日本は欧米に比べ、子ども向け金融教育が浸透していない状況ですが、人生100年時代において金融教育は必要不可欠であると考えます。今回のお金の授業をきっかけに、児童の皆さんが金融への興味をもって、豊かな人生を歩むための第一歩になればと願っております。
JFAこころのプロジェクト
様々な競技の現役/OB/OGのスポーツ選手などを「夢先生」として学校へ派遣し、「夢を持つことやその夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などをゲームと夢先生の体験談を通じて子どもたちに伝えています。
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