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JFAこころのプロジェクト「夢の教室」オンラインを静岡県伊豆の国市で実施

2021年05月25日

JFAこころのプロジェクト「夢の教室」オンラインを静岡県伊豆の国市で実施

JFAこころのプロジェクトは、5月18日(火)に静岡県伊豆の国市立長岡北小学校の5年生にオンラインで「夢の教室」を実施しました。
今回「夢の教室」で教壇に立ったのは、サッカーJリーグとフットサルFリーグの両方で活躍した川股要佑さんです。
伊豆の国市では2013年から「夢の教室」を実施しています。今回登壇した川股先生は、夢先生のアシスタントとして2回ほど現地長岡北小学校を実際に訪問していて、昨年度は今回同様オンラインで今の6年生の夢先生も務めました。
授業の中で川股先生は、「夢を叶えるための努力は、小さなことで良いから続けること」と自分がチームの練習についていけなかった中学時代の話を例に取り、「「早起き」と「走る」という事を決めて毎日実行した」といった出来ることをコツコツ積み重ねるというシンプルなスタイルを力強くお話ししました。
授業の中で子どもたちが、自分の夢や目標、そして授業の後に夢先生へのメッセージを書いた「夢シート」には、夢先生が一人ひとりにメッセージを書いてサインと写真を添えて子どもたちのもとへ返却されます。

夢先生コメント

川股要佑 さん(サッカー/フットサル)
今年度は自分にとって初の「夢の教室」で、少し緊張しながら臨みましたがモニターを通じてでも十分に伝わってくる子どもたちの元気な姿に一気に気持ちがほぐれました。
こちらが一方的に話すのではなく、参加型のクイズや、子どもたちの名前を呼びかけることで、オンラインでありながらも常に子どもたちと一緒に授業を進めていく事を意識しました。
伝えたかった「コツコツ目の前の出来る事から取り組む」や、「チャレンジの大切さ」が伝わっている手応えを感じました。
それでもオンラインと言う事で、子どもたちの細かな表情全ては見えず、自分の話が子どもたちに伝わっているのか不安になる時がありました。そんな時も担任の飯塚先生や、伊豆の国市教育委員会の石橋さんが教室の後ろで大きく頷いてくれる姿を見て安心感を頂きました。とても進めやすい環境をご用意してくださりありがとうございました。
途中で何度か「夢シート」の各項目に記入する時間を取りました。皆一生懸命に書いてくれていたので、自分の手元に届くのが楽しみです。
本日は、本当にありがとうございました。

自治体担当者コメント

石橋美香 様(伊豆の国市役所スポーツ振興課)
4月からJFAこころのプロジェクトの担当になり、今回学校で子どもたちと一緒に初めての「夢の教室」を体験しました。なにより素敵な授業に驚きました。
夢先生のつらかった時の話は、子どもたちと違って大人になった自分だからかもしれないですが、うるうるときてしまいました。夢先生が、授業の中でホワイトボードに描く夢曲線の下がった「つらい」「苦しい」ところを、いかにして乗り越えてきたか子どもたちでもわかるような表現や内容で熱っぽく伝えるところは迫力満点でした。

5年生担任コメント

飯塚健太 先生(長岡北小学校)
「夢の教室」もオンライン授業も初めてだったので、子どもたちには事前に「貴重な経験だからしっかり聞こう」とは伝えましたが、特別な準備はしていませんでした。それにも関わらず子どもたちが、最初から積極的な姿勢でイキイキと授業を受けていてびっくりしました。
夢先生の授業内容がとてもおもしろく、お話の進め方もうまい。集中が切れてきたなというタイミングで指名したり、伸び(ストレッチ)をいれたりといった工夫も素晴らしかったです。とても楽しい時間でした。

JFAこころのプロジェクト

様々な競技の現役/OB/OGのスポーツ選手などを「夢先生」として学校へ派遣し、「夢を持つことやその夢に向かって努力することの大切さ」「仲間と協力することの大切さ」などをゲームと夢先生の体験談を通じて子どもたちに伝えています。
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