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U-17日本女子代表候補 連日のトレーニングマッチで現在地を確認、課題を見つけチャレンジを続ける

2022年04月13日

U-17日本女子代表候補 連日のトレーニングマッチで現在地を確認、課題を見つけチャレンジを続ける

U-17日本女子代表は、4月10日(日)から福島県のJヴィレッジで活動を開始しました。

初めて代表に招集された選手や久々に参加した選手がいる中、初日は、アイスブレイクを中心としたトレーニングを行い、選手間のコミュニケーションをより深めました。4月10日まで、同じくJヴィレッジで行われていたなでしこジャパンのトレーニングキャンプを終え、池田太監督がU-17日本女子代表のトレーニングキャンプを視察。夜のミーティングでは、実際に指揮を取ったFIFA U-20女子ワールドカップフランス2018、FIFA U-17女子ワールドカップウルグアイ2018大会で経験したことを、選手に語りました。新型コロナウイルスの影響で、FIFA U-17女子ワールドカップインドの予選である2022 AFC U-17 Women's Asian Cupは中止となり、海外での経験を積むことが難しい状況の中で、実際にワールドカップを経験したスタッフの話を聞き、選手はワールドカップに対する想像力を膨らませていきます。

4月11日(月)には、尚志高校(女子)とトレーニングマッチを行い4-3で勝利、4月12日(火)には、いわきFC U-15とトレーニングマッチを行い、3-2で勝利を収めました。トレーニングマッチで課題は出てきたものの、トレーニングで積み上げてきた成果を、試合で発揮できるようになってきました。

トレーニングキャンプも終盤にさしかかり、4月13日(水)には、このキャンプ最後のトレーニングマッチを行います。この3日間の集大成となるトレーニングマッチに向けて、選手は準備を進めていきます。

選手コメント

DF 楠さやみ 選手(セレッソ大阪堺ガールズ)
今回のトレーニングキャンプでは、トレーニングマッチや様々なレクチャーがあり、とても良い刺激になり、自分たちの立ち位置を再確認することができました。初日のトレーニングマッチでは新たなフォーメーションでチャレンジし、多くの課題を見つけることができました。
佐々木女子委員長にレクチャーしていただき、”成功の反対は失敗ではなく、チャレンジしないこと”と教わりました。また、感謝の気持ちを忘れずに大好きなサッカーをすることがたいせつということを学びました。なでしこジャパンのウォーミングアップと試合をスタンドから見た時に、それぞれの選手で体を作り始めるタイミングやルーティーンを見ることができ、私達も実践してみようと思いました。このキャンプでは、これからのチームにとってプラスになるものをたくさんつかめることができたと思います。この経験を生かし、私達が今、こうしてサッカーをできることに感謝し、ワールドカップ優勝に向けてチーム全員で高めあっていきます。

MF 三冨りりか 選手(神村学園高校)
今回のキャンプは前回のキャンプとは違うフォーメーションで新しいことにチャンレンジしました。フォーメーションが変わり、今まで以上にコミュニケーションを取ることが大事だと感じました。トレーニングでは、前線から積極的にボールを奪いに行くことを共有し、トレーニングマッチでは、攻守においてハードワークして勝ち切ることができたのですが、改善すべき課題が見つかったので、全員で向き合い、次につなげていきたいです。3日目の夜には、佐々木則夫さんが講義をしてくださいました。その中で、先輩が作り上げてきたなでしこらしさを自分たちも受け継ぎ、大切にしていきたいです。

MF 柴田瞳 選手(ノジマステラ神奈川相模原ドゥーエ)
今回のキャンプでは、フォーメーションが変わったこともあり、多くのことにチャレンジしました。その中でも、CKになった時の切り替えの速さや守備時のコーチング、球際などを意識してチャレンジしました。私は、今回FWの守備と沢山呼び込むことを頑張りました。わからないことをコーチに聞いて、それを実践しました。チームに帰ってからも意識して、得点に繋がるようにしたいと思います。また今年はワールドカップがあるので、海外でも通用するようにしたいです。残り2日あり、練習試合があるので、沢山チャレンジして、出来なかったことを自チームに持ち帰って次の合宿までに成長したいと思います。

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