JFA.jp

JFA.jp

EN
ホーム > 女子サッカー > 最新ニュース一覧 > なでしこジャパンの欧州遠征がスタート、三浦知良選手らが激励に駆けつける

ニュース

なでしこジャパンの欧州遠征がスタート、三浦知良選手らが激励に駆けつける

2023年04月05日

なでしこジャパンの欧州遠征がスタート、三浦知良選手らが激励に駆けつける

なでしこジャパン(日本女子代表)は4月4日(火)、国際親善試合を戦うポルトガルの地で2023年2回目の活動をスタートしました。今回の活動は7月に控えるFIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023を前にした最後の海外遠征で、メンバー選考も佳境を迎えるなか、25選手が集って2試合を戦います。

3日(月)にWEリーグでプレーする14選手が日本を発ち、現地時間の翌日午前1時にホテルに到着するという長旅を経てポルトガルへ到着。翌4日の午前は軽運動のみのアクティブレストに取り組み、午後に最初のトレーニングを行いました。練習開始前にはポルトガル・UDオリヴェイレンセに所属する三浦知良選手がチームの激励に駆けつけ、「このポルトガル、デンマーク遠征もワールドカップに向けてのものだと思うので、ぜひここで良い準備をしてほしい」となでしこジャパンの選手たちにエールを送りました。その後始まった練習はステップワークや狭いグリッドでのパス回しに続いてフィールドプレーヤーを3グループに分けたポゼッショントレーニングなど、ボールを使いながら運動量を確保し、コンディション調整に汗を流しました。練習の最後は後方からのビルドアップをスタートにクロスからのシュートを行い、岩渕真奈選手が鋭いヘディングシュートを放つなど、3日後の試合に向けてそれぞれの感覚を再確認する時間にもなりました。ゴールキーパー陣はウォーミングアップから様々な球種のシュートストップを行い、最後のクロス・シュートにもゴールマウスに入り対応するなど、全体で約90分にわたる初日のトレーニングでしっかりと身体を起こしました。なお、この日の午前にポルトガルへ到着した遠藤純選手はランニング中心のメニューをこなし、各選手、自身の状態に合わせ試合に向けた準備を進めました。

今回の活動ではポルトガル女子代表、デンマーク女子代表との国際親善試合を戦います。ミーティングでは池田太監督が、7月に向けてより細部を突き詰めていくこと、そしてチームと個人の成長を継続させ、ワールドカップ本大会で日本全体にパワーを送れるようそれぞれがピッチ内外で存在価値を示していこうと選手、スタッフに語りかけました。成長を期しながらもチームとしての成熟度も高めていくべく、欧州で密度の濃い時間を過ごしていきます。

選手コメント

DF #3 南萌華 選手(ASローマ/イタリア)
ワールドカップに向けて最終段階に入ってきているので、今まで積み重ねてきたことにトライしながら、良いことも悪いことも出てくると思いますが、そういうことに対ししっかりと、前向きに改善していくための取り組み、チームとしてのトライを多くしていきたいです。個人的にもワールドカップに向けて重要な2試合だと思っているので、色々なことをみんなと合わせていくということを意識してやりたいと思います。
SheBelieves Cupの3連戦で出てきた課題もありますが、新しい相手と対戦すると新しい課題が出てくるのは当然ですし、今まで出てこなかった課題が出てくるということはプラスなことだと思います。そういうふうに前向きに捉えながら、いろいろな戦い方をしてくる相手に対して自分たちも臨機応変に戦う力を身につけていきたいです。新しい課題を前向きに捉えること、チームとしてやってきたことを継続してやりながら得点を狙っていこうとチームでも話しています。目に見える結果をしっかり出していければと思います。

FW #10 岩渕真奈 選手(トッテナム・ホットスパーFC/イングランド)
自分自身がこのチームにずっと参加できていたわけではない中で、自分がやるべきことをやりながらも、雰囲気づくりや盛り上げることなど、プレー以外でできることもやりたいです。前回の活動時も色々痛みがあった中でしたが、少しずつ良くなってきているので、サッカー面では自分のプレーをしっかり出せるようにそして、チームに貢献できるように頑張りたいと思います。
スリーバックへのトライも含めて、この1年で確実に可能性は見えてきているし、上向きになっています。そこに自信を持ちながら、プラスしてもっともっと強豪相手にも点を取りにいくことをしたいです。2月のSheBelieves Cupで勝利したカナダ戦は相手も相当疲れていたし、やはりワールドカップとは別物の試合なので、そこに向かうという意味ではもっと突き詰めていかなければいけないです。強いチームの雰囲気というものはあると思うので、自分はそこを求めていきたいです。

FW #11 田中美南 選手(INAC神戸レオネッサ)
(昨年11月以来の参加で)ここが自分の目指すべきところだなと改めて思いました。SheBelieves Cupという大きな経験値を得られる場に居られなかったことは残念ですが、その分今回の合宿で色々なことを吸収したいです。その中でより多くのゴールシーンに絡むことと、自分の結果を出すということをやっていきたいです。また自分のことも大事ですが、ワールドカップに向けてチームのことや若い選手のことをケアしたり、ワールドカップに向かっていく雰囲気を自分から発信していきたいです。
カズさん(三浦知良選手)が1時間ほどかかる距離をわざわざ来てくださったり、色々な方がこうして気にかけて応援してくれていることを感じています。自分たちは結果と内容にこだわって、ワールドカップに向けて1日、1日を無駄にできないなと感じました。

国際親善試合

2023年4月7日(金) 17:00 キックオフ予定(日本時間 4月8日(土) 1:00) vs ポルトガル女子代表
会場:ギマラインス(ポルトガル)/Estádio D. Afonso Henriques
大会情報はこちら

2023年4月11日(火) 18:00 キックオフ予定(日本時間 4月12日(水) 1:00) vs デンマーク女子代表
会場:オーデンセ(デンマーク)/Odense Stadium
大会情報はこちら

JFA OFFICIAL
TOP PARTNER
KIRIN
JFA OFFICIAL
SUPPLIER
adidas
JFA MAJOR PARTNER
  • 全日本空輸株式会社
  • SAISON CARD
  • au
  • Mizuho
  • MS&AD
  • MS&AD
JFA NATIONAL TEAM PARTNER
  • APA HOTEL
  • 読売新聞社
アーカイブ
JFAの理念

サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、
人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する。

JFAの理念・ビジョン・バリュー